中津今度は中世ファンタジーに降り立った   作:阿鬼羅

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増援出陣

マルベリット家本邸

 

ジェフリー「来たか、ベルベック」

 

中津「お呼びだとか」

 

ジェフリー「ベルベック先の残敵掃討お見事、そして11歳おめでとう、そこでだ、新たに手飼の傭兵を集め2週間後にドーラント平原に展開するバルザー将軍率いる王国軍に合流せよ」

 

中津「了解しました」

 

ベルベック戦闘団司令部(掘っ立て小屋)

 

中津「さてどうしたもんかな」

 

バルバロッソ「大将、昼から辛気臭え顔してどうしたんですかい」

 

中津「新しく傭兵を雇い入れることとなってなバルバロッソ宛は?」

 

バルバロッソ「3日くれれば幾人か紹介できますが」

 

中津「できれば小規模な傭兵団がいいのだが」

 

バルバロッソ「宛はあります、ただ」

 

中津「ただ?」

 

バルバロッソ「性格に難が」

 

中津「構わん、賃金は以前と同じだいいな、私も酒場で勧誘してくる」

 

バルバロッソ「ジョージの奴を連れてってください御一人で出歩かれるのは不用心ですから」

 

中津「そうしよう」

 

 

ビルドモン酒場

 

中津「店主久しぶりだな」

 

店主「こりゃ貴族の坊っちゃんお世話様です」

 

中津「うん?そこまで来ていたかな」

 

店主「いえいえ、バルバロッソ殿がよく傭兵団やお仲間を連れてお越しになりますから」

 

中津「そうか、店主また傭兵団は居るかな?」

 

店主「出来立てほやほやの傭兵団がそこに」

 

ジョージ「店主出来立てはまずいのではないか」

 

中津「ジョージ」

 

ジョージ「な、なんでしょうか」

 

中津「私は気にせんよ、それに新人なら鍛えればいい金は掛からんからな、店主紹介料は?」

 

店主「10人で3500です」

 

中津「安いな」

 

店主「まだ仕事は隣の倉庫の警備しか経験してませんから」

 

中津「そういうもんかね」

 

店主「そういうもんです。少々お待ちを今呼びますので、おいアーハトングの連中を呼んでこい仕事だ」

 

店員「直ちに」

 

中津「見ない顔だな新入りか?」

 

店主「俺の甥っ子ですガラドブラントで働いてたんですが店が潰れたとかでこの酒場に転がり込んできたんです」

 

中津「景気が悪いのか、ガラドブラントの方は」

 

店主「最近そんなもんですよガラドブラントの代官様は矢銭だなんだと絞りますからな」

 

中津「そうか」

 

店主「来たみたいです、ガランこっちだ」

 

ガラン「店主雇い主ってのは」

 

店主「こちらのお方だ、ベルベック様こちらがアートハング傭兵団です」

 

中津「彼らがかね、はじめましてだな私はベルベック、ベルベック・ド・N・フルドランド・マルベリットだ、まあ、司令官呼んでくれればいい」

 

ガラン「アートハング傭兵団隊長のガランです、その、よろしくお願いします」

 

中津「ガランくん、人員と装備はどうなっている?鎧などはあるのかね」

 

ガラン「人員10名、鎧は俺、いいえ自分とマーチ、が皮の鎧と鉄の軽胸当てを残りは、木の盾を持ってますがとても実戦では、武器は全員小ぶりのナイフを一つづつと槍が3本長剣が6本弓が2つ大槌が1つです」

 

中津「騎乗経験は?」

 

ガラン「自分ともう一人が一応、しかし馬がありません」

 

中津「そうか、馬はこちらで用意しよう」

 

ジョージ「よ、よろしいのですか」

 

中津「ジョージ騎兵は戦術の切り札ぞ、馬に乗れる人員は少ないんだからな」

 

店主「騎兵の傭兵必要で?」

 

中津「居るのかね?」

 

店主「黒騎士ですが居ます」

 

中津「紹介を頼みたいが、時間が掛かるかな」

 

店主「2日頂ければ」

 

中津「そうか、では2日後に」

 

そして2日後ベルベック戦闘団司令部には新たに雇用された傭兵たちが集まっていた

 

中津「では各傭兵団部隊長事自己紹介と部隊規模の報告をしてくれ」

 

ガラン「アートハング傭兵団隊長のガランです、人員10名騎乗人数は2名です」

 

ハリー「バルバロッソの旦那から紹介されたエルストマン騎乗傭兵団の隊長ハリーだ、ここなら狩猟もできるって聞いてる、人員は20人全員が騎乗出来る」

 

シュトラッサー「アガルハルト傭兵団のシュトラッサー、人員10人全員騎乗騎射出来る」

 

メラニス「大鷲の嘶き傭兵団のメラニスです、人員30名騎乗は6人装備は30人全員弓装備です」

 

中津「そして私が君たちの雇い主のベルベック・ド・N・フルドランド・マルベリットだ司令官と呼んでくれればよい」

 

バルバロッソ「元炎鉄傭兵団の隊長で現マルベリット戦闘団副司令官を務める炎剣のバルバロッソだ人員は60名騎乗は30名だ」

 

中津「これに新しく徴募し訓練の終わった騎兵20名を加えた150名が我が戦闘団の人員となるそして、実戦の日も近い5日後ドーラント平原に向け出撃する」

 

バルバロッソ「ということは、ドーラント平原に展開するバルザー将軍の指揮下にですか」

 

中津「そうなるな、とはいえ貴族軍になるからなある程度の独自性は認められるはずだ、というか認められないと貴族法違反になるからな」

 

バルバロッソ「あの法律ですか、後今回の荷馬車が用意されてるんで?」

 

中津「無論だ、全員乗れる分を用意している」

 

5日後騎兵88騎兵員輸送の荷馬車20台が出撃この時代には珍しく機動性を重視した編成となっていた、戦闘団は途中カーナバルトにて補給を受け予定期日にドーラント平原に到着この時ドーラント平原には中将と2人の少将が指揮する3軍10000ほどが展開していた

この時近隣のバルト男爵軍やガレス、バーロット両騎士爵軍も到着していた

 

中津「バルバロッソ、何か貧相な軍じゃないかねバルト男爵軍は騎兵も5騎しか確認できん」

 

バルバロッソ「仕方ありませんバルト男爵はケチですから」

 

中津「見間違えかな皮の鎧すら着てない兵士が居るが」

 

バルバロッソ「司令官見間違えじゃありません、それとバルサー中将の使者が来てますぜ」

 

軍使「マルベリット男爵の子ベルベック・マルベリット卿であるな」

 

中津「はい、ベルベック・マルベリットであります」

 

軍使「バルサー中将からの指示を伝える汝の部隊は同着したガレス騎士爵軍、先着しているホドモ騎士爵軍と合流し左翼ハンナ・エーリメリア少将軍に合流せよ、なおその際両騎士爵軍の指揮権は汝に付与される」

 

中津「承知しました」

 

軍使「後大きな声では言えんがエーリメリア少将は指揮に問題がある可能性があるその時は貴族法特権で無視して構わん、では他の部隊にも指示書を出してくるのでな、ご武運を」

 

 

バルバロッソ「行きましたね軍使殿、でなんと?」

 

中津「同着したガレア騎士爵軍と先着しているホドモ騎士爵軍と、合流して左翼のエーリメリア少将軍に合流しろだとのことだ、それとエーリメリア少将はどうやら問題を抱えているようだ、どんな人物か、知っているかね」

 

バルバロッソ「たしかシュトラッサーが知ってるかと」

 

中津「シュトラッサーどんな人物かね」

 

シュトラッサー「指揮は悪くない、でもケチ、感状は出すけどそれだけ褒美は微々たるもの、嫌われもの」

 

バルバロッソ「だ、そうです」

 

中津「ケチね、まあいいガレア、ホドモ騎士爵軍と合流して左翼に向かうぞ」

 

バルバロッソ「どんなもんですかね2つの騎士爵軍は」

 

中津「先程ちらりと見たが期待するな、両軍合わせて100を少し超えるくらいだろうな」

 

バルバロッソ「そいつはささやかですな」

 

中津「ガレア騎士爵軍は騎兵が10騎ほどいるなホドモ騎士爵軍はすでに向かっているのかな見当たらんが」

 

バルバロッソ「あれじゃないですか、20人くらいの集団が居ます騎兵は1騎だけかな」

 

中津「合わせていた50くらいか?」

 

バルバロッソ「のようです」

 

中津「訓練中の30人を連れてくるべきだったかな?」

 

バルバロッソ「あいつらに実戦は速すぎます」

 

中津「両軍の代表に会おうかね」

 

バルバロッソ「すでにお越しのようです」

 

ガレア「ここがマルベリット軍で間違いないか?」

 

中津「間違いない、貴殿で?」

 

ガレア「失礼したガレア騎士爵軍の指揮官ジャクソン・ガレア騎士爵4男だよろしく頼む」

 

中津「ベルベック・マルベリット男爵5男だにた立場だなガレア卿」

 

ガレア「ジャクソンで構わんよ私もベルベックと呼ばせてもらう」

 

中津「そうしようよろしく頼むジャクソン、ホドモ卿は?」

 

ジャクソン「もう来るだろうにしても凄いな流石は男爵家これだけの兵を集めれるのか」

 

中津「領内で徴募したのは20人だけだ残りは私が雇った傭兵だよまあ無期限雇用だからほぼ私兵と言えるな」

 

ジャクソン「男爵家でなく自らで。その資金は?」

 

中津「私は魔法使いだ、それで納得できるかね」

 

ジャクソン「魔法で資金を稼いだのか凄いな」

 

ホドモ「済まない遅れたホドモ騎士爵軍指揮官のリーナ・ホドモ騎士爵次女よ、一応魔法使いだからそこのところよろしく」

 

ジャクソン「私だけか魔法使いじゃないのは」

 

リーナ「え、あんたも魔法使いなの」

 

中津「そうなるな、後私が指揮を執るそのことを忘れんでくれ、双方兵員の報告をしてくれるかね」

 

ジャクソン「おっと、忘れてたぜガレア騎士爵軍総員32名騎兵10騎」

 

リーナ「ホドモ騎士爵軍兵員29名騎兵は私だけよ」

 

中津「マルベリット男爵家軍兵員150名騎兵96騎だ」

 

ジャクソン「見てわかってたが騎兵約100とは」

 

リーナ「男爵家はいいわねそんなに資金があってお父様はケチで全く費用出してくれないのに」

 

ジャクソン「ホドモ殿マルベリット男爵からの資金援助はないらしいぞ」

 

リーナ「え、じゃあ魔法で?」

 

中津「最近魔法石が高値で売れるからな」

 

リーナ「で、でもそこまで高品質じゃないと高くは、まさか」

 

中津「最高品質に決まってるだろ?やろうと思えば今の数倍は雇えるからな、それと両名武具などは揃っているか?特に鎧」

 

ジャクソン「一応だな、ただ10人ばかし鎧が皮の鎧だが」

 

リーナ「足りない」(小声)

 

中津「うん?」

 

リーナ「だから足りないのよ!!鎧も武器も」

 

中津「仕方あるないエールリヒト」

 

エールリヒト「はい何用ですか?」

 

中津「両名の軍に足りない装備を補給してくれ予備のチェーンメイルがあったな?」

 

エールリヒト「はい、50着ほど」

 

中津「それも支給してくれ」

 

ジャクソン「済まねえこの恩はいずれ返す」

 

リーナ「ありがとう、これで恥をかかずに済んだわ」

 

中津「いや構わんよ指揮する部隊に穴があっては困るからなさて移動しよう」

 

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