時は少し遡り、ドラ達一行がカール王国に到着してすぐの事…
突如隆起した死の大地の岩山、それに皆が気を取られている間にチウはこそこそと一人で森の方へと駆け出した。
理由は至極単純明快。
死の大地にどうやって乗り込むか…皆が悩んでいるところに重要情報を携えて颯爽と登場するためだ。
単独で死の大地へと潜入した勇気を皆は褒めそやし、かつ重要な情報を持ち帰ったチウを担ぎ上げて次代の獣王と崇めて讃える。
(我ながら怖いくらいに完璧な作戦だ)
チウは自慢のよく利く鼻をひくひくと動かし、「ムフフ…」と妄想に浸りながら森の奥へと進んでいった。
そんなチウの後を追いかける金色の飛行物体が一つ…
「さ~て、ここらへんでいいかな…それではクロコダインさんから貰ったこの笛で…」
「ピィ~!!」
「わ゛ーーーーーっ!!?」
「ピピッ!!」
「きっ、貴様いつの間にっ…!?」
一人で森に入ってしまったチウを追いかけてきたゴメちゃん。
ゴメちゃんはパプニカを出発する前、ドラに言い含められていた事を反芻する。
『ゴメちゃん、もしカール王国に着いてからチウちゃんが死の大地に行くって言い出したら絶対止めてね?』
『ピィ?』
『考え過ぎかもしれないけど…
もし、ハドラーがまだ超魔生物になっていなかったとしてもオリハルコン生命体は生み出されてる可能性があるの。
バーンパレスにはハドラーの部下ではないオリハルコン生命体もいっぱいいたし…
そいつらが死の大地の守りについてる可能性もゼロじゃないもの。
チウちゃんだけじゃ最悪死んじゃう…!
ゴメちゃん、チウちゃんが単独行動しそうな時はすぐに私に知らせて!
お願い!!』
『ピッピィ~ッ!!』
「ピッ! ピピィ、ピィ~!!」
「うん? ドラさんが? 死の大地には行くなと…?」
「ピィ!」
ドラとの約束を守りチウを説得するゴメちゃん。
しかし…
「…フッ。悪いがそれは出来ない相談だな」
「ピィ?!」
「男は時に縋り付く女性を振り切ってでも前進せねばならない時があるのだよ…!
しかしドラさんも心配性だな…
まあ安心したまえ、キミ。女性を悲しませるのは僕も本意ではないからね。
クロコダインさんから貰ったこの『獣王の笛』で味方を得れば問題解決さっ!!」
「ピイィ…」
「なんだその胡乱げな目は…
今から証拠を見せてやるからなっ!!
そして死の大地を見事攻略した僕はバカな魔法使いや目つきの悪い剣士に愛想を尽かしたマァムさんやドラさんから熱い抱擁を受けるのだっ!!」
「ピィ~~~ッ!!」
ピョロっ、ピョロロっ♪ ピョロロロ~ン♪
ゴメちゃんの必死の制止も虚しく、チウは懐から取り出した笛を空に向かって思い切り吹いた。
クロコダインの顔を模したと思われる厳つい見た目の笛から出たとは思えない、なんとも気の抜けた音色にゴメちゃんがしばし呆気に取られていると空からバサリバサリと複数の羽音が降りてくる…
やがて空から舞い降りてきた
「う、うわわわっ…バピラスの群れが…」
「「「クワアァァァッ!!!」」」
「ピィ~~~ッ!!」(ドラ~~~ッ!!)
現れた敵を見て逃げ出したのではない。
悪いと思いながらもチウ一人その場に置き去りにする形になってしまったゴメちゃんはドラに助けを求めるため全速力で飛行した。
ドラの魔力痕を頼りに作戦基地に辿り着いたゴメちゃんはなぜか吹き抜けになっている天井から弾丸のように飛び込んでいく。
「ピィィ~~~ッ!!!」
「きゃあっ!?」
「ピッ、ピピピッ、ピィッ!!」
「ゴメちゃん!? どうしたの一体…
いいから、少し落ち着いてちょうだい!」
「ピイ?」
突然空から降ってきて胸元に突っ込み混乱しているゴメちゃんにレオナが落ち着くように促す。
突っ込んだ相手がドラだと思って矢継ぎ早に事情を説明していたゴメちゃんがふと我にかえりまじまじと胸元を見た。
ドラの胸はこんなに豊かではない…
「どうしたのよいきなり…
というか、今までどこへ行っていたの?」
「ピイ? ピイィ?」
「もしかしてドラちゃんを探してるの? ここにはいないわよ。
ついさっき他のメンバーと一緒にサババに向かったわ」
部屋の中を見回すと確かにそこにドラの姿は無かった。
ガアアン…と見るからにショックを受けている様子に作戦基地に残っていたエイミやメルルといった女性達が心配そうにゴメちゃんに近寄る。
『ゴメちゃん、もしカール王国に着いてからチウちゃんが死の大地に行くって言い出したら絶対止めてね?』
『チウちゃんだけじゃ最悪死んじゃう…!』
ドラの声が頭の中でぐるぐると響く。
…そうだ、ここでショックを受けている場合ではない。
自分がチウを止めなければ…!
チウが危ない目に遭ってしまう…ドラとの約束が守れなくなる…!!
白目をむいてゆっくりと床に沈んでいったゴメちゃんが急にキリッとした表情で動き出した。
突然の変化にエイミやメルルが心配で伸ばしかけた手をビクリと引っ込める。
「…ピィ~ッ!!」
「あっ、ゴメちゃん!?」
来た時と同じく、天井から弾丸のように飛び去っていってしまったゴメちゃんにレオナ達が顔を見合わせた。
「…なんだったのかしら、一体」
「どうしたんでしょうか…とても慌てていましたけど」
「ドラちゃん達のところへ行ったのかしら? でもサババはここから遠いし…」
「…今の
「ああ、将軍は初めてだったわね。あの子は仲間よ。
あとできちんと紹介するから…」
大急ぎで駆け戻った時、チウは三体いたバピラスのうち一体を倒して仲間にしたところだった。
仲間にしたバピラス…パピィと名付けた個体の背に乗り死の大地に乗り込むチウ。
なぜか一緒に死の大地へ行く事になってしまったゴメちゃんは、栄えある獣王遊撃隊隊員第二号という称号を受け取りつつもチウの説得を続けた。
しかしチウはそんなゴメちゃんの説得やこれから向かう死の大地の事よりもむしろ戻った後に受けるであろう称賛を思い浮かべるので頭がいっぱいだった。
パピィの背から臨む景色の中に大きな火の手が上がっているのも、死の大地の危険性も、大きな耳を素通りし右から左へと流れていく。
そして死の大地に到着し探索を始める頃、ドラ達とハドラー親衛騎団との戦いは一応の決着が付き戦局はまた次の場面へと移り変わっていったのであった…。
「重症の人はなるべくこちらへ…! ドラさんがまとめて回復してくださいます!」
「いやあ、初めて目にするがすげえな…! さすが、勇者ってだけあるぜ」
「こんなに大勢の怪我人を一度に回復出来るとは…聞きしに勝る凄まじい魔法の使い手だな」
メルルの指示に従い重傷者が次から次にと運ばれていく。
かつてロモス大会に出場し、今はロモス王国の傭兵として戦いに参加しているゴメスやラーバらが怪我人を運びながら感想を漏らした。
戦闘を終えたサババでは皆が協力し合い怪我人の救助と治療を行なっていた。
途中、駆けつけたレオナやエイミも回復役にまわり今のところ死者は出ていない。完成間近だった船は大破してしまったが、不幸中の幸いとも言える状況であった。
しかしそんな状況の中、黙々と回復呪文を唱え続けるドラは浮かない表情だ。
「………」
「ドラちゃん、きっと大丈夫よ。今ポップ君達が二人を探してるから…」
「…うん」
合流したレオナからチウがどこにも見当たらない事。
ゴメちゃんの様子がおかしかった事。
作戦基地を飛び出したゴメちゃんがてっきりサババに向かったと思った事などを告げられたドラは姿を消した二人を心配しきりであった。
思わず死の大地へ飛んでいこうとしたが目の前で苦しむ大勢の怪我人を見捨てるわけにも行かず、ポップ達に捜索をお願いして回復役に専念していたのだ。
「お〜い、ドラ! 姫さん!」
「ポップ!」
「ポップ君! どう? 二人は見つかった!?」
ドラは朗報を期待したがポップの苦々しい表情はとてものこと良い返事を持ってきた顔ではなかった。
「…だめだ! やっぱりどこにもいねえぜ、チウの野郎!
ゴメもいねえし…
やっぱり、ドラの言ってたとおり…二人して死の大地に行ったんじゃねえかな」
「そんな…! ゴメちゃんには死の大地は危険だってちゃんと説明したし、私に知らせるよう約束もしたのに…!?」
泣き出しそうなドラを見たクロコダインが心底申し訳なさそうに自分の非を謝罪した。
「…すまん! こんな無茶をしでかすなら『獣王の笛』をくれてやるのではなかった!!
多分あれで空の
「偵察気分なんだろうが、そんな程度で済む相手じゃねえ…っ!!
ドラ、俺とヒュンケルとクロコダインのおっさんで死の大地に行って二人を探してくるからよ…
お前はここで待ってな!」
「私も…!」
「出来ればドラはここにいてちょうだい!
まだ
「それに、お前がここを離れると戦力の偏りが激しい…
お前とマァムがここを守っていれば俺達は安心して二人を探すのに専念できる」
「そうそう、マァムとヒュンケルの言うとおりだぜ! 二人の捜索は俺達に任せてお前は安心して待ってな!!」
「………はぁい」
本当にしぶしぶと言った態度で了承したドラに全員がホッとする。
ここで我儘を発揮されたらとてつもなく面倒臭い事態になりかねなかったからだ。
「ポップ君、ネズミ君を見つけたら迷わずリターンバックよ!!
船もやられちゃったし、全員をカール城に収容し作戦を立て直さないと…
戦うのはそれからでも十分なんですからねっ!!」
「あいあい、了解であります!
お前はカッとなりすぎるって修行中、師匠から口を酸っぱくして言われちまったぜ…
これでも飲み込みの早さが売りなもんでね。
ご忠告、しかと承りやしたっ!!」
レオナが刺した釘にわざとひょうきんに答えるポップ。
沈んだドラの気分を少しでも和らげようとしているのだろう。
「じゃあ、行ってくるぜっ!! 後は頼んだぞ!!」
「三人とも気をつけて…!」
余計な事は何も考えずにひたすら回復してまわっていると、何やら周囲の景色に違和感を感じる。
「…?」
ドラが治療した人達は重傷を負った人でも、即座に自力で立って歩けるまでに回復する。
なのでドラのまわりには忙しなく動き回り仲間の救助にあたる人しか残らない。
だというのに、先ほどから視界の隅にじっと座って動かない人物がいるのだ。
近づいてみるとまあ、わかっていた事だが…ノヴァが力なく俯いたまま落ち込んでいた。
とっくに回復魔法はかけたので問題なく動けるはずだが。…どうにも心に負ったダメージが思いのほか深いらしい。
なんと言って声をかけたものかと思いあぐねているとノヴァのほうが先に口を開いた。
「ドラ…
フッ…、僕を笑いに来たのか…?
あんなに大口を叩いたのに、あれじゃあな…
笑われても仕方ない…
こんなみじめな姿、君にだけは見られたくない…!
情けだと思うなら、僕の事はもうほっといてくれ…!!
もう、リンガイアの皆には…いや、こんな無様を晒したんだッ…!!
誰にも合わせる顔が無いッ…!! うぅ…」
(あ、結構元気そう。ほっといても大丈夫っぽい)
悲嘆にくれる元気があるなら大丈夫だろう。
ノヴァの事は嫌いではないが、かといって好きでもない。
ギリギリ、本当にギリギリ、出会い頭にドラの事を嘲らなかったので良しとしたが原作後半の好青年っぷりを知らなければアウトな初対面だった。
あとはバウスン将軍がノヴァの事を大変心配していた以外に気遣う理由が見当たらない。
ドラがノヴァの言葉通りに踵を返そうとしたその時…
「うわああああっ!!!」
ノヴァが叫び声を上げて勢いよく飛び跳ねた。
二人のやりとり(に側からは見えた)をそばで聞いていたマァムが思いっきり力を入れてノヴァの手を握りしめたのだ。
マァムの握力の強さを知っているドラは思わずうわぁ…と引いてしまった。
「な…何をするんだっ!!?」
「ちょっと喝を入れてあげただけでしょ…まったく!!
つまらない格好なんかつけていないで、立てる力があるならさっさと立って働いてちょうだいっ!
あなたより力が無いのに、あなたより必死に戦って、あなたより先に立ち上がって奔走してる人達がたくさんいるのが見えないのっ!?
働く気が無いならせめて自力でカール城まで行ってくれないかしら…
…それとも、歩く気力が無いっていうなら私が運んであげましょうか?」
あなたより、という言葉を強調した上で気力が無いなら運んでやろうかとトドメを刺されたノヴァは返す言葉が出てこなかったようでくるりと回れ右をして歩き出した。
ドラの横を通る時に蚊の鳴くような声で「他の怪我人達を運ぶ」と言ったので働く気はあるようだ。
マァムにも聞こえたらしくにこりと笑ってノヴァを見送る。
(マァムって本当に優しいなぁ…あっ、そうだ!)
ノヴァの後ろ姿を見ていたドラがレオナに何やら耳打ちをした。
(お願い、レオナ。ちょっとノヴァに命令して…で、…にも…)
(え? ええ、構わないけど…)
ドラから言われたとおりにレオナがノヴァを呼び止める。
「ノヴァ君、ちょっと待ってちょうだい!
あなた、リンガイア戦士団の団長だったわよね?
これから軍の編成を見直すから、作戦基地に行ってちょうだい」
「…ええ、わかりました」
レオナに指示されたとおり、ノヴァは
ノヴァの姿が見えなくなったのを確認したレオナは今度はバウスン将軍のもとに行き命令した。
「バウスン将軍! ここはいいから、一度作戦基地へ戻ってください!
…作戦基地にノヴァがいます。少し話し合ってくるといいわ」
まわりに聞こえないよう、親子で話し合えと言ったレオナにバウスンが無言で深く頭を下げた。
ノヴァと同じく
「あれで良かったかしら?」
「うん、ありがとレオナ!
バウスンさん、ノヴァの事すっごく心配してたけど将軍だから自分の息子だけ贔屓して心配するわけにもいかないでしょう?
ノヴァもあんな気持ちの落ち込みっぷりじゃかえって皆の迷惑になりそうだし…
少し二人で話し合う時間があればいいと思って…」
「なるほどねぇ…でも将軍ってば、あの様子じゃドラちゃんじゃなくて私が気遣ったって勘違いしてるわよ。
あとで説明しないと…」
「あ、いいよ別に説明しなくて。感謝されたいとかそういうんじゃないし。
それに私じゃなくてレオナがそういう気配りできる指導者だって印象付けたほうが今後役に立つでしょう?」
「む…そう言われるとそうなんだけど」
武勲や功名、褒賞…とかく見返りといったものを求めないドラにレオナがむむ、と唸りをあげる。
しかし眉間にシワを寄せたのも束の間、ピンと思いついた可能性に片手の甲を口元に添えて小声でドラに聞いた。
「…ねえ、もしかしてノヴァ君ってドラちゃんのタイプ?」
「ノヴァじゃなくてバウスンさんの方が好き〜。どことなくお父さんに似てるもん〜♡」
「えぇっ! そっち!?」
途端、恋バナにキャッキャッとはしゃぎ出す女子二人。
場の空気などお構いなしに会話に花を咲かそうとした二人は忙しく働いていたエイミにお喋りは後で!と嗜められてしまう。
ドラは引き続き治療に、レオナは動ける人員の把握にとバツが悪そうに元の仕事へと戻っていった。
「…誰もいないじゃないか」
作戦基地に到着したノヴァは部屋がもぬけの殻になっている事に戸惑った。
てっきりリンガイアかパプニカの精鋭が何人かいるものと思っていたからだ。
部屋の中をきょろきょろと見回すと、天井から光が差し込んでいる事に気が付く。
上を見上げると天井が大きく崩れていた。誰でもなくノヴァ自身がドラに対して牽制で闘気弾を放って空けた穴だった。
(今思えばなんて子供じみた真似をしでかしたんだろう…)
あの時はあれでドラ達が度肝を抜いて引き下がると本気で考えていたのだ。
その後の戦闘で自分がいかに勘違いをしていたかをまざまざと見せつけられた…
自分の滑稽さに落ち込んでいた気持ちがさらに沈む。
居た堪れなくなりサババに戻ろうとしたノヴァに大きな呼び声が降ってきた。
「ノヴァ!!!」
「…父さん」
声の主はノヴァの父親、バウスン将軍であった。
なぜここに父が、と思う間も無くノヴァはバウスンに抱きしめられた。
「とっ…父さんっ!?」
「良かった…本当に良かった…! 無事で…!!」
「父さん…
ごめんなさい父さん…いえ、バウスン将軍。
あんな大口を叩いておきながら僕は…何の役にも立てなかった…
これでは勇者どころか…リンガイア戦士団の団長としても失格だ…!!」
悔しそうに唇を噛み締めるノヴァに、バウスンががっしりとした腕に力を込めて抱きしめ直す。
ノヴァの背中を軽く叩きながら低い声でゆっくりと答えた。
「そんな事はどうでもいいんだ…!
お前が無事ならばそれで…!!
お前さえいれば私は何度でも立ち上がれる…勇気を貰えるんだ…!
…勇者殿にはあとで私からお礼とお詫びをしておく。
約束通り、ノヴァを無事に連れ戻してくれたあの方になんと感謝をすれば良いか…!!
本当に、あの方は勇者なのだな…」
ノヴァはいつ以来か受けるバウスンからの抱擁と彼の口から出てきた言葉に衝撃を受けた。
(勇気…勇気を与える者…
それが真の勇者…)
そうだ、自分が強くなろうと思ったのは武功を立てたかったからじゃない…
名声を得ようなんて微塵も思っていなかったのに…
幼い頃、自分の剣筋を見た父がさすが私の子だと喜んでくれたから。強くなればなるほど、皆も喜んでくれたから。より多くの人の役に立てるのが嬉しくて…
小さな子ども達が、か弱い女性が、力無い老人が、僕を見てリンガイアは安泰だと笑顔を浮かべてくれたから…
(誰かに勇気を与えたくて、そんな勇者になりたかったんじゃないのか僕は…)
何かを言いかけたノヴァは、しかしそれを言葉に出来ずに無言で一筋の涙を流した。
バウスンは泣き出したノヴァを心配そうに見つめたが、言葉には出さずとも肩の力を抜いて自分にもたれかかってきた息子の様子に安堵してしばらく無言で抱きしめ続けた。
天井から光が差し込む。
本来なら光が差さないはずの地下にいる二人を柔らかく照らす光が、もう大丈夫だと未来を暗示しているかのようだった。
ドラ:ファザコン(ガチ)
ノヴァ:ファザコン(反抗期だったけど根は大変素直なお父さんっ子)
バウスン将軍:親バカ。(先立たれた?)妻似の息子にたいへん甘い。
ドラにはちゃんと失礼をした本人に謝らせなさい。
原作のノヴァ君、お父さんの役に立ちたい気持ちが強くなりたいと思うきっかけで父親への敬愛とかいろんな気持ちをそのままロン・ベルクに移行した感ある。