ドラの大冒険〜魔法特化の竜の騎士〜   作:紅玉林檎

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ノヴァ&ダイ「人の嫌がる事を進んでやります!」
ドラ「大魔王(と魔王)の嫌がる事なら喜んでやります!」


85_大魔王の嫌がることを進んでやる職業、それが勇者です

「見返りにハドラーの寿命を延ばして奴の望みを叶えてあげる」

 

「お、おい! 正気かよ、ドラッ!!?」

「ドラ…! 奴の望みを叶えるという事はお前の命を天秤にかけるという事だぞ…!!

それをわかって言っているのか…!?」

 

クロコダインが吠える。

ドラの言葉を信じるならば、ハドラーの望みは大魔王に忠誠を示すために歯向かってくる敵を倒す事ではない。

己の力と存在を証明するために全身全霊でアバンの使徒と戦う事だ。

かつて魔王として君臨していた頃とは比べ物にならぬであろう、超魔生物と化したハドラーが命懸けで戦うとなればいかに並外れた魔力を持つドラとて命の保証はない。

 

「当然。じゃないと交渉にならないでしょ?」

 

こともなげに返したドラにクロコダインのみならずアバンの使徒が閉口した。

 

「結論から伝えるけど私達全員、今のハドラーとは戦わないよ?

ちょっとつついたら爆発するような危険物を体に埋め込まれているような相手に攻撃なんて仕掛けたくないもの」

「は…!? お、おいテメェッ、どういう意味だよそりゃあッ!?」

「口の聞き方に気をつけろ。私を『てめえ』呼ばわりするな」

「ぐあッ…!!」

「ヒム!!」

 

足蹴にされているヒムがドラからかけられる加重に呻き声をあげた。

重圧呪文(ベタン)を応用し数トンにもなろうかという重圧をかけられてオリハルコンの体がミシミシと嫌な音を立てる。

 

「アルビナス、その足元に落ちてる記憶媒体(メモリー)の中には超魔生物を造り出したザムザの研究成果の全てが詰まってる。

見てもらえばわかると思うけど、魔族から超魔生物へ体を造り変えても吐血や激痛なんて症状は出ない。

ハドラーの不調の原因は体の中に埋め込まれた『黒の核晶(コア)』が引き起こしているものなの。

私達が大魔王バーンを倒すまでの間、ハドラーと一緒にデルムリン島で待っていてほしい。

デルムリン島にはザムザがいる…直に体を調べてもらえば体内に埋め込まれた黒の核晶(コア)を除去できるかもしれない。

私達が大魔王を倒した後、ハドラーの体内から黒の核晶(コア)を取り除いて体調を万全にした上で正々堂々、真っ向勝負を受けてあげる。

どう、悪い話ではないでしょう?」

「信用出来ませんね、そう言って私達を謀り戦力を分散させるのが狙いでは?

そも、その話が本当だとしてもあなた方に頼る必要などありません。

今ここであなた方全員を倒し、大魔王バーン様に報奨として乞い願えば良い話…

ハドラー様の望みが叶わずとも延命だけを願うならばその取引は意味を為さないでしょう?

女王(クイーン)を相手に交渉事など…身の丈に合わぬ行為は慎むべきですよ。

お嬢さん?」

 

フフッ、とアルビナスが艶然と微笑む。

なぜドラがハドラーの不調を知っているのか、そしてなぜ黒の核晶(コア)が体内に埋め込まれているなどというハドラー自身でさえ知り得ない事を知っているのか…

ハドラー親衛騎団ですらごく最近知ったハドラーの不調をドラが知っている事にアルビナスの内心には疑問と焦燥が渦巻いた。

もし今の話がすべて事実であるならば勇者達はハドラーと戦う意志は無く、しかしハドラーの寿命は確実に尽きていくという最悪の未来が待っているからだ。

 

ヒムを人質に取られた上にハドラーを延命し望みを叶えてやると甘言を囁かれたアルビナスは内心の動揺をひた隠して強気に交渉のテーブルを跳ね除けた。

シグマが『ハドラーの望みが叶わなくとも良い』ともとれる発言をしたアルビナスに信じ難いといった非難の目を向けたが一瞥して黙らせる。

交渉においては弱みを見せて話に乗った方が負けだ。

 

今ここで勇者達を倒してから今の話の真偽を確かめても遅くはない。

封印している両手両足をいつでも解放出来るよう、アルビナスは周囲に悟られないよう慎重に臨戦体制をとった。

 

交渉を跳ね除けられた勇者はさて、どう出るか…

 

「う~ん…伝わってないみたいだからハッキリ言うね?

これは『交渉』じゃなくて私からの『恩情』よ」

 

勇者の口から出てきたのはおよそ『勇者』の言葉とは思えない非情な現実であった。

 

「あなた達が協力しないというのであれば私はあなた達を倒してからハドラーと戦う。

激痛と爆弾両方抱えてる今のハドラーなんて、極大閃熱呪文(ベギラゴン)一発で途端に爆発するわよ…試してあげましょうか?

私が全力で二重三重にも結界を張れば、たとえ大陸ごと吹き飛んでも私達は生き残るしハドラーは無駄死によ。

 

最初からあなた達に選択肢なんて無いの…一時休戦して、大魔王バーンを倒すために私達に力を貸しなさい。

だいたい、ハドラーの体に黒の核晶(コア)を埋め込んだのもバーンなんだから勇者に組して大魔王を裏切った事にはならないでしょう?

主君(ハドラー)の尊厳を傷つけた輩を成敗する』っていう大義名分は十二分に得られる。

ほら、あとは貴方が頷くだけよ。

 

女・王・様?」

 

『お嬢さん』と貶しめられた意趣返しだろう。

ニッコリと微笑んでこちらを見上げる勇者にアルビナスの(はらわた)が煮えくり返る。

ドラの足元では変わらず加重をかけ続けられているヒムが今にも体を砕かれそうになりつつも脱出しようと必死に踠いていた。

シグマは構えていた馬上槍を下に下げ、アルビナスをじっと見つめている。

どうやら彼は今のドラの言葉を全面的に信じたらしい。

いや、信じたというよりもドラの交渉に全面的に乗ったというほうが正しいか。

 

シグマにとっての第一の望みはハドラーの『全身全霊を持って強敵と戦いたい』という願いを叶える事。

ここで足掻いたらハドラーとアバンの使徒との正面対決が叶わないと踏んだのだろう。

戦いの中で果てる事を厭わない、騎士道精神溢れる騎士(ナイト)らしい結論だ。

 

アルビナスの後ろに佇んでいるブロックは「ブローム…!」と一言発しアルビナスを見下ろしている。

態度から察するに彼もまた、ハドラーの望みを最優先とし勇者の案に乗る事に異論はないらしい。

 

言葉も表情も乏しいブロックだがその実、彼は非常に感受性が豊かであった。

日々激痛に耐えながらも戦う事にのみ命を懸ける、まさしく修羅の如き生き様のハドラーを誰よりも案じているのは彼だったのだ。

せめてその苦痛だけでも肩代わり出来れば…という思いを生み出された時より心の内に秘めている。

原作では『キャスリング』によって文字通りハドラーの命と引き換えにその命を落としたブロックは今、たとえ今述べられたドラの言葉が偽りであったとしてもその時は自分が身代わりになってハドラーを守れば良いと考えていた。

 

選択肢のない選択を委ねられたアルビナスが顔を歪め、両手足を解放しアバンの使徒殲滅という最終手段を取ろうとした時だった。

 

「ギガブレイクッ!!」

「アバンストラッシュッ!!」

 

「なっ…!?」

「くっ…この技は…!?」

 

間一髪、機動に長けたシグマがアルビナスを抱えその場を飛び退いた。

海中から戻ったバランとディーノが敵と対峙しているドラを見て即座に加勢し必殺技を放ったのだ。

出鱈目な威力によってまるで隕石でも衝突したかのように抉れた地面を見たアルビナスとシグマが驚愕に目を見開く。

鉄壁の防御を誇るブロックはその両腕の大盾でその身を守ったが、崩れ落ちた地面に足を取られ身動きがままならなくなっていた。

 

「お父さん! お兄ちゃん!」

 

地上に舞い戻った二人のもとにドラが駆け寄る。

瞬間、ドラの足元から解放されたヒムが舌打ちをしながらアルビナスの(もと)へと馳せた。

 

「ディーナ…何事だ?」

「海中で倒した敵とよく似てるけど…連中、そいつの仲間?」

「えっ、倒した敵って…」

 

波飛沫と共にガシャァンッという金属音が死の大地の岩肌に響き渡る。

音のしたほうを振り返ると、海中から戻った竜騎衆が全身から海水をしとどに垂らしながら地上に這い上がってきた。

ボラホーンが持つ鎖の先には四肢を断ち切られ幾重にも拘束されたフェンブレンの姿が…

(コア)を貫かれてはいないので生きてはいるが、文字通り手も足も出ない姿で仲間の前に引き摺り出されるのは自尊心と嗜虐心の塊のようなフェンブレンにとってある意味死よりも余程耐え難い屈辱であろう。

 

「わっ、わっ、フェンブレン!

やっぱり魔宮の門を守ってたんだ!?

ちゃんと生捕りにしてきてくれたのっ!?

ボラホーン、ラーハルト、ガルダンディー、ありがとう~~~♡」

「「「は、はあ…」」」

 

海中から上がってきたばかりの竜騎衆は自身が濡れる事も構わず順番にドラに抱きつかれ、どう対応したら良いのかわからず各々困惑の表情を浮かべた。

 

「あっ、お父さんとお兄ちゃんも!

まさかこんなに早く魔宮の門を見つけて戻ってきてくれるなんて…

二人ともすっごく頼りになる…! さすが私のお父さんとお兄ちゃん!!」

 

ぎゅっと抱きつかれたディーノは照れながらも嬉しそうにはにかんだ。真っ正面から喜色満面で褒められ、かつ抱擁されること事態に慣れていない様が見てとれる。

次いで抱きつかれたバランも、無表情ではあるが抱擁をし返したので内心満更でもないのだろう。

 

ひとしきり感謝のハグをし終えたドラがあらためて親衛騎団…アルビナスへと向き直り、再度交渉を持ちかけた。

 

「さ、私の交渉に応じてくれれば今ならこの、」

 

ドラがボラホーンの持つ鎖を掴んでフェンブレンを引き摺り親衛騎団の前に無造作に投げ置いた。

鎖は繋がったまま。

つまりフェンブレンの生殺与奪はいまだドラの手中にある。

 

「フェンブレンの命の保障もしてあげるけど…どうする?」

 

断れない選択肢を提示し、人質をとった上で無理やり従わせるのではなくあくまで決定権は相手に委ねる。

勇者らしからぬ悪辣非道を絵に描いたようなやり口だが相手は人類の怨敵、悪の総本山魔王軍。

そしてドラが出した提案は『大魔王を倒すためにお互いにWinWinな取引をして一時休戦してこの場は丸く収めましょう』だ。

ギリギリ、勇者としてはセーフであろう…多分。

 

たった12年という歳月しか生きていないというのに、一体どこでこんな交渉術を身につけたのか…

バランのみならずアバンの使徒とクロコダインは複雑な気持ちでドラを見つめた。

唯一、人生の大半を共に過ごしてきたゴメちゃんだけはドラの肩に乗って「ピィ…」という鳴き声と一緒に溜息を一つ吐くと鎖に繋がれたフェンブレンに憐れみの目を向ける。

 

ヒムは解放されたが、入れ替わりにフェンブレンを人質に取られたアルビナスがドラを睨みつけながら詰問した。

 

「理解出来ませんね…

なぜそこまでして私達と取引をしたがるのです?

…勇者ドラ、一体何が目的なのですか?!」

「何言ってやがるアルビナス…こいつらの目的は俺達の戦力に決まってんだろうが!

奴ら、大方自分達が傷つくのが嫌だからって俺達を丸め込んで戦わせようって魂胆だろうが…

こんな卑怯な手を使う奴の言う事なんざ聞く必要もねぇッ!!

全員、今すぐ叩き潰してやる…!!!」

 

頭に血が上ったヒムが拳を構える。アバンの使徒とバラン達も各々構えを取り迎え撃つ体勢をとった。

…が、アルビナスが飛び出そうとするヒムを冷静に制す。

 

「お待ちなさい、ヒム。

元超竜軍団長のバランと配下である竜騎衆…それにそこの坊やも。

アバンの使徒に加えてこれだけの戦力があれば私達の力など必要とはしていないでしょう。

それに、私達がハドラー様以外のために戦う気が無い事も勇者は当然理解しているはず…

 

だからこそ解せないのです。

戦力として必要がないならば交渉など持ちかけずに、ただ排除すれば良いだけのこと。

なぜそこまでして私達に執拗に首を縦に振らせようとするのです?

 

もう一度問います。

勇者ドラ、あなたの目的はなんですか?

まさかとは思いますが…

ハドラー様に情けをかけ、感謝した我々親衛騎団があなた方アバンの使徒の仲間に…などという虫唾の走るような考えではないでしょうね…?」

 

「あっはは! なんで私がハドラーに情けなんかかけるの!?」

 

ハドラーのためだけに存在している親衛騎団として、ハドラー以外の者と心を通わせ力を振るうという事がたとえ絵空事であったとしても心の底から気に食わないのであろう。

アルビナスが不快感を露わにして吐き捨てるようにしてドラを問いただした。

ドラも、ハドラーの境遇に同情しているように思われたのが心外でアルビナスの言葉を一笑に付してケラケラと笑い声をあげた。

 

「私が本当にしたいのはね、嫌がらせ」

「嫌がらせ…?!」

「そ、嫌がらせ♡」

 

クスクスと笑いながら、ドラが全員の顔を見渡して死の大地の中央に聳え立つ岩山を剣で指し示しながら言葉を続けた。

 

「人の体に無断で爆弾を埋め込んで使い捨ての駒に仕立て上げる。

最愛の妻を亡くし、行方不明の娘を必死になって探している傷心の男に付け入り甘言を囁いて配下に引き込む。

地上になんの価値も見出していないくせに、さも価値があるかのように振る舞い地上を独占している人間が悪いと吹聴して種族間の対立を煽る。

『大魔王六軍団』なんて大層なモノを作っておきながら、高みの見物を決め込んで倒された部下と崩壊した軍団を労うどころか興味も示さない」

 

つらつらと並べ立てていく所業は紛れもなく大魔王バーンを示している。

異様な迫力のドラの雰囲気に気圧されて誰もが皆、臨戦体制を解きドラの言葉に聞き入っていた。

 

「玉座にふんぞり返って人の命を弄びながら『全ては掌の上…』なんて悦に入ってスカしてる勘違い男が『盤上の駒』だと思っていた元魔王や勇者の小娘に出し抜かれて悔しがる様はさぞ胸がすく光景でしょうね?

私はね、それがどうしても見たい…ううん、絶対に私が奴の鼻をへし折ってやる!!

私の愛する人達を弄んだ代償がどれほどのものか…目にもの見せてやるわ!!!

 

だからね…、私達と一緒に戦えばいまだかつて誰も見た事のない、ぐしゃぐしゃに顔を歪めて悔し泣きしながら鼻水を垂らす大魔王を特等席でかぶり付きで見られるかもよ?

ま、無理にとは言わないけれど…

 

これが私の偽らざる本音」

 

どう?と、剣を下ろしたドラがあらためてアルビナスに視線を向けて問いかける。

…話の途中、『大魔王が鼻水を垂らしながら泣き喚く姿』を想像したのかポップが吹き出しマァムに肘鉄を食らっていた。

大魔王を見た事がないポップはその姿をハドラーで想像したのは口が裂けても言わない方が良いだろう…

 

しばし視線を交わし合っていたドラとアルビナスだが、やがて「フッ」とアルビナスが笑みを零した。

 

「良いでしょう…あなたの取引に応じましょう。

ただし、貴方を信用したわけではありません。その事を努努(ゆめゆめ)、お忘れなきよう…」

「信じてくれなんて私、一言も言ってないけど?

あくまで一時的な取引ね。大魔王に焼き土下座させたら次はハドラーに土下座させる気でいるから。

そこのところ、そっちも忘れないでよね?」

「…フッフフ! いいですね、貴方とは案外気が合いそうです」

「ええ~、そうかなぁ?」

 

交渉成立。

双方、お互いに思うところはあれど一応の利害の一致から一時休戦と相成った。

緊張状態が解け、さあハドラーが待つ魔宮の門へ向かおうとした時にドラが思い出したように「あ、そうだ」と呟いた。

 

「そういえばチウちゃんとゴメちゃんを痛めつけてくれたお礼しないといけないんだった。

命の保証はするとは言ったけど報復しないとは私、言ってないもんね♡

死ぬよりもさらに辛い責め苦、魂に刻んであげる…!」

 

フェンブレンの胴体にドラが剣でガリガリと文字を刻み込んでいく。

 

「き、貴様…何を…!!!」

投飛移動呪文(バシルーラ)!!!」

「フェンブレンーーーッ!!!」

 

ヒムの叫び声虚しく、ドラの呪文によってフェンブレンは彼方へと消え去っていった。

 

「テメェッ、フェンブレンをどこにやった!!?」

 

ヒムに胸ぐらを掴まれたドラは口笛を吹きながら「内緒~♪」とはぐらかす。

胸ぐらを掴んだまま片方の拳を振り上げたヒムだが、バランとヒュンケル、ラーハルトに刃を向けられて一旦は引き下がらざるを得なかった。

しかし納得が行くわけもなく取引を受け入れたアルビナスに対して鼻息荒く避難の目を向ける。

 

「前言撤回します。貴方とはやはり分かり合えませんね…

いつか私がその心臓を貫いてさしあげますよ」

「っキャ~! 心臓(ハート)を狙い撃ちなんてアルビナスってば案外情熱的っ♡

楽しみに待ってるね!

 

せいぜい頑張って~、どうせ出来っこないだろうけど…♡」

 

 

 

女王と勇者が笑顔でバチバチと火花を散らしている頃、デルムリン島では…

 

「な…、な…ッ!??」

「この屈辱、永劫忘れんぞ…!!」

 

突如飛来し、目の前に落ちてきた物体に腰を抜かすザムザ。

四肢を捥がれ、胴体に文字を刻み込まれた上に未開の孤島に飛ばされるという辱めを受けたフェンブレン。

その胴体には少女らしい丸みを帯びた文字で

 

『ザムザへ

こいつ逃げ出さないように監視よろ♡

ドラより

 

p.s.ちょっとだったら素材として削り取っていーよ♡』

 

と刻まれていた。

その文字を確認したザムザとフェンブレンは同時に叫び声をあげる。

 

「「あの小娘ぇッッッ!!!!」」

 

その日デルムリン島に、まったく互いについて知る由もない、しかし心はぴったりと重なり合った叫び声が木霊(こだま)したのであった…

 

 

 




ドラ
別に交渉事がそれほど得意というわけでもない。
提案を完全に無視されて戦闘に突入したら大変面倒くさい事態になっていたので
「良かった…! 親衛騎団の創造主(ハドラー)が脳筋で…!!」
と内心ホッとしている。

アルビナス
綺麗事を言われるよりは取引を持ちかけられたほうが好感度が上がるタイプ。
ハドラーに下心を持っていないドラに安心しつつも、「あ、これ返すね」と会話の最中発射した毒針を平然と返されたのでいつか殺そうと心に誓う。

バラン
娘の交渉の持ちかけ方に危機感を覚えた。
戦いが終わったらどこで学んだ手管なのか問いただす気満々。


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