ん?此処は何処だ?俺はさっきまで家でBLEACHを見ていたはずなんだが、まっどうせ此処は俺の夢の中だろうな。
大方BLEACH読んでたら眠たくなってBLEACHを読んでる最中に寝ちまったってところか。にしても俺の夢の中なんにもねぇな、せめてBLEACHの夢とか見てくれよ俺。
『すみません』ん?なんか声が聞こえたような何処だ?
『こちらです』
俺は声が聞こえた方を見ていると目の前が急に光ってあまりの眩しさに俺は目を瞑り光が収まったので目を開けた。
すると先程まで光っていた場所にひとりの女性が立っていた。つーかめちゃくちゃ綺麗な人だな〜しかも服は布一枚だし、体のラインがはっきりしていてその上、ボン!キュ!ボン!のプロポーションが最高!
あぁ眼福、眼福。にしてもこの人だれ?
『私は転生と創造を司る女神、名をクレールといいます』
・・・女神?俺の目の前にいるこの綺麗なお姉さんが?マジかよ、あんなに綺麗なのに自分の事を女神と言っちゃうイタイ人なのかよ。
まぁそれも一つの個性かな?
『いいえ私は正真正銘の女神です』
「あれ?俺、今口に出ていました?」
『いえ、私が貴方の心の中を見させて貰いました』
「心を⁉︎心を見る事なんて普通の人にはできないよな・・・って事は貴方は本当に女神なんですか?」
『はい、理解していただきましたか』
「ええ、あっそうだ何故俺は此処にいるのでしょうか?」
『貴方は死んでしまったからです』
「へ?俺死んだんですか」
『はい。貴方は死にました』
マジかよ俺まだ15年しか生きてねえよ、しかもBLEACHをやっとの思いでまとめ買いしたのにまだ最後まで読んでねえよ!
つうか俺は自分の部屋のベッドでBLEACHを読んでいただけなのに何処に死ぬ要素があるんだよ⁉︎
もしかしてあれか心臓麻痺とかくも膜下とかか?まぁ女神に聞いてみるか
「俺はどう死んだんでしょうか?」
『貴方の死因は私の部下のイタズラによる物です』
・・・・・は?イタズラ?なんかの聞き間違えだよな。
「あの悪いんですけどもう一度言って貰っていいですか?」
『はい。信じられないでしょうが貴方の死因は私の部下のイタズラによる物です』
聞き間違えじゃなかった。俺はマジでイタズラで殺されたらしいな。にしてもイタズラで殺すとかありえなさすぎだろ!
「つまり俺は貴方の部下の所為で死んだって事ですよね?」
『はい私の部下の所為です』
「その部下はどうしました?できればその方とO☆HA☆NA☆SHIがしたいのですが」
もちろん拳でな‼︎( ゚д゚)、ぺっ
『いえ、私の部下は責任として魂を消滅させましたので会う事はできません』
「そうですか残念です。少し貴方の部下とO☆HA☆NA☆SHIがしたかったのですが・・・・。まぁ話を戻しますけど貴方の部下からの謝罪ではないのなら何故俺は貴方の前にいるんでしょうか?」
『それは貴方を転生させるためです』
・・・・・・転生?
「転生ってよく二次創作小説とかにでてくるテンプレのあれですか」
『はい。そういう認識で大丈夫です』
「ちなみどんな世界にですか?」
『それはランダムなので神である私でもわかりません』
「そうですか・・・ならお馴染みの特典とかはあるのでしょうか?」
『はい。特典は箱の中にあるくじを3回引いて貰いそのくじの内容を付与させてもらいます』
「つまりどんな特典が当たるかは俺次第という事ですね」
『はい。では早速、くじを引いて下さい』
マジでいいの出て!お願い!
「ふん!」
『え?あの一度で3回分のくじを引いているのですが』
へ?女神がそう言って俺は自分の手を恐る恐る見てみる。
するとあら不思議!俺の手の中にくじが3枚あるではありませんか!
マジか・・・
「やっちまったー!」
なんなの俺馬鹿なの?死ぬの?いくら緊張してたからって今後の人生に大きく関わってくる大事な特典なのに一度に3枚とるアホがどこにいるんだよ!
ちなみに引き直しとかは〜
『規則として無理です』
ですよね〜、はぁ、もういいよもうこの特典で生きていくよ。
さてどんな特典かな?
・BLEACHに出てくる斬魄刀をランダムで1本。
(始解は◎、卍解は努力次第)
・様々な国の言語を理解する事ができる。
・頑丈な体と超初心者用鬼道入門書。
ん?んんんんんんんんんんんんん⁉︎
なんじゃこりゃ⁉︎なんで特典が全部BLEACH寄り何だよ!
確かに俺はBLEACH好きだけどさ、転生先ランダムなのにこんな凡庸性の無い戦いに特化した特典なんぞいらねぇぇぇ!
もし転生先がラブコメとかだったら絶対いらないじゃん!使うとしてもライバル消す為の闇討ち位にしか使えないだろ!
その上、斬魄刀がランダムって、おはよう土鯰とかいやだよ!
もう祈ろう。せめて戦いがある世界に転生するように、良い斬魄刀があたるように・・・・・。
「あの、いつ転生するのでしょうか?」
『もう、転生してもらいます』
「わかりました。ちなみに転生先の俺の家族構成ってどんな感じでしょうか」
『転生先では貴方に家族はいません』
「何故ですか?」
『本来貴方はその世界に存在しない人間なので家族がいないのです。ですがその代わりにその世界の人と仲良くなるのも良いですし、その世界の本来の歴史を変えてしまっても大丈夫です』
「えっと、つまり?」
『貴方の世界の言葉で言うなら原作ブレイクをしても良いと言う事です』
「な、なるほど・・・」
『貴方には私が与えた世界を変えてしまうほどの力があります。なので世界征服をやろうと思えば出来てしまうでしょう』
世界征服⁉︎まぁBLEACHの力なら当たり前か。
『ですが貴方が何を行おうと私は口出ししません』
「何故ですか?」
『私達神は基本的には下界の者、つまり人間などには不干渉主義なのです。なので今回の様なイレギュラーな事が起きたら私達神は〈奇跡〉を与えますがそれ以外はその世界がどの様になろうと干渉しません』
「では俺がその世界の文明や人類などを滅ぼしても?」
『はい。私達神は干渉しません。ですが貴方はそんな事をしなさそうなので心配はしていませんが』
「何故ですか?」
『貴方が優しそうだからです』
優しそうか・・・。俺、やられたら利息を付けてお返しするタイプなんだけど。なんなら男女平等パンチも放てるよ?
『さて質問は以上ですか?』
「はい。ありがとうございました」
『では転生させますね』
「はい」
俺がそう言うと上から光の束が俺を呑み込んだ。
『汝に幸あらんことを』
そんな言葉を聞き、俺の意識は途切れた。
見てくださりありがとうございます。