戦姫絶唱シンフォギア〜記憶を失ったボクを助けてくれたのは…〜 作:駆逐艦時雨
ご了承の程暖かい目で見て頂けると幸いです。
〜プロローグ〜
夜の海には静けさがあった……訳ではなく、戦闘のによる爆撃音と人とは思えない悲鳴が響き渡っており、戦闘によって火が燃え上がって人外?など人の形をしたモノの亡骸を包み込んでいた。
「はぁっ…はぁっ…!!」
大半の死骸の中にボロボロになって息を荒げて海の上で膝をついている少女がいた…彼女は駆逐艦…白露型二番艦“時雨”といい…“艦娘”と呼ばれる艦船の魂を宿って現界した人々と海を守る存在であり、“深海棲艦”と呼ばれる海の脅威にして人間たちの敵と戦う者達である。
「フフフ…一人デ随分ト頑張ルワネ…?ダケドイイ加減深海ニ沈ミナサイ!」
「しまっ……ああぁぁぁぁぁぁっ!!!」
そう言いながら強者のオーラを放つ深海棲艦が時雨に向けて砲撃を放つと動けない時雨は回避出来ず着弾して吹き飛び勢いよく水柱と共に水上に倒れてしまい……
「ゲホっ!ゲホっ!くぅっ……!!?」
咳込んで吐血するも無理矢理立ち上がって沈まないようふらつく身体にバランスを整えようと両足に重心を乗せていく
「ア〜アッ、仕留メ損ネテイルジャン何手加減シテルダヨ〜〜〜?」
すると深海棲艦の中でも、凶悪とも言える少女型…レ級が煽るように二本角を生やして露出ある黒いドレスを着た女性型深海棲艦の戦艦棲姫に言う。
「ウルサイワヨ…!!」
「オッ?ヤルカ〜〜?」
レ級に煽られ殺気のこもったオーラでレ級にギロッと睨みつける戦艦棲姫…それにニヤニヤして挑発するように胸を張って化け物顔に銃口がある尻尾を戦艦棲姫に向けながら殺気を返していき
「ヤメロ貴様等…喧嘩ナドドウデモイイガ…早クコノ…ガラクタ擬キヲ沈マセロ…」
すると大型の化け物の上に乗ってキセルを吸いながら二人を見下ろしている戦艦棲姫とほぼ同じ格好で一本角の深海棲艦…戦艦水鬼がボロボロの時雨に向けてキセルで指しながら命令を下していき
「ワカッタヨ…早ク終ワラセテコイツヲ喰イタイシナ♪」
ニヤァッと狂気染みた笑みを浮かべるレ級はボロボロの時雨を見つめ…
「相変ワラズ悪趣味ナヤツネ…」
そのレ級の言葉に呆れる戦艦棲姫…
「仲間ヲ逃シテ我々ニ果敢ニ挑ム姿ニ…少シ評価スルガ……イイ気ニナルナヨ?所詮ハ駆逐艦…ガラクタ風情ニ倒サレル程…我々ハ甘くナイゾ?」
キセルを吸い…吐きながらギロッと威圧を放った眼で時雨を睨みつけて格の違いを分からせようとしていく
「そんなの……わかってるよ……」
時雨は戦艦水鬼の言葉に俯きながらそう返していき
「でも…ボクは……!!」
「「「ッ!?」」」
すると時雨が顔を上げると同時に戦艦水鬼とレ級と戦艦棲姫は離れていき大型の化け物が大爆発していき……
「貴様ァァァッ!!」
「諦める訳にはいかないんだ!!まもると決めた!大切な仲間を!大好きな提督を!!二度と失わないと!ボクは……決めたんだぁぁぁぁっ!!!!」
戦艦水鬼が時雨を睨むのと同時に時雨は叫びながら勢いよく三体の深海棲艦に突っ込んでいき発砲しながら距離を縮めていく
「ウザイナァ…?シネヨイイ加減!!」
そう言いながらレ級が尻尾を時雨に向けていくが…
「一体…!!」
「グボッ!?」
一気にレ級の間合いに入っては口の中に銃口を入れ発砲してはレ級はそのまま爆発してゆっくりと後ろに倒れてしまう。
「レ級…!?」
流石の戦艦棲姫も驚愕しすぐに時雨に砲撃しようとするもいなくなっており……
「ナッ!?何処ニイッ「二体目!!」アアアァァァッ!!?」
そのまま背後からのゼロ距離発砲で戦艦棲姫は着弾と共に吹き飛びながら水柱が立ちブクブクとナニカが沈んでいく
「オノレェガラクタ風情ガァ……!?」
そう言って時雨に向かって拳を振るっていき
「ッ!!?」
当然時雨は防ぐことが出来ず腹部にモロ受けてしまい、圧迫する感覚が襲ってきて吐血をしながら両膝をついていく
「沈メッ!沈メッ!沈メェッ!!」
髪を掴みながら容赦なくサンドバッグと化した時雨を嬲り続けていく
「キエロォォォォォッ!!ガラクタァァァッ!!!!」
そのまま大振りに拳を振るい時雨のお腹を………
ーーーーードォォォォォォォォン!!!!ーーーーー
「ガァ……?」
「消えるのは……お前だ……!」
時雨のお腹に拳が入るスレスレのところで、戦艦水鬼の腹部から風穴が空いて煙が上がっていく
「キ……サ……マ…………!?」
そのまま時雨の髪を離してゆっくりと後ろに後退しながら風穴が空いた腹部をおさえて時雨を睨むも銃口が目の前にあり……
発砲と共に戦艦水鬼はゆっくりと後ろに倒れ…水柱と共に沈んでいったのだった…。
「はぁっ…はぁっ…はぁっ……!!」
時雨はそのままゆっくりと立ち上がり苦しそうに息を吐きながらもふらふらのまま後ろに振り向き仲間達が…提督がいる帰る場所に向かってゆっくりと移動し始めていく
「あっ……………」
戦場より数キロ離れた先で足が段々と沈みゆっくりとバランスが崩れて後ろの方に重力が逆らえないまま倒れてしまいぷかぷかと浮きながら空を虚ろな瞳のまま眺めていきぼやける景色のまま静かな波とゆっくりと沈んでいく身体に自分の終わりを悟ってしまう………
「あぁ………ボクは……ここまで…みたい…だね…皆…悲しむ…かな…?提督も…怒っている…かな…?」
弱々しくそう呟きながら頰にはうっすらと涙がつたっていく
「約束…守れない…や…皆…ごめん…提督…ごめん…でも…鎮守府の生活は…凄く楽しかった…扶桑や山城達にも……会えて…本当に…よかった……!」
誰も居ない海で涙を流しながら笑顔を作り……ゆっくりと片腕を空に伸ばして……
「皆……!提督……!!ありがとうっ…!そして…………」
時雨が感謝の言葉を発しながら海深く沈んでいき目を閉じながら………
さよなら…………
なんか…最終回ぽい?(汗
他の艦娘もしくは深海棲艦を出して欲しいか?
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出しても大丈夫
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どっちでもいい
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要らない