ミイラ取りがミイラになると思ったらミイラがミイラ取りになった話 作:yrtohoyr
現在アタッシュケースPCを作成しています。
というのも、最近のノートPCは軽くて薄いが正義の風潮がありまして、拡張ポートも少ないですしドライブなども搭載していないことが増えてきました。
なんでしょうね、この変な風潮。
PCは拡張性が命と私は思っています。
特にノートPCはデスクが使えない環境だから選ばれるはずなのに、デスクと同じような拡張性が保有できません。
もちろん完璧に同じとしなくてもいいですが、光学ドライブくらい搭載するか選ばせてくれよと思います。
そのためグラフィックボードと光学ドライブを搭載した最強のノートPCのようなものを作るべく現在アタッシュケースPCを作成しています。
この小説を書き終えるまでには完成するとは思いますのでお楽しみに。
それでは本編をお楽しみください。
マリーが店番を始めた日の夕方である。
マリー「ありがとございまシター!」
ライアー「うん、だいぶ慣れてきたね~」
ユリー「そうだな、やはり呑み込みが速い。」
ゴゴ「ところでなんだけどさ、やっぱりマリーは店番とかより私みたいにギルドで稼いだ方がいいと思うんだよね。折角この間の逮捕作戦でギルドメンバーに正式に加わったわけだし。」
ユリー「...正直なところ俺もそう思っていた。あの魔力量、魔法の扱いは今のこの世界どこ探しても中々出会えない逸材だ。」
ライアー「うーん、マリーさんはどうしたい?」
マリー「ふぇっ!?ええ...」
少し悩みはじめるマリー。
ユリー「まあ、そんなにすぐに決めなくても良い。まずは自分のやりたいことから始めてみろ。」
マリー「は、はい!」
その日の夜であった。
お風呂に入りもう寝ようか、もう少し何かしていようか皆が悩むそんな遅い時間。
そんな時間に店の戸を叩く者が居た。
ガンガンガン
???「お、お願いだ助けてくれ!!」
扉の外から助けを求める声が聞こえてくる。
何事かとマリーが外を見ると、店の外に一人の青年らしき人影があった。
マリーはその姿を見ると急いで店の入り口までかけ降り、店の戸を開けて男を招き入れた。
マリー「とりあえず中へ!!」
ガチャッバタン
???「はぁはぁ...た、助けていただき感謝いたします。」
マリー「どうされたのですか?」
???「じ、実は化け物に追われてて...」
ユリー「おいおい何の騒ぎだ?こんな時間に店に用があるなんてそうそう...!?」
ユリーはマリーが招き入れたものを見た瞬間、腰に装備しているリボルバーを構える。
マリー「きゃっ!?ゆ、ユリー?いくらこんな時間で怪しくても助けを求めて居たのだしそんな警戒しなくても...」
???「そ、そうですよ私はなにも...」
よく状況を理解できていないマリー。
そんなマリーにユリーは問いかける。
ユリー「マリー、お前はそいつをどう見ている?」
マリー「え?何か魔物に追われている青年じゃないの?」
ユリー「もしこの街に魔物が出たとしたらもっと大きな騒ぎになっているだろう。この国は魔法での魔物感知システムが導入された先進国だ。そもそもそいつは人間でも何でもない、早く離れた方がいいぞ。」
マリー「え、え?」
すでに若干の混乱状態になっているマリー。
そんな騒ぎを聞き付けゴゴ達も店に集まってくる。
ライアー「ユリーどうしたの?」
ゴゴ「泥棒ですか?」
ユリー「いいや、泥棒より厄介なのをマリーが持って来ちまった...」
そしてマリーの後ろにいるモノを二人が目にした瞬間、二人とも臨戦態勢に入る。
ライアー「なるほど...マリーさん、その場で身動きをとらないでください。」
ゴゴ「久々に見ましたけど、まさかマリーさんが引っ掛かるとは...緊急要請します。」
ピッ
ゴゴは近くの壁にあったボタンを押す。
???「...なるほど、お前たちは私の真の姿が見えている、と。」
ユリー「ふん、当たり前だ。その感じだと結構な人数を冥土に献上している感じだな、ゴースト。いや、リッチか?」
すると先ほどまで助けを求めていた男は肉体が崩れ、段々と骸骨になっていく。
人間に化けてまでもこの店に来たのはアンデッドの上位の魔物とされているリッチだ。
リッチ「ふふふ...安心しろ、お前たちもすぐにあの世へ送ってやる。私が持つこの水晶玉は生きている人間を体ごとあの世へ送り、この世界から存在・記憶を全て消し去る力を持っている。お前たちもこの水晶の力で生きていた証を全て抹消してやろう。」
ユリー「ライアー、こいつに一発お見舞いしてやれ。」
ライアー「ホーリーネス!!」
聖属性の攻撃魔法を唱える。
白い光があたりに広がったと思われたその時、その光はリッチの左手に持つ水晶玉へと吸い込まれていく。
リッチ「私に魔法は効かないぞ?」
ユリー「なるほどな、奴の出す魔力が魔物として感知されないのはその水晶玉に吸い取られているからか。」
リッチ「お察しの通り、この水晶玉は我の魔力を打ち消す。まあこんな事を話したところで何もならん。さて、この女とお前らの体を全て頂き、我の魔力となるがよい。」
リッチは右手を上に掲げ円を描くように動かす。
すると赤黒いおどろおどろしい魔法陣が浮かび上がり、その魔法陣は徐々に下へと下がり始める。
ユリー「今だマリー!!」
マリー「ホーリーネス!!」
先ほどライアーが放った魔法を今度はマリーが放つ。
すると先ほどのライアーの放った魔法よりも眩く、まるで後光が射しているかのような光が周囲を包み込む。
案の定、その光も水晶玉へと徐々に徐々に吸い込まれていく。
リッチ「フハハハハ!!無駄無駄!!魔力の無駄遣いだぞ!!」
だが光は吸い込まれていくものの、一向にその威力が収まらない。
マリー「私を...嘗めないでくださる?」
そう言うと先ほどよりもさらに威力の強い光が差し始め、店全体が閃光に包まれる。
ミシメキメキ...
リッチ「な、なにぃぃぃぃぃ!?」
徐々に水晶玉に亀裂が入っていく。
そして...
パリン!
リッチ「う、嘘だ!?そんなこと、あり得るはずがない!!」
とうとう魔力に耐え切れなくなった水晶玉が砕け散る。
その瞬間、一帯の魔物感知システムが一斉に起動し、けたたましいサイレンが街中に響き渡る。
リッチ「グワァァァァァl!!!」
カランカランカラン...
魔力を吸収する水晶玉が壊れたことでマリーの魔法が直撃し、リッチは完全に浄化されてしまう。
リッチが立っていた場所にはリッチの骨が散乱していた。
ドドドドドドド...バタン!
衛兵A「応援要請はこの店か!?」
衛兵B「皆さん大丈夫ですか!!」
少し遅れてゴゴが呼び出した衛兵たちが店に入ってくる。
ユリー「ああ、いや、大丈夫だ。ほらそこを見てくれ。」
ユリーが指さすところを見ると、散乱した骸骨と、床に力なく座り込むマリーの姿があった。
マリー「あの、わ、わた、私...」
魔物とはいえ、その生を絶ってしまった事への罪悪感が彼女を襲う。
ユリー「大丈夫だマリー。奴はこの街の住人を何人もあの世へと送っている。そんなことに比べたら全然大したことない、むしろお前はこの街を救った英雄なんだ。そうだろ?」
衛兵A「ええ、ご安心ください。魔物、しかも上位の魔物ですからあなたには後々国王から恩赦が送られるでしょう。」
衛兵B「我々よりも先にこのアンデッドの退治にご協力いただき本当に感謝しております!」
敬礼ビシッ
マリー「う、ウワァァァン!!」
ユリーに抱きつき泣きじゃくるマリーを、ユリーはそっと包み込むように抱き返す。
それを衛兵の後ろで目撃してしまったゴゴであったが、今回は仕方ないものとしてただ見守るのであった。
ライアー「ところで、この骨の残骸はどうしましょう?」
衛兵A「我々が引き取ります。恐らく先ほどの魔法で浄められているとはいえアンデッドの体というのは危険なモノがついていることがありますからね。」
ライアー「ではよろしくお願いします。」
ゴゴ「マリー、本当にすごかったよ!!これならギルドでの活躍も問題ないんじゃないかな?」
マリー「そ、そのことでお話があるのですが...」
少し真剣な表情でゴゴたちに話しかける。
ゴゴ「どうしたの?」
マリー「...ゴゴと一緒にギルドで活躍したいのです!ゴゴを守る、魔道士として!」
ゴゴ「マリー!!」
ユリー「それじゃ、ギルドで活躍できるためにもう少し射撃訓練と、サバイバル生存術の実践訓練を受けてもらおう。大変だとは思うが、マリーならきっと出来るはずだ。」
ライアー「魔法はもう何も言わなくても大丈夫そうだから、頑張って!」
マリー「はい!!」
こうしてミイラはミイラ取りへの道を歩み始めたのであった。
続く...
いかがでしたでしょうか。
残念ながらこのお話を書き終える方が早かったので次回以降でパソコンが完成します。
実のところ今回のパソコンは私の持っているPCの中ではWindows 11を正式に対応した唯一のパソコンになります。
仕事でWindows 11を使っているので操作は既に慣れていますが、既にWindows11がこの世に出てから3年たってしまいました。
昔は新しいOSが出たら1年以内には入れていましたが、やはりWindows 10とHaswell世代のCPUが優秀でいつもより少し長く使ってしまいました。
この後のお話はもしかしたら今回作っているPCで書いていくかもしれません。
その時は前書きなどにまた書いていきますね。
それではまた次回。