ミイラ取りがミイラになると思ったらミイラがミイラ取りになった話   作:yrtohoyr

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どうも皆さんこんにちは、作者です。
最近Delta Forceというゲームにすっかり嵌ってしまいまして、最高司令官の称号も手にすることが出来ました。
この前書きを書いている時点ではシーズン8がスタートしたばかりなのでまたランク上げに勤しもうと思います。
(スマホ腱鞘炎に注意ですね。)
それでは本編をお楽しみください。


第三十話 ミイラは聖母に会う

マリーがクエストを完遂して2日後のことである。

その日はユリーとライアーがマコトを連れて観光案内、ゴゴはギルドでクエストを受ける日ということもあり、マリーは一人店番をしていた。

 

マリー「今日も平和ね...」

ズガガガガンパパンパンパンドドドドド...

そんな店の隣に併設された射撃場は今日も安定の盛況ぶりである。

 

マリー「常連さんは射撃に飽きないのかしら...人を簡単に殺めてしまうこの道具、確かに最初はすごいと思ったけれど、やはり危険なものに変わりないわね。」

そう言いながら自分の右腰に吊っている護身用のオートマチックピストルに触れる。

その時、射撃場と店をつなぐドアが開き、常連がマリーの前にやってくる。

 

常連A「マリーちゃん、5.56mmをもう100発追加でお願い!」

 

マリー「5.56mm...はこれですかね?」

そう言うと5.7x28mm弾薬を取り出す。

 

常連A「あー、これは5.7だね。P90とかに使うやつ。自分のは普通のAR-15系カスタムだから5.56x45mmだよ。」

 

マリー「えーっと...あ、これですわね」

 

常連A「そうそう、それそれ!はい、100発分」

チャリン

 

マリー「はい、確かに預かりましたわ。」

 

常連A「それにしても、マリーちゃんはあまり射撃場使わないんだね?ユリーとかゴゴちゃんはたまに俺達に混じって撃ってたけど」

 

マリー「えぇ、まぁ...弾薬を間違えるほどですし私にはあまり向いていませんの。」

 

常連A「そぉんなのやれば覚えられるって!店番も一応はこなせてるんだしさ、今度一緒に撃ちまくろ!なっ!!」

そう言うとちょっと強めに肩をポンポンする。

 

常連A「っと、あんまりマリーちゃんにボディタッチするとゴゴちゃんがうるさく言うんだった、わりぃね」

 

マリー「私は別に良いのだけれどゴゴがね...とりあえず続きを楽しまれてくださいまし」

 

常連A「おうよ!ありがとな!」

そう言うと常連は射撃場へと戻っていった。

 

マリー「この国のコンプライアンス?というのも難しいものですわね...男女平等というこの考えも行き過ぎるとこうなってしまうのは仕方のないことなのかしら...」

カランカラン

そんな哲学的なことを呟いていると、店の入口が開く。

 

マリー「いらっしゃいませ~」

 

???「あら、新人さんかしら~?こんにちは~」

店に入ってきた人物はおっとりとした物言いで、全体的に黒い衣服を身に着けた長身色白の美しい女性だ。

その美しさはマリーも一瞬ドキッとするほどの美しさである。

そしてまた豊かに実ったソレは、全人類の男、いや種族を超えたすべての男を一網打尽にできるほどの立派なものであった。

 

マリー「あ、こ、こんにちは。私、マリーと申しますわ。」

男性客が9割を占めるこの店に突然の美人来訪でマリーもしどろもどろである。

 

ソフィア「あら~、ご丁寧にどうも~、私はソフィア、ユリーの母です~」

ゆったりとした口調でとんでもないことを口にし始めるソフィアと名乗る女性。

 

マリー「え、えぇぇぇぇぇぇ!?!?」

流石のマリーも驚きを隠せないでいた。

すると、マリーの声を聞いた常連客がゾロゾロと射撃場から出てくる。

 

常連A「どうした!?くせ者か!?」

 

常連B「マリーちゃんを守れ!!」

 

常連C・D「イエッサーボス!」

 

ソフィア「あら、あらあら~」

流石にソフィアもこの様には困惑の表情を浮かべる。

 

常連A「って、ソフィアさんじゃないか!!」

 

常連B「おぉ、聖母ソフィア様!!」

 

常連C・D「ありがたやありがたや...」

 

マリー「えぇ...」

常連客はソフィアと面識があったようだ。

カランカラン

ちょうどその時、ユリーたちがマコトとの観光から一時的に帰ってきた。

 

ユリー「帰ったぞ~...って、おいおい何だか大盛況じゃねえか」

 

ライアー「あれ、ユリーのお母さん!?」

 

マコト「ソフィアさん、お久しぶりでございます。」

 

ソフィア「ライアーくんどうも~。それに...マコトくん!?久しぶり~!ギュ~っ」

そう言うとソフィアはマコトに抱きつく。

マコトの顔はその豊満なモノにうずもれる。

 

マコト「ちょ、ソフィアさん!?」

 

常連A「は、はは、なんだ、じゃあ俺達は戻るか」

 

常連B「お、おう」

流石に常連客たちも気まずくなったのか、そそくさと射撃場に戻っていった。

ソレに気づいたのかマコトはソフィアの挨拶ハグから解放される。

 

ソフィア「あら、ごめんなさいね、つい癖で~...」

 

マコト「い、いえ、久しぶりのことでしたので少し驚いてしまい失礼致した。」

 

ユリー「母さん、流石に他人にいきなり抱きつくのはやめたほうが良いぜ...」

さすがのユリーも母の抱きつき癖には参っているようだ。

 

ソフィア「あら~、じゃあ他人じゃなきゃ良いのね~」

そう言うと今度はユリーに抱きつく。

ただ、流石にユリーの方がソフィアより身長が高いため、他人から見れば弟に抱きつく姉のような感じに見える。

 

ユリー「...所でマリー、異常はなかったか?」

 

マリー「...」

マリーは眼の前の状況に若干見惚れていた。

 

ユリー「おーい、マリーさーん」

 

マリー「んえっ!?あ、えぇ、特には」

 

ユリー「それなら良かった...ってぇ、いつまでハグしとんのよ母さんは!」

 

ソフィア「え~、久々なんだし良いじゃない~」

 

ユリー「もう良いでしょ...」

 

ソフィア「んもう、ケチね~。それにしてもユリーちゃん、こ~んな可愛い子を雇っててちゃんとお給料払えてるの~?」

 

ユリー「あたり前だよ、うちのバイトは国の中でも時給は高い方、しかもボーナス付き。あと、マリーはバイトじゃなくて住み込みな。ライアーとかゴゴと同じ扱いだ。」

 

ソフィア「あらあら、ユリーちゃんがご迷惑かけてないかしら~...」

 

マリー「大丈夫ですわ、むしろ私のほうが迷惑をかけてしまうことも多いのでして...」

 

ユリー「まあ立ち話も何だから皆上がってくれ。マリーも一旦レジはOKだ。」

そうして一行は店の二階にある居住スペースに上がってきた。

 

ソフィア「お邪魔しま~す♪」

 

ユリー「いや、何度も上がってるのになんで毎回そんなルンルンなんだ...」

 

ソフィア「自分の息子が自立したら嬉しいものよ?」

 

ユリー「いやもうフレデリークに店構ええてから何十年も経ってるからな?しかもその間にも毎年何回も来てるじゃないか...」

 

ソフィア「そうだったかしら?でもマリーちゃんって子は知らなかったわ!最近じゃこんな可愛い子もいるのねぇ~」

そんなこんなでライアーがお茶とお菓子を運んできた。

 

ライアー「はいどうぞ、紅茶で良かったですかね?」

 

マリー「はいユリー、マコトさん」

マリーも配膳を手伝っていた。

 

マコト「ありがとう。」

 

ソフィア「あらあら~、いつもありがとうねライアーくん、紅茶で大丈夫よ~、ソレにマリーちゃんまで。ほら~、ユリーちゃんも手伝いなよ~」

 

ユリー「あのなぁ...」

こうして全員が座った所でソフィアはマリーに話しかける。

 

ソフィア「改めまして、私ユリーの母のエレナ・ソフィア・吉澤って言います~よろしくね~」

 

マリー「マリー・ゴッドハートと申します、いつも姉とお世話になっておりますわ」

 

ソフィアー「ゴッドハート...あ!ゴゴちゃんの~!全然お顔が違うから気づかなかったわ~」

 

ユリー「母さん、それは..」

 

ソフィア「あっ...ご、ごめんなさいね、私魔法生物学者をやってるからつい~...」

 

マリー「いえ、どうかお気になさらずに。幼少期のことですから記憶はほぼありませんし、私もゴゴも半分友達のようなものですわ」

ちなみにこの設定は全てゴゴの考えたシナリオである。

忘れてはいけないが、マリーはルイーズ王国の元王女。ゴゴとはまったく血は繋がっていない。

 

マリー「それにしても...お母様からは何か不思議なオーラを感じます。なんと言いましょう、今まであまり感じたことのないような...でもユリーの持つオーラにほど近いような...」

 

ユリー「多分だが、マリーは母さんが人間に見えてるんだろ?」

 

マリー「えぇ。違うの?」

 

ユリー「母さんはヴァンパイアだ。魔界にあるヴァンパイアの国、ノクターンから来ている。」

 

マリー「ヴァンパイア!?」

マリーを騙せるほどに人間に近い美しさを持っているのがユリーの母、ソフィアなのである。

 

マコト「マリーはそもそもあまり魔界の住人たちと接点の無い国出身と聞いている、気付かないのも仕方ないであろう。」

 

マリー「でもヴァンパイアは太陽が駄目ではなくって?」

 

ユリー「ああ、だから全身黒装束にこれを塗ってる。ライアー特性の日焼け止めだ。」

 

ソフィア「これがあれば無敵なんだから~!」

そう言うと来ている服の袖をまくり上げ、その純白の肌を一行に見せつける。

 

マリー「綺麗な肌ですわね...」

 

ソフィア「ウフフ、そう言っていただけると嬉しいわ♪でも、こう見えてこの中じゃ一番の歳上なのよ~」

そう、ソフィアの年齢は何を隠そう260歳。この世界のヴァンパイア平均年齢がおよそ700歳前後と考えればまだまだ若い部類である。

 

ユリー「というか、ここに要る半分は人間基準の見た目と年齢があってないからな。マリーとマコトは純粋な人間だからまあ年相応だろう。」

 

マリー「そうするとユリーのお父様が人間ということになるのかしら?」

 

ユリー「ああ、もうだいぶ爺さんだがな。今年で93だったか。ところで親父はまだ鍛冶屋は続けてるのか?」

ユリーの生い立ちは鍛冶屋の父に魔法生物学者の母という何とも稀有な家族構成である。

 

ソフィア「勿論!筋力は昔より衰えちゃったけど、最近はお弟子さんとそのまたお弟子さんが頑張ってくれてるわ~」

 

ユリー「そうか、元気そうで何より。」

 

マコト「またユリーの父上に刀の手入れを頼まなければな。」

 

マリー「...まさかとは思うのだけど、ユリーのお父様はヤポナーシャの出身ですの?」

 

ユリー「おう、言ってなかったか?ヒカルって言うんだ。」

 

マコト「ユリーの父上はヤポナーシャでも腕利きの鍛冶屋でな、私もそこにいつも手入れを頼んでいる。」

 

マリー「でも、魔界とこの世界はそう簡単に行けるものでは...」

 

ソフィア「ヤポナーシャは世界で唯一魔界の入り口が開いているのよ~、だからマコトくんはいつも来てくれるの~」

 

マコト「魔界の住人は何も皆が獰猛な種族という訳ではない。むしろ人間と友好関係を築いている種族の方が多い。」

 

マリー「そうでしたのね...ちょっと興味が出てきましたわ」

 

ソフィア「あら~、じゃあ今度は皆遊びに来てよ~」

 

ユリー「母さん...」

 

ライアー「最近魔界に行ったのはあのお姉さんたちの所だけだし、ぼくも久々に行きたいな~」

 

マコト「ではその時に私の刀の手入れをしていただこう。」

 

マリー「楽しみですわ!!」

 

ユリー「え、皆行く流れ...?」

こうして一行は話の流れでユリーの実家がある魔界の国に近く行くこととなったのであった。

続く...




いかがでしたでしょうか。
いやー、書き始めると止まらないのが駄作小説の悪いところです。
ええ、もう自分でも駄作だと認めています。
もう話の内容が行き当たりばったりで、昔書いた内容と辻褄が会うか毎回確認しているレベルです。
(一応設定メモはあるんですけどほぼ役に立ってない)
ということで今後も行き当たりばったりで書いていくと思います。
それでは次回もお楽しみに。
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