ミイラ取りがミイラになると思ったらミイラがミイラ取りになった話   作:yrtohoyr

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どうも皆さんこんにちは、作者です。
もうすぐバレンタインデー、皆様は毎年チョコもらってますか?
勿論私は貰えますよ!母親に!
一体何年連続で貰っているのでしょうか。(きちんとホワイトデーに返してますので悪しからず...)
ということで皆様、チョコの食べすぎで鼻血を出さないように気を付けましょうね。
それでは本編をお楽しみ下さい。


第三十一話 ミイラは魔界に向かう

ユリーの母の突然の来訪から2週間後。

この日からライアー銃砲店は長期の休暇に入っていた。

ソフィアとマコトは一足先にそれぞれの国へと戻っていた。

 

ユリー「はぁ...あんまり乗り気じゃねえんだが」

 

ライアー「良いじゃん、久々の実家楽しもうよ♪」

 

ゴゴ「そーだよ、私だってたまに帰らせてもらってるんだしたまには店長自身も休まなきゃ」

 

ユリー「あのなぁ...俺一人なら気楽でいいんだよ。でもお前らを引率しないといけないとなると全く気が滅入るんだよな...」

ユリーは魔界への帰省はあまり楽しいとは思っていないようだ。

 

マリー「♪」

マリーは出発に向けて荷物の準備をしていた。

 

ユリー「そして何故マリーはそんなに楽しそうなんだ...」

 

マリー「旅行は準備の時が一番楽しくってよ?この日のために必死でヤポナーシャ語と魔界標準語を勉強しましたから、折角ですし楽しみましょう♪」

いや、マリーはどんだけ努力家なんだ?

 

ユリー「...好きにしてくれ。あとマリー、今回そいつは持ってっちゃいかん。ヤポナーシャは刀剣類は良いが銃はほとんど規制対象だ。魔界もうちの国は武器所持は自由だが道中の国々は武器規制がある所も多い。」

そう言うとマリーのカバンから銃器をすべて取り出す。

 

マリー「あら、そうでしたの?では自己防衛は...」

 

ユリー「要らん。ヤポナーシャは武器類の規制が厳しい分、治安は全世界をみてもトップクラスに良い。それに、うちらとは住んでいる世界が違いすぎる。」

 

ライアー「そうそう、向こうじゃ魔法より機械のほうが発展しちゃって魔法を使える人がほぼいないんだよ。」

 

ゴゴ「島国だから独自の進化を遂げてるとは言うけど、まさか機械が魔法レベルに発展しているとは思わなかったよね。私たちの店が既にこの国では異色扱いだからヤポナーシャの技術を本格導入したら多分やばい奴らって思われちゃうよ」

 

マリー「言語習得の時に資料に目を通しましたが、そんなに凄い国なのね,,,」

 

ゴゴ「凄いよ~、魔界より凄いんだから!」

 

ユリー「まあとにかくだ、今回目的はヤポナーシャではなく魔界。それを忘れてくれるなよ。」

こうして一行は着々と出発準備を進めていたのであった。

翌日...

 

ユリー「じゃ、魔港に行くか。」

 

マリー「魔港ってあのテレポートを代行する施設よね?馬車やテレポートネスで行くのではないの?」

 

ユリー「あのなぁ...馬車で行ってたら数カ月の旅になる。しかも馬の食糧費、乗り換え費、その他宿泊費等諸々諸経費がかかりすぎる。そんな金はかけていられん。」

 

ライアー「テレポートネスもそんなに便利な魔法じゃないからね。あくまで自分の知ってる近距離の移動用なんだ。それにあの魔法は移動距離によって魔力使用量が変わるからあまり遠距離すぎると魔力切れで途中の何処かまでしか転移できないんだ。」

 

ゴゴ「まあマリーの魔力量なら行けそうとも思っちゃうけどね...でも結局出国手続きとかしなきゃいけないし、魔港でテレポートしたほうが早いんだよ。」

 

マリー「そうでしたのね。」

 

ユリー「まあ面倒だから魔港まではテレポートするけどな。マリー、任せた。」

 

マリー「あの、私魔港の場所を存じ上げておりませんの,,,」

さすがのマリーも魔港の場所まではわからないのであった、

 

ライアー「仕方ないよ、マリーさんもまだここに来て1年経ってないからね。僕がやる。それじゃあみんなちょっと寄って、荷物は自分の足元において。」

各々手に持っている荷物を足元に置き、身を寄せ合う。

 

ライアー「オッケー、それじゃあ行くよ...テレポートネスト!」

 

ライアーが唱えると、白い魔法陣が床に現れ、あっという間に全員が魔法陣に包まれ、その姿は一瞬にしてその場から消えた。

 

~フレデリーク王国 第一王国魔港にて~

...ィィンシュパァン!!

 

ライアー「...よし、成功だね。」

 

マリー「ここが魔港...」

第一王国魔港。

世界の魔港の殆どはここに繋がっているとされる世界規模のターミナル魔港だ。

その規模は凄まじく、並大抵のショッピングモールでは叶わないほどの巨大な施設となっている。

 

ゴゴ「ここいつも迷うんですよね~、しかも世界各地の魔港が新たに開港するたびに場所も変わって...」

 

ユリー「まあそこの案内看板を追うしか無いな。」

一行は案内看板の前まで来る。

その案内看板には世界数百ヶ国の行き先が所狭しと建物・階層ごとに書かれていた。

幾度となく使い回されているのか、ところどころ加筆や削除した後が見られる。

 

ライアー「これは...また随分変わっちゃったね。まだ方角で建物が決まってるから良いけど...」

 

マリー「ヤポナーシャは...東棟2階Bエリアですわね。」

 

ユリー「まあヤポナーシャは東側の国では中々規模のデカい発展した国だからな。エリアは分かりやすい目立つところに設置されているからまだ有り難い。」

 

ライアー「観光地としても異様な人気だからね。」

 

マリー「ちょっと思ったのだけれど、私以外でヤポナーシャの言葉を話せるのは...」

 

ユリー「当然俺は話せるぞ。親父と意思疎通できなきゃお爺さんの家にも遊びに行けなかったしな。」

 

ライアー「僕とゴゴは無理だね、基本ユリーが案内役だから。」

 

ゴゴ「まあ今回はマコトさんも連れてだからあまり心配しなくて良いよね。それにしてもあのヤポナーシャの言語ってなんであんなに独特なんだろ。文字もふにゃふにゃっとしてたりカクカクとしてたり、なんか3種類の文字をまぜこぜで使うんだっけ?」

 

マリー「ええ、そのようですわね。私もまだ完全には習得していないから話せても読むことはまだあまり出来ないわ。」

 

ユリー「まあ、フレデリーク語は世界公用語の一つだから多少話せる位の人は多いと思う。そのあたりは心配するな。さて、 場所もわかったしさっさと行くぞ。」

こうして一行はヤポナーシャへの転移場所まで移動する。

魔港の建物内はまさに現代の空港のようなもので、様々な国の様々な人達が自身の目的地へ行くために忙しなく動き回っている。

 

ゴゴ「うっひゃー、いつ来ても人がいっぱいだ」

 

ユリー「今日はまだ少ない方だな、祝日はもっと激混みだぞ。」

 

ライアー「ヤポナーシャ行きの手続きは向こうだね。」

そして一行は出国手続きを済ませる。

 

保安官A「ヤポナーシャへは旅行ですか?」

 

ユリー「ああ、友人に会いにな。後ろ3人も同じだ。」

 

保安官A「ヤポナーシャへはこちらのリストの物品は持ち込みできません。もしいまお手持ちに有りましたらこちらでお預かりします。」

 

ユリー「流石に持ってないな?」

 

ライアー「勿論」

 

ゴゴ「オッケーだよ」

 

マリー「ええ、全て無いことを確認いたしました。」

 

保安官A「ではこちらのチケットをお持ちになってBゲートにお進みください。良い旅を。」

こうして一行はゲートまで進む。

人が少ない日とはいえ、それでもヤポナーシャ行きのゲートは人でごった返していた。

これらを分散するためにヤポナーシャ行きのゲートはA~Zまであるが、それでもまだ並んで10分は待たされるほどだ。

こうして待つこと十数分、やっとチケットを確認するための保安官のところまでたどり着く。

 

保安官B「チケットを拝見いたします。」

 

ユリー「ハイよ、4人分だ。」

 

保安官B「...はい、大丈夫です。最後にもう一度確認致します、このBゲートを進みますとすぐヤポナーシャの入国用ゲートにつながります。もしこちらのリストの物品をお持ちの場合、こちらでお預かりすることになりますが、お手持ち品などよろしいでしょうか?」

 

ユリー「ああ、俺は大丈夫だ。」

 

ライアー「僕もOKだよ、」

 

ゴゴ「私も~」

 

マリー「大丈夫ですわ」

 

保安官B「はい、ありがとうございます。では転移用ゲートオープンします。ゲートは一方通行ですので、お入りになられましたら戻ることは出来ませんのでご注意ください、それでは、Have a nice trip!」

ガコン...

保安官がゲートの近くにあるボタンを押すと、ゲートが紫色に光り始め、それと同時に紫色の魔法陣が浮かび上がる。

 

ユリー「さて、行くか。」

シュゥン...

ユリーが魔法陣に触れると、ユリーの姿はその場から瞬間的に消えてしまった。

 

ライアー「僕達も行こうか」

 

ゴゴ「はーい」

 

マリー「ゴクリ...」

3人は同時に魔法陣に触れると、3人もまたその場から瞬間的に消えてしまうのであった。

 

続く...




いかがでしたでしょうか。
まるで救済機関を取り戻すかのような怒涛の投稿。
私自身非常に驚いています。
多分まだ気力があるのでもう2話くらいは今月中に掛けそうです。
それでは次回もお楽しみに。
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