5人兄弟とセカイの関わり方 天才音楽家編   作:エビデンス海老天むす

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お久しぶりです。
生活リズムが明らかに変わってまだ慣れきってないのでしばらく投稿できなくてすいません。もう少し、もう少しだけ時間ください。


GWにたくさんあげます。(尚、もう後半の模様)


第九話「決戦」

土曜日

Mossy stone

 

 

仁剛「よし、お前ら練習は十分にした。あいつらにもいい勝負できるはずだ、舞台裏から見てるから思いっきりかましてこい。」

 

 

杏 こはね「「はい!」」

 

 

俺は控室からステージに向かう二人を見送った。そしてステージから先ほど歌っていたBAD DOGsが降りて来た。

 

 

仁剛「よ、お疲れさん。相変わらずだったな。」

 

 

冬弥「ありがとうございます。仁剛さんに褒めていただけるなんて」

 

 

彰人「あの二人には言ってねぇだろうな。」

 

 

仁剛「おいおい、お前そんなに親しげだったか?まぁ、いいや、聞いて驚けよ?あいつらの歌。」

 

 

冬弥「はい、楽しみにしてます。」

 

 

杏「『Vividsだよ〜今日は楽しんでってね〜』」

 

 

ステージからマイク越しの杏の声が聞こえる。もうそろそろ始まるようだ。

 

 

 

 

こはねside

 

 

こはね「ふぅ〜(落ち着かなきゃ、もうすぐで始まる。杏ちゃんや仁剛さん、東雲くんや青柳くんに私の全力を見せなきゃ。)」

 

 

杏「大丈夫だよ。こはね、私が守るから」

 

 

杏ちゃんは私の緊張を察して声をかけてくれた。

 

 

こはね「うん。」

 

 

曲が流れ始め、私は大きく息を吸った。

 

 

 

仁剛side

 

 

 

仁剛「よし、いい感じだ。(二人とも空気に飲まれてないし安定して歌えてる。そして何より会場の視線を全部釘付けにしてる)」

 

 

彰人「マジかよ…」

 

 

二人の歌に彰人は驚いているようだ。

たくさん特訓したし、そのくらい驚いてもらわないと困るってものだ。

 

 

冬弥「やっぱりあの二人はお前と同じだったな。」

 

 

彰人「オレとあいつらが?」

 

 

そうゆうと彰人は数秒考え込み答えを出さずにいる。

 

 

冬弥「もう認めてもいいんじゃないか?あの二人のことを。」

 

 

仁剛「彰人、お前があいつらのことを気に食わなくてもいい。だけど、あいつらとお前らはいいライバルになると思うんだ。だからあいつらの事をを認めてくれないか?」

 

 

彰人「……」

 

 

彰人は答える事なく二人のステージが終わった。二人ともステージに挨拶をして舞台袖に帰ってきた。

 

 

仁剛「お疲れ様。よかった。二人とも完璧すぎて言葉が見つからないよ。」

 

 

杏「ありがとう。めっちゃ楽しかった。」

 

 

こはね「ありがとうございます。杏ちゃんや仁剛さんのおかげで思いっきり歌えました。」

 

 

仁剛「そうかお疲れさん。」

 

 

2人を絶賛しているとイベントのスタッフが呼びかけていた。

 

 

スタッフ「次の『prepare』さん?お願いしまーす。」

 

 

杏「あ!次始まっちゃう、移動しなきゃ。」

 

 

こはね「うん!」

 

 

仁剛「待て、杏。こはね。」

 

 

杏「何?仁剛さん?」

 

 

仁剛「お礼と言っちゃなんだが、俺の歌、聴いていけよ。

 

 

杏「え?それってもしかして!」

 

 

俺は眩い光を光を浴びながらステージに登っていった。

 

 

ステージの上からは懐かしい光景だった。沸いた会場を見下ろすこの景色。そこから思い出す。失敗、成功、挫折、思い出。俺はここに帰ってきたんだと思った。

 

 

仁剛「いきなり飛ばしていくぜ!」

 

 

 

 

こはねside

 

 

彰人「す、すげぇ…」

杏「やっぱり仁剛さんの歌って…」

冬弥「……」

 

 

仁剛さんの圧倒的な歌声の前に私は例えでもなんでもなく空いた口が塞がらなかった。どうすごいのかと言われるとどう表現したらいいのか分からないが、引き込まれるようなうまさがある。

あっという間に仁剛さんのステージは終わってしまった。

 

 

 

翌日

ストリートのセカイ

 

 

俺たちは昨日の反省会とお疲れ様会をセカイで行っていた。最初はこはねが自信を持って歌えた話から俺と杏とこはね以外の2人の話になっていた。会もいい雰囲気になり解散の流れが来ていた

 

 

杏「ねぇ、そういえば仁剛さん、あのステージいつから練習してたの?私たちとしてる時は全くそんなそぶり見せなかったのに。」

 

 

仁剛「ん?学校の授業の合間とかここにきて練習してたんだ。でも、ミクやレンにも秘密にしてたんだ。」

 

 

あの歌を急ピッチで仕上げることができたのは何よりもMEIKOのおかげである。MEIKOは俺がセカイに来ると、歌を聞いてくれてアドバイスまでしてくれた。

いつも歌声を聞いてるバーチャルシンガーから歌のアドバイスを受けるのも最初は変な感じだったが、そのアドバイスは的確で本当に助かった。

 

 

レン「えぇ〜、なんでだよ〜言ってくれれば一緒に練習したのに〜。」

 

 

MEIKO「レンだとうっかり喋っちゃうかもしれないでしょ。私とニゴーが2人で練習してる時はお店をミクに頼んでたし、ミクは『知らなかった』ってよりは『知れなかった。』って感じよ。」

 

 

レンはあからさまに残念そうにしているが、表情には出さないがミクも相当残念そうにしている。

まぁ、当然と言って仕舞えば当然なのだが…

 

 

レン「じゃあ!動画!歌ってる動画見せてよ。」

 

 

こはね「私、昨日のイベントの録画持ってるよ。見せてあげるね。」

 

 

レン「ほんと?やった!」

 

 

仁剛「俺も反省会がてら見るか、」

 

 

二人と一緒に動画を見ていると俺のケータイに一つの通知が入った。差出人は『青柳冬弥』と書いてある。俺は珍しいなと思い、メッセージを見た。

 

 

 

[お話ししたいことがあります。予定空いてますか?]

 

 

 

俺は[OK、いつにする?]とだけ返した。

 

 

 

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