5人兄弟とセカイの関わり方 天才音楽家編   作:エビデンス海老天むす

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前書きと後書きを書かずに投稿してしまった。

すぐ治したのでセーフ。


今回はオリジナルの話です。


第4話「現状確認」

BADDOGSに喧嘩を売られたその後俺は杏とこはねちゃんの練習を手伝うためにいつもの練習場所にいた。

 

 

仁剛「まずはお前らの実力を見せてくれ、話はそれからだ。」

 

 

杏「うん!曲はさっき歌ったやつでいいよね。」

 

 

こはね「う、うん」

 

 

杏「じゃあいっくよ〜」

 

 

 

杏 こはね「「ーーーーーーー♪」」

 

 

 

 

二人は歌い終わった。杏は余裕そうだが、こはねちゃんは少し疲れているようだ。

 

 

こはね「はぁ、はぁ、」

 

 

杏「どうだった?私とこはねの歌!」

 

 

二人の歌はとても噛み合っていた。高音のこはねちゃんと低音の杏。二人の声が絶妙にシンクロし、とても一緒に歌い始めて間もない二人組だとは思えなかった。

 

 

仁剛「そうだな。10点だ。」

 

 

杏「なんでよ!」ガッ

 

 

杏は俺の評価が嫌なのか俺の胸ぐらを掴んできた。

そんなに嫌かよ。

 

 

仁剛「落ち着け、俺のこの点数は『お前らの相性が100点であるのが前提』の点数だ。たしかにお前らの歌は絶妙に噛み合っててこれ以上ない相性だと思う。100点だ。だが、こはねちゃんは歌に関しては初心者だし、杏は二人組で歌った経験はほとんどない。まだまだ伸び代が沢山ある。ま、1ヶ月じゃ足りねぇと思うけどな。」

 

 

こはね「あ、ありがとうございます。」

 

 

仁剛「歌う曲はさっき決めてただろ、俺はその曲聞いてるから二人で反省会しとけ。」

 

 

杏「オッケー」

 

 

 

 

side change こはねside

 

 

杏「じゃあ〜反省会しよっか、」

 

 

こはね「う、うん」

 

 

反省会が始まった。初心者の私は何も分からないから杏ちゃんの言ったことをメモしていく、歌うのって大変だ。でも、杏ちゃんと一緒にやっていくって決めたから絶対に手加減なんてしたくない。でも私は一つ杏ちゃんに聞きたいことがあった。

 

 

杏「まぁ、このくらいかな〜。仁剛さんからはもっと多いダメ出し出ると思うけど」

 

 

こはね「杏ちゃん、質問なんだけど仁剛さんって楽器を専門にやってる人でしょ?歌にも詳しいの?」

 

 

杏ちゃんは数秒悩んでいた。

 

 

杏「あー、そうだね。どこから説明したらいいかな〜。うーん、まずね仁剛さんにとって楽器はあくまで趣味の範疇なの。仁剛さんの本領は歌、だからといって楽器も下手なわけじゃない。コンクールとかでいくつも金賞を取ってるみたいだよ。それでいて歌もすごくうまいの!お父さんもね、「あれほど音楽を、愛して愛されてる奴を見たことがない」っていってたんだよ。」

 

 

こはね「そんなに上手なんだ。ちょっと聞いてみたいな。」

 

 

杏「聞いたらびっくりすると思うよ。あ!いけない!反省会しないと。」

 

 

こはね「うん。そうだね。」

 

 

私は少しのワクワク感を感じつつ自分の反省会をしていた。

 

 

 

 

side change 仁剛side

 

 

仁剛「よし、お前ら反省会終わったな。」

 

 

杏「はーい」

 

 

こはね「はい。」

 

 

仁剛「まず、お前らに話しておく事がある。」

 

 

杏とこはねちゃんは固唾を飲んで聞いている

 

 

仁剛「お前らは昨日BADDOGSに喧嘩を売られたわけだ。だからあと1ヶ月でお前をあの二人と同じレベルの高さに引き上げないといけないわけだ。ん?どうした?お前ら?」

 

 

俺が説明すると二人は「はて?なんのことやら」と言いたげな表情だった。

 

 

仁剛「お前らもしかして自分たちが喧嘩を売られてる事にすら気づいて無かったのか?」

 

 

杏 こはね「「うん(はい)」」

 

 

こはね「えっと、東雲くん達は私たちのデビューステージを教えてくれた、と思ってたんですけど…」

 

 

杏「そうそう。めっちゃありがたいな〜、って思ってたのに…」

 

 

仁剛「お前ら幸せな頭してるな…あのオレンジ頭はそんな聖人みたいな性格してないぞ…。俺の推測だが説明すると、まずあの二人はRAD WEEKEND越えを目指してるんだ。それと同じ目標を持つ杏が見ず知らずの初心者と組んだんだ。あいつは初心者を誘った杏と、誘われた側のこはねちゃんに歴然とした差を見せつけるために同じイベントに呼んだってわけだ。同じ箱、同じオーディエンス。同じ条件でお前らより上だと証明するために今回のイベントに誘ったんだよ。分かったか?」

 

 

簡単に説明するとクラスのイケメンと付き合った女をいじめる学校の上位カースト共みたいな構図だ。

なんかそう考えるとイライラしてきたな。

 

 

こはね「そ、それって私のせいって事ですか?…そんな…私‥そんなつもりじゃ…」

 

 

杏「そうだよ、私だってそんな軽い気持ちでこはねを誘ったわけじゃない。」

 

 

仁剛「分かってるよ。ようはお前らをあと1ヶ月であいつらと同レベル…いや、あいつらの上をいくレベルになるまで上手くなればいいって事だ。やって明日から特訓を開始する。」

 

 

こはね「と、特訓!?」

 

 

仁剛「そうだ。特訓だ。特訓は明日から!まぁ、今日は歌う曲を3人で聞いてから終わろうか。よし、俺はちょっと飲み物とってくるから先に流してていいぞ。」

 

 

俺は荷物置き場に飲み物を取るために背中を向けた。

 

 

杏「あ、私スマホ荷物のところに置いてきちゃった。こはね、代わりに流してくれない?」

 

 

こはね「うん。………あれ?プレイリストに見た事ない曲が入ってる。」

 

 

杏「ほんとだ……『untitled』ってある。どうしよう。取り敢えず再生してみようか。」

 

 

仁剛「は?『untitled』?おい!今すぐ止めろ!」

 

 

その時2人は光に包まれていってしまった。

 

 

仁剛「いっちまった………」

 

 

 

 

 




いかがでしたでしょうか!


ちなみに仁剛くんの歌の腕前はシネマのイベントで出てくる「遠野 新」と同じくらい。気になる人はシネマのイベントをみよう!


さらにちなんでおくと、仁剛くんはセカイのことをヤベー場所だと思ってます。
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