5人兄弟とセカイの関わり方 天才音楽家編   作:エビデンス海老天むす

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頑張った〜


第5話「特訓開始」

二人がセカイに行ってから数時間が経って、二人はまだ帰ってきてない。無事なのだろうか、

 

 

しばらく待っていると二人が帰ってきた。

 

 

杏「ふー、すごい体験だったね、こはね」

 

 

こはね「うん、ミクちゃんやメイコさん、レンくんともまた話したいね。」

 

 

仁剛「よかった!お前ら無事だったか!」

 

 

杏「あー!仁剛さん!セカイのこと知ってたなら言ってよ!なんで秘密にしてたの!」

 

 

仁剛「え?いや、俺はお前らを心配して

 

 

杏「心配〜?セカイ行って、また来るって言ったきり、1週間も行ってない人が他人の心配してたんですか?」

 

 

仁剛「うっ」

 

 

こはね「ミクちゃんとレンくん、残念がってましたよ。」

 

 

仁剛「うっ」

 

 

杏「ふーん、仁剛さんは年下(に見える子)との約束も守らない小さな人間なんですね。」

 

 

仁剛「す、スミマセンデシタ。」

 

 

杏「ほんとだよ。てゆうか、あのセカイって場所、仁剛さんが思うほど危ない場所じゃないよ。罰として明日、私たちとの特訓が終わったらセカイに行ってあの二人に謝ってきて!」

 

 

仁剛「ハイ」

 

 

正論を叩きつけられた俺は頷くしかなかった。

 

 

杏「まぁ、今日はもう遅いし、解散にしよっか。」

 

 

こはね「そうだね。またね杏ちゃん、仁剛さん。」

 

 

 

次の日

 

 

次の日、杏達との特訓が始まった。

 

 

と、言っても俺と杏の考えていた特訓は、ほとんど同じだった。

 

 

まずは二人で路上ライブをして自信をつける事

 

 

杏「よし、じゃあはじめよっか」

 

 

仁剛「杏、お前には縛りを追加する。」

 

 

杏「縛り?」

 

 

仁剛「ようは制限だ。この路上ライブの特訓中、お前はハモリを中心に歌え。細かい特訓は全部で3つ。一つ目は二人で歌うのに慣れること。二つ目はこはねに合わせる事。最後にこはねを目立たせる事だ。」

 

 

杏「オッケー、ようはハモリに集中するのね、」

 

 

仁剛「こはねちゃん…いや、こはね。君は思いっきり歌うことだ。上手い下手なんて関係ない、自分の歌が最高で最強だと思って歌う。以上。2人が満足したら終わりでいいぞ。俺は……謝罪に行ってくる。」

 

 

こはね「はい、わかりました。」

 

 

杏「いってらっしゃーい、ちゃんと謝ってきなよ」

 

 

2人に見送られ、俺は誰もいない路地裏で『untitled』を再生した。

 

 

 

ストリートのセカイ

 

 

俺はまたこのセカイとやらにきてしまった。

 

 

仁剛「はぁ、また来ちゃったよ。」

 

 

俺が来たのを察知したのかレンがこちらに走ってきた。

 

 

レン「あ!ニゴーだ!来てくれたんだね!あの2人じゃなかったけど…でも来てくれて嬉しいよ!」

 

 

あの2人…とは誰だろうか。あとでメイコに聞いてみよう。

 

 

仁剛「久しぶりだな、レン。俺が来れなかった理由はみんなの前で話すよ。メイコとミクのところに行こうか。」

 

 

 

メイコのカフェ

 

 

メイコ「あら?ニゴー。いらっしゃい。」

 

 

ミク「ニゴー、しっかり挨拶するのは初めてだね。」

 

 

仁剛「ああ、そうだな。実はここに来なかったのは理由があって、今日はそれを謝りにきたんだ。」

 

 

ミク「謝る?」

 

 

レン「向こうで忙しかったならしょうがないよ。気にしないで。」

 

 

仁剛「違うんだ。俺は…お前らが怖かったんだ。こんなよくわからないの場所に来て、しかも初音ミクと鏡音レン、MEIKOまでいて、パニックになってた。でもお前らはこんなに仲良くしたがってるのに俺は避けてたよ。ごめんな。」

 

 

メイコとレンは黙っていたがミクが口を開いた。

 

 

ミク「そっか。でもこれからは会いに来てくれるんでしょ?」

 

 

仁剛「それはもちろん。こんないい場所来ない方が勿体無いからな。」

 

 

と、俺は即答した。ここは飲み物がうまいカフェに、誰にも邪魔されない練習スペース。しかも、もしかしたらミク達が歌を歌ってくれるかもしれないのだ。来ない理由がない。

 

 

ミク「じゃあ大丈夫。と、ゆうより私たちあんまり気にしてなかったしね。」

 

 

レン「そうそう!だって、来てくれなかったとしても僕たちから会いにいけばいいからね!」

 

 

仁剛「………え?」

 

 

ミク達の言葉におれは言葉を失った。

 

 

実はミク達にはこちらのセカイから俺たちの世界に干渉が可能らしくスマホの画面からホログラムとして出てくることが出来たそうだ。

よくよく考えてみればそうだ。『untitled』で繋がっているのは一方的なはずがない。流石の俺でもスマホから直接呼び出されれば絶対に行くだろう。よって、俺の謝罪は無意味、とまではいかないがあんまり意味がなかったらしい。

 

 

仁剛「なんだよ〜、無駄な心配して損した〜。」

 

 

メイコ「急に深刻そうに話すからビックリしちゃったわ。はい、カフェオレよ。」

 

 

仁剛「あ、ありがとうございます。」

 

 

メイコの作るカフェオレは本当に美味しい。 WEEKEND GAREGEとどっちがうまいと言うと比べられないが、どっちも美味しいのには変わらない。

 

 

仁剛「あ!そういえば、レンが言ってたんですけど、ここって俺と杏とこはね以外にも来ることができるのか?」

 

 

ミク「そうだね。このセカイはニゴー、杏、こはねとあと2人。5人の同じ想いで出来ているの。だからこのセカイにはあと2人来るってこと。」

 

 

ミクは指で人数を数えながら教えてくれた。

 

 

レン「そうなんだよね〜早く来てくれないかな〜彰人と冬弥」

 

 

ん?え?今なんて言った?

 

 

仁剛「れ、レン?今誰の名前言ったんだ?」

 

 

レン「誰って、彰人と冬弥だよ?もしかして知り合い?」

 

 

仁剛「ああ、知り合い…だけど…あいつらが俺とおんなじ想いを持っているなんて知らなかったよ……」

 

 

そのあとは他愛のない話をして2時間ほど経っていた。

 

 

仁剛「ごちそうさまでした。じゃあ僕は特訓をしなければいけないのでもう帰ります。また時間があったら来ますね。」

 

 

レン「うん!またね、ニゴー。」

 

 

ミク「じゃあね。」

 

 

 

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