5人兄弟とセカイの関わり方 天才音楽家編   作:エビデンス海老天むす

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やーーーーっと投稿できた。
最近忙しくてしょうがない。新学期だからね。


第6話「特訓の終わりとあっち」

俺がセカイから帰ってきてすぐ杏達が路上ライブをしていたところに向かった。

 

 

そこには人だかりができておりその2人は渦中にいた。

 

 

仁剛「おいおいまじかよ。」

 

 

2人は2時間もの間歌い続けていたのだ。俺が呑気にカフェオレを飲んでいる間もずっと。

 

 

正直俺は2人を見誤っていた。正直1時間も待てば御の字だ、だが2人はその想定をはるかに超えてきた。 こいつらは本気なんだと思い知らされた。

 

 

仁剛「おもしれぇじゃん!」

 

 

テンションが上がりまくったオレは思わずそんな事を口にした。

 

 

俺は自販機で2人分のスポーツドリンクを自販機で買って2人の元へ駆けつけた。

 

 

杏 こはね「「ハァハァ」」

 

 

2時間歌い続けた2人は疲弊しきっていた。2時間も歌い続ければ体力も喉を限界のはず。

 

 

杏「今日は、ハァ、来てくれて、ハァ、ありがとう。ハァ、あたし達『vivids』をよろしくね〜!!」

 

 

なんとご丁寧にチーム名まで決めていた。周りの観客からは称賛の拍手が送られている。

 

 

観客があらかたいなくなってから俺は2人に声をかけた。

 

 

仁剛「2人ともお疲れさん。ほい、スポーツドリンク。」

 

 

杏「仁剛さん、ありがとう。楽しかった〜。歌いすぎて死んじゃうかと思ったよ〜」

 

 

こはね「ハァハァハァ。もう、動けない。」

 

 

仁剛「2時間もぶっ続けで歌ってたんだ。当たり前だろ。それにしてもよく歌い続けたな、」

 

 

こはねは椅子に座り、杏は床に寝転んで体を休めていた。

 

 

仁剛「今から好評始めるけど、今は喉を休める方が優先だから手短に」

 

 

こはねはコクコクと頷き、杏はグットサインで返事をした。

 

 

仁剛「取り敢えず、評価としては百点満点中ニ百点だ。俺の予想を大きく超えてきた。特訓の内容を見直すくらいには想定外だよ。一応動画を撮ってあるから全部聞いたら要点まとめて送っておくな、じゃあ、好評終わり!じゃあ謙さんのところ行くか、今日は俺の奢りだ。」

 

 

 

杏「えー、私意味ないじゃん。」

 

 

仁剛「じゃあ、また今度飯奢るわ」

 

 

杏「やったー、もちろんこはねもいっしょだよね?」

 

 

仁剛「当たり前だろ。二人分奢ってやるよ」

 

 

こはね「ありがとうございます。でも、いいんですか?」

 

 

仁剛「気にすんな、イベントが終わってすぐの休みにでも行くか。」

 

 

二人にご飯を奢る約束をして今日の練習は終了した。

 

 

この時は想像もしなかった。この二人のライブが大失敗に終わり、その時俺は何もすることが出来なかった事を。

 

 

 

 

ライブハウス

 

 

重低音が響くライブハウス。観客は満員、その客を魅了する二人の少年がいた。

 

 

彰人 冬弥「♪----------!」

 

 

観客1「相変わらずすげぇな『BAD DOGS』。この美味さで高校生なんて信じられねぇよ。」

 

 

観客2「彰人はとにかく客を引っ張るパワーがあるし、冬弥はテクニカルな上に凄みがある。こついらにかなう若手は、この辺じゃいないだろうな。」

 

 

観客1「待てよ。謙さんの娘がいるだろ?」

 

 

観客2「確かにな、すげぇ世代だよな。」

 

 

観客3「そんなお前らに耳寄りな情報だぜ。謙さんの娘が組んだもう一人の嬢ちゃんはあの『オーケストラ』の弟子らしいぜ」

 

 

観客1「『オーケストラ』?あいつは楽器専門だろ?大した事はない。」

 

 

観客2「お前聞いた事ねぇかよ。あいつは歌もヤベェんだよ」

 

 

観客が騒ぎ立てる中その騒がしさに腹を立てる青年と先ほどまで観客を魅了していた少年二人がいた。

 

 

ミュージシャン「………チッ、どいつもこいつもつまんねぇ話ばっかりしやがるな。」

 

 

彰人「…なんだよお前、イラついてんな」

 

 

ミュージシャン「別に大した事じゃねぇよ。ここらのやつが謙さんの娘の話ばっかしやがるから腹が立ってるだけだ。」

 

 

冬弥「白石の?」

 

 

ミュージシャン「そういえばお前ら今度同じイベントに出るんだろ?あの七光りと比べられるなんて溜まったもんじゃねぇよな。しかも組んでるやつは『オーケストラ』の弟子だろ?確かにあいつはすげぇが、歌と楽器、どっちつかずの中途半端野郎だ。弟子もどうせ大した事ないだろ。」

 

 

彰人「むしろ歓迎だ。アイツらは俺たちの歌で潰す。」

 

 

ミュージシャン「潰す?」

 

 

彰人「ああ、力の差を見せつけて、『RAD WEEKEND』を超えるなんて冗談でも言えないようにしてやる。」

 

 

冬弥「……」

 

 

微妙な顔をする冬弥に気付く事なく二人の会話はヒートアップしていく

 

 

ミュージシャン「そりゃいいな!本気のお前らにかかれば謙さんの娘も『オーケストラ』の弟子もガキみたいなもんだ。」

 

 

ミュージシャンは何か思いついた顔でニヤニヤしながら続ける。

 

 

ミュージシャン「じゃあオレもちょっとばかり、応援しなくちゃな」

 

 

冬弥「応援…?」

 

 

彰人「おい、余計なことすんなよ。これは俺たちの問題だからな。」

 

 

ミュージシャン「わかってるって大した事はしねぇよ。」

 

 

 




※ミュージシャンが20代って言う設定はオリジナルです。
※ミュージシャンは17歳でした。そんな若くてソロで活動してんのかよ若すぎんか?(2回目)
指摘してくれた方ありがとうございます。


   3月29日 編集
   10月10日 編集
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