5人兄弟とセカイの関わり方 天才音楽家編 作:エビデンス海老天むす
皆さんも新生活頑張ってください。
今回はメインストーリーあんま進みません。その代わり次めっちゃ進みます。
ずっとポケットでなる携帯。きっと杏ちゃんからだろう。でも私は出る事をせずに帰路に着く。こんな私に彼女と会話する資格すらない。覚悟も足りず、期待を裏切る私には。
仁剛side
本番当日、俺は親父つながりの演奏会のゲストとして呼ばれていた。親父は今海外にいるが、その人脈は国内外問わず広い。
断るわけにもいかず、時間を確認したが、2人の出番には間に合わないだろう。イベントを終えた2人を迎えにいくためにライブハウスに向かう予定だった。
俺はこの1ヶ月間2人に付いて教えていた。2人は成功させる自信があったし、かく言う俺も2人ならやってくれると思って自分は演奏会に赴いた。
ゲストの役割をおえ、そろそろ2人の出番も終っている時間だ。俺が駅を歩いていると見覚えのあるメガネとおさげがみの少女がいた。
仁剛「おーい、こはねー」
こはね「!?」ダッ
こはねは俺をみるなりどこかに行ってしまった。何だったんだろう。後で杏に聞いてみよう。
〜ライブハウス〜
ライブが終わり、裏口から杏が出てくるまで待っていたがなかなか来ない。
仁剛(さっき見かけたこはねはともかく杏までもライブハウスにいないなんてなんかあったのか?)
しばらく待つとBAD DOGSが出てきた。
冬弥「あ、仁剛さん…」
仁剛「よう、お前ら杏知らないか?あと、駅前でこはねを見たんだが何か様子がおかしかったからお前ら何か知らないか?」
彰人「白石はしらねぇ、あのチビはどうせ逃げたんだろ。」
彰人の言動に俺は口調だけ喧嘩モードになった。
仁剛「あ?こはねが逃げた?こはねはただミスしただけじゃ逃げ出すはずがねぇ……てめぇらこはねに何しやがった?」
彰人「俺たち、いや、俺はあいつらが歌ってる時に音を止めた。音が止まって会場は騒然。だが後は止まっても白石は止まらなかった。アカペラでも歌い続けた。あいつには覚悟があった。だがあのチビはどうだ。音が止まったくらいでびびって動けなくなったんだよ。白石の後ろでビクビク震えて、ステージが終わるのをただ待つことしかしてなかった。だからあのチビは………ぐっ」
完全にブチギレたおれは彰人の胸ぐらを掴み上げた。
仁剛「てめぇ……いい加減にしろよ。俺はな、別にこはねの評価にはキレてねぇよ。でもな、お前はイベントを台無しにしたんだ。このイベントの為に努力してきた奴らがいる。お前はそのことをわかってて音を止めたのか?」
彰人「……そんなことわかってるよ」
仁剛「あ?なんか言ったか?」
冬弥「待ってください。実は‥‥
冬弥は何があったのか全て話してくれた。
仁剛「なるほどな、その三田ってやつがお前らの話を聞きつけてそいつの独断で音を止めた、それで彰人は元々は俺が悪いから責任を全部引き受けたってことか。」
冬弥「はい。」
彰人「チッ」
仁剛「彰人、お前、しっかり言えよ。あの二人が相棒のように全部理解してくれるわけじゃないんだぞ?まったく。まあ、あの二人にも、俺から伝えとくから。」
冬弥「それは待ってくれませんか?俺は、あの二人をいいライバルだと思っているんです。だから、馴れ合いとかなしでお互いに高め合っていきたいんです。」
仁剛「うーん、まぁ、そうゆうことにしといてやるか(本当は彰人のためだろうな〜)」
今日はひとまず一旦帰り、また明日杏たちの話を聞くことにした。
次の日
俺は仲直りをした二人の前に立っている。こはねは元々髪を低い位置でツインテールをしていたが今は高い位置に、眼鏡を外しコンタクトをかけている。イメチェンをし、覚悟を決めていた。杏はいつも通りだったが、内に秘めた覚悟は変わっているだろう。かくゆう俺は、
仁剛「よし、じゃあお前らまず、‥‥ほんとうにすまなかった。」