承太郎とRoselia   作:アッシュクフォルダー

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第三部 第十二話 燐子の悩み

承太郎宛に、燐子は、手紙を書いていた。

 

手紙が、書きたくなったのも、

きっと、この気持ちが溢れていきそうに、

なったからでしょう。

 

文通しなくても、いい、

そう思いつつ、書き出しは何にしようか?

 

(拝啓)とか、付けた方が、いいだろうか?

 

そんな悩みで、一時間過ぎていました。

 

あこちゃんに対する、感謝の気持ちと、

湊さん、氷川さん、今井さんに伝えたい言葉は、

すぐに浮かぶのに…

 

不思議と、承太郎さんへの気持ちを、

言葉に表すことは、出来ない。

 

言葉って、案外、簡単で難しいのだ。

 

承太郎さんに伝えたい言葉が溢れすぎて、

手紙が、大量になってしまう…。

 

承太郎さんは、私の告白を真剣に聞き、

受け入れてくれたのです。

 

泣きそうになるくらい、嬉しかったです。

 

手紙ではなく、自分の言葉で伝えられた達成感が、

今でも、胸の内を巡っています。

 

それから、私は、みんなから、色々なアドバイスを貰って、

自分磨きをすることになりました。

 

ファッションやメイクも、自分に似合いそうな、

感じのものを、頑張って、学んでいきました。

 

改めて、女の子は、とてつもない努力をしないと、

いけないんだなと、思いました。

 

私が小さい頃に、積み上げてきた、ピアノの練習や、

勇気を出して、人混みの中を歩いたりと、

そんな感じに

 

承太郎さんは、私の些細な変化にも、気づいてくれます。

 

ネイルや、アイシャドウの違いや、

髪型の違い、本当に小さなことで、

それを聞くたびに、私はとても、嬉しくて嬉しくて…

笑っていました。

 

それくらいに、私は彼に惹かれて、

心を許していたのです。

 

時折、承太郎さんは、私を抱きしめてくれます。

 

最初、力加減が分からず、絞殺されるのと思うくらい、

強くされて、笑ってしまったのも、いい思い出です。

 

毎回、毎回、少しずつ、良いように変化していく、

承太郎さんと私の恋心、

 

このまま、数年後、上手くいけば、結婚するのかと、

考えると、まだ、早すぎると感じています。

 

不思議なことに、嫌いになった事もないくらい、

どんなに、知り尽くしても、

お互いに、嫌いになったことがありませんでした。

 

本当に、不思議なくらいにです。

 

また、会えるよね…そう思いながらも、

私は、彼に夢中になり、心が躍りそうになりました。

 

怖そうだけど、とっても、優しい人。

どういう訳か、私にとっては、理想の王子様でした。

 

そんなことは、全く考えていなかったのに、

どうして、急に考えるようになったかは、未だに謎です。

 

でも、これだけは、言える。

 

私は、白金燐子は…空条承太郎さんのことを、

ずっと、愛せれる自信があると、言い切れる。

 

恋は本当に難しくて繊細だなと、思いながらも、

私は、前を向いて、進んでいくのです。

誰をヒロインにしたいですか?

  • 湊友希那
  • 氷川紗夜
  • 今井リサ
  • 宇田川あこ
  • 白金燐子
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