承太郎とRoselia   作:アッシュクフォルダー

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第三部 第十四話 友希那と紗夜はアタックする

承太郎は感じた。

ここ最近、友希那と紗夜の仲が良くないと感じる。

なぜなら、俺といる時には、妙にピリピリしているからだ。

 

やれやれ、冗談じゃないぜ、現に今も…

 

「どうした?」

 

「承太郎、私の作った手作りクッキー、食べないの?」

 

そう言われて、友希那の作ったクッキーを、

承太郎に渡そうとするが…

 

「…」

 

(食う気がしないぜ、見た目的にな…)

 

「どうしたの?食べないの?」

 

「いや、食べるぜ?」

 

承太郎は友希那の作った、クッキーを食べた。

 

「承太郎さん、私の作った、クッキーの方が、

美味しいですよ」

 

紗夜の作ったクッキーは、見た目的に美味しそうだったので、

一口食べてみた。

 

「いいぜ」

 

「ありがとうございます」

 

心なしか、友希那は、落ち込んでいた。

 

承太郎は、紗夜の作ったクッキーを食べてみたが…

 

「…おい、砂糖と塩間違えただろ?しょっぱいぞ?」

 

「す、すみません!おかしい…そんな間違いするはずないのに!」

 

前々から思ってはいたが、友希那と紗夜が、

承太郎に対する、思いは本物のようで、

 

燐子と付き合い始めてからも、

二人の気持ちは、一層の事、露骨になっていた。

 

「やれやれだぜ…」

 

承太郎は全くと言わんばかりに、深いため息をついた。

 

 

後日、友希那と紗夜が、承太郎に対し、ずずいと迫られた!

 

「承太郎さん、この後、空いていますか?

よかったら、私とデートに行きませんか?」

 

「別に今日じゃなくてもいいだろうが?

大体俺は…」

 

「承太郎、紗夜よりも、私とデートに行くのは、

どうかしら?」

 

「…とりあえず、紗夜、友希那、

今日は時間的に急すぎるから、今度にしてくれないか?」

 

二人とも、諦めてくれたのはいいが、

やはり、ピリピリしている…

 

そもそもの話、承太郎には、婚約相手がいた。

漆黒の瞳に、サラサラとした、黒の長い髪が特徴の彼女。

気が弱いように見えて、芯はしっかりしており、

Roseliaのキーボード担当である、あの人

 

(俺は、燐子と婚約する約束をしているのに…)

 

そう、承太郎の婚約相手とは、白金燐子の事である。

そろそろ、二人にも、わかってもらわないと、困る事になる。

 

だから、一層の事、明日話すことになったのだった。

 

 

翌日、承太郎は、友希那と紗夜に呼び出されて、

羽沢珈琲店に向かうのだった。

 

「何の用だ?話って何のことだ?」

 

「実は私は…承太郎さんのことが…」

 

「待って、私から、先に言いたいわ」

 

「でも…」

 

「やれやれ、要するに、俺のことが好きってことだろ?」

 

「どうしてそれを?」

 

「なぜ…そのことを?」

 

「薄々、気づいてはいたんだ、

紗夜と友希那が、俺のことが好きだってことを、

だが、もう、俺には婚約者がいるんだ、

将来を誓い合った人が…」

 

「知っています、白金さんのことですよね?」

 

「えぇ、でも、承太郎が、燐子を選ぶなんて、意外だわ」

 

「そもそも、承太郎さんは、どうして、白金さんを?」

 

「惚れたんだ」

 

「えっ?」

 

「俺は、燐子を助けた時から、何か波長を感じたんだ、

もし、あの時、気づけず助けれられなかったら、

全く違う女と結婚していたかもしれねー

 

でも、何でだろう、燐子の仕草、芯の強さ、

顔やルックスも含めて、俺は燐子の全部が好きだ、

だから、紗夜と友希那の気持ちには、答えられない」

 

「承太郎…」

 

「承太郎さん…」

 

「紗夜、友希那、すまない、そして、ありがとな」

 

「頑張ってください」

 

「応援しているわ」

 

「ありがとよ」

 

こうして、Roseliaと承太郎による、

恋物語は、まもなくエピローグを迎えるのだった。

 

 

そして、運命の時は、刻一刻と迫って来るのであった。

 

誰をヒロインにしたいですか?

  • 湊友希那
  • 氷川紗夜
  • 今井リサ
  • 宇田川あこ
  • 白金燐子
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