セラフォルー「…」
勇次郎「どうした?もう終わりか?戦争を起こすつもりだと聞いたが、その程度か?」
コカビエル「いいだろう、人間…。貴様から消してやろう!!」
コカビエルは手に光の槍を持ち、勇次郎へと突貫していく。勇次郎の手はまだポケットに入ったまま。セラフォルーは目を逸らす。ここからどうなるか1番知っているために。コカビエルの槍が勇次郎に後数cmで届きそうになった時に抜拳。そのままコカビエルの顔に張り手を食らわして、学園の壁を幾つもぶち抜きやがて絶命する。セラフォルーが倒せなかった相手をただの一撃で葬り去る。
勇次郎「ふん。つまらん。所詮は雑魚か。グレイフィア!帰るぞ!」
グレイフィア「承知しました。」
リアス「っ!待ちなさい!!」
セラフォルー「ダメ!リアスちゃん!!」
リアスはセラフォルーの制止を聞かずに滅びの魔力を撃ち込み勇次郎の後頭部に難なく当たる。数秒もしない内に勇次郎の髪は逆立ち顔には血管が浮かび上がっていた。
リアス「っ!?」
勇次郎「貴様…。せっかく見逃してやったというのに…。」
セラフォルー「ま、待って!勇次郎君!!」
勇次郎「ガキ…。そこに直れ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
リアス「!?」
リアスは今まで受けたことの無い言葉に直立不動となり、勇次郎はそんなリアスの尻に思いっきり平手打ちをして、リアスを正面の木に叩きつける。
イッセー「ぶ、部長!!てめぇ!!」
セラフォルー「やめなさい!!これは魔王命令よ!!」
イッセー「っ!くっ…」
勇次郎「おい、セラフォルー。」
セラフォルー「勇次郎君…。本当にごめんなさい。私達の教育不足よ…。」
セラフォルーは勇次郎に深々と頭を下げる。この光景に、グレモリー眷属とシトリー眷属は驚愕に包まれる。人間に悪魔の王である魔王があそこまで頭を下げたのだから。
勇次郎「分かってるじゃねえか。次、同じ事をしてみろ。お前を犯す。」
セラフォルー「…分かった。」
勇次郎「…帰るぞ。」
グレイフィア「準備は整っています。」
そうして勇次郎とグレイフィアは消える。それと同時にセラフォルーは足の力が抜けその場に座り込んでしまう。
ソーナ「お姉様!ご無事ですか!?」
セラフォルー「ええ、あちこち痛いけど平気よ…」
アーシア「す、すぐに回復します!」
セラフォルー「ありがとう…。ソーナちゃん。リアスちゃんを連れてきてくれる…?」
ソーナ「は、はい!」
ソーナはリアスに肩を貸して言われた通りに連れてくる。ある程度回復したセラフォルーはリアスの頬に思いっきり平手打ちをかました。
リアス「な、なにを…!」
セラフォルー「何をじゃないわ。リアスちゃん。あなたのその行動で、私を含めて皆死ぬところだったのよ?」
イッセー「し、死ぬってどういう事ですか!」
セラフォルー「…彼の名は範馬勇次郎。『全地球全地上無差別級格闘技チャンピオン』よ。」
ソーナ「ぜ、全地球…?」
セラフォルー「簡単な話、地上最強の生物。そして、彼こそが伝説のオーガよ。」
セラフォルーから伝えられた事実に驚愕した。『オーガ』。それは、裏の世界では知らぬ物等いないからである。