司会「それでは早速参りましょう!最初の対戦は…。ガブリエル様VSクローディア様となりました!!早速、面白そうな対決が見られそうです!!それでは、御二方、入場してください!」
メイド服姿では無いクローディアとガブリエルが入場する。そして、互いに牽制し合うかの如く特大のオーラが放たれる。
ガブリエル「うふふ〜。クローディア、負けませんよ〜?」
クローディア「それは私もよ?」
審判「それではルールの説明を!武器の使用以外は全てが許可されます!それでは、始め!!」
審判が開始の合図をした瞬間に、辺りには衝撃と後から爆発音が鳴り響く。観客達は目の前の戦闘を直視することが出来なかった。それは何故か?あまりにも戦闘が激しすぎるからだ。互いに1歩も譲らない本気。それも、熾天使と魔王級の実力を持つ2人。ならば、見れるはずもない。そして、戦いは五分ほど続き煙が止むと地面に倒れているガブリエルとボロボロになったクローディアが立っていた。
審判「そこまで!勝者クローディア・ルキフグス様!」
観客「わああああああ!!」
クローディア「流石の実力ね…。ガブリエル。」
ガブリエル「あなたもですよ〜…。クローディア、次は負けませんよ〜?」
クローディア「望むところよ。」
司会「それでは第二回戦!グレイフィア・ルキフグス様VSバラキエル様です!入場、お願いします!」
グレイフィア「大戦以来ね。バラキエル。」
バラキエル「また、お前とやり合うとは…。しかし、負ける訳にはいかないな。」
グレイフィア「こちらとて同じです。」
審判「それではルールの説明を。武器の使用以外は全て認められます!それでは始め!」
バラキエルはすぐさま離れて光の槍を構えるがグレイフィアは構えなかった。それどころか、完全にリラックスしていた。まるで、戦闘など起きないかのように。
イッセー「か、構えない…?」
匙「試合放棄か…?」
ソーナ「…」
バラキエル「…?何故構えない?」
グレイフィア「構える必要が無いので。」
グレイフィアは散歩でもするかのようにバラキエルに近付くが、バラキエルは油断なく上に斬りあげる。勝ったと確信するが、光がグレイフィアに当たって上に上げた瞬間にグレイフィアも共に2、3度回転する。その際、何度かバラキエルの顎に攻撃を入れてバラキエルを遠い世界へと連れていく。
審判「そ、そこまで!勝者!グレイフィア・ルキフグス様!!」
イッセー「な、何が起きたんだ…?」
木場「僕でも見えなかった…。」
ゼノヴィア「それに、確かに光が当たったはずなのに…」
勇次郎「消力『シャオリー』だ。未完成もいい所だがな。」
セラフォルー「あら、勇次郎君。」
イッセー「な!?」
匙「オーガ!?」
ソーナ「消力というのは?」
勇次郎「中国拳法で高級技とされるものだ。究極のリラックスによって初めて扱えるものだ。」
匙「り、リラックスって…!命のやり取りなのにか!?」
セラフォルー「…宮本武蔵の自画像って確か…」
司会「さあ!第3回戦!バアル家次期当主サイラオーグ・バアル様VS前優勝者範馬勇次郎様!入場、お願いします!」
勇次郎は2回の客席から飛び降り何事も無く着地する。その背中には既に鬼がいた。