沖田「居合ですか…」
サーゼクス「居合?それは君たちサムライの使う剣術だろう?」
沖田「確かに。ですが、彼はポケットを鞘に、拳を刀にしてやってのけたのです。簡単な事ではありませんよ。」
サーゼクス「次の試合、どうなるか…。」
沖田「グレイフィア様は負けるでしょう。彼の強さは異常過ぎる。」
サーゼクス「何かあれば退場させるさ。」
沖田「それで怒りを買わなければいいですがね。」
リアス「サイラオーグを張り手だけで吹き飛ばすなんて…!!」
イッセー「あれが地上最強の生物…」
匙「本当に人間かよ…」
朱乃「今の私達では勝てませんわね…」
アーシア「さ、サイラオーグさんは大丈夫でしょうか…」
ソーナ「それに、彼は本気を見せていませんね…」
木場「どういう事です?」
椿「私と会長が接触した際、彼はこう言いました。『戦闘は、闘争と力こそが純粋物でありそれ以外は不純物』だと。」
ゼノヴィア「つまり、技を使ううちは遊びということか?」
ソーナ「そうです。彼の考えでは、武器を使う事ですら三流以下と言い放つでしょうね。」
リアス「あれで本気じゃないなんて…。とんだ化け物ね…」
イッセー「クソッ…!俺はあいつに勝つためにどんだけ強くなればいいんだよ…!!」
司会『さあ、早くも決勝戦!ここからは三つ巴の戦いと言えます!互いに手を組むのもよし!騙し討ちをするのもよし!何をしてもいいのです!さあ、入場をお願いします!』
それぞれの入場口から、勇次郎、グレイフィア、クローディアが現れる。しかし、勇次郎の顔は退屈に塗れていた。
グレイフィア「…姉様。提案がございます。」
クローディア「提案?何かしら?」
グレイフィア「姉妹仲良く手を組みましょう。勇次郎様を倒すために。」
クローディア「…どう信用しろと?」
グレイフィア「私達が姉妹というのでは信用出来ませんか?」
クローディア「…いいわ。乗ってあげる。」
司会『な、なんと!!い、今ここに、クローディア・ルキフグス様とグレイフィア・ルキフグス様という最強の姉妹コンビが誕生しました!!こ、こんな共闘、そうそう見られるものではありません!!わ、我々は今、奇跡的瞬間を目の当たりにすることとなります!!』
グレイフィア「勇次郎様。私は例え三流と言われようとも今回限り、魔力を使わせてもらいます。お許しを。」
勇次郎「ルキフグス家、最後の血筋の共闘…。中々に面白い提案をするじゃねえか。なあ、グレイフィアよ。いいだろう。貴様達の全力を迎えてやろうじゃねえか。」
グレイフィア「あなたを失望させぬよう、全力を尽くさせていただいます。」
審判「それではルールの説明を!武器の使用以外は全て認められます!それでは、始め!!」