地上最強を手にするもの   作:ぺへ

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33話(主神)

アザゼル「まあ、日本神話と協力関係を結びに来た、北欧の主神オーディンだ。」

オーディン「ほっほ。お主が赤龍帝か?まだまだ弱いのう…」

イッセー「うっ…。いや、努力はしてるんですが…。いや、まあ、はい。事実ですけど…」

アザゼル「最近ではカオス・ブリゲードに加えてあの範馬勇次郎だ。どっちも戦力は馬鹿だからこそ協力関係が必要だが…」

ロスヴァイセ「北欧の神であるロキ様はこれを良しとしませんでした。きっと、会談の際に襲撃してきますので、共に護衛をお願いしたいのです。」

リアス「承知しました。私達のような者達が役に立てるなら是非とも協力させてもらいます。」

オーディン「にしても、範馬勇次郎…。あやつはまだ生きとったのか…。」

イッセー「じいさん、オーガの事知ってるのか!?」

オーディン「裏表関係無く、知らぬ者はおらんよ。儂らも一度、手痛い目に合ってるからのぅ…」

アザゼル「スルトへの襲撃にスレイプニルか…。確かに、あれは痛過ぎる…」

リアス「な!?完全に北欧を敵に回す行為じゃない!?」

オーディン「そうじゃ。そして、それ自体が奴の狙いだったようだがいち早く気付いた神々が無視を決め込んで、興味を失ったようじゃがな。それに、あやつはほとんどの神話へ同じ事をしておる。インド神話のシヴァ神とやり合っていた時の笑顔と来たら…」

ゼノヴィア「は、破壊と創造の神とやり合って生き残ったというのか…!?」

イリナ「あ、ありえない…!そんなの、猊下でも無理よ!」

アザゼル「それほどのもんなのさ。あいつ1人で、全勢力を敵に回したとしても五分だろうな…。ちなみに、これはセラフォルーから借りてきたもんだ。」

リアス「DVD…?なんの記録なの?」

アザゼル「ちょうど、お前さん達がコカビエルとやり合う前に奴は魔王クラスをも超えるとされるキメラとやり合ってたんだよ。その記録だ。」

木場「そんなキメラが…!?」

 

アザゼルはDVDをセットして再生を始める。見た目は像だったが画面越しでも分かるほどの魔力。オーディンも少し興味深そうに見ていた。そして、人間の軍隊を壊滅させ、悪魔の精鋭部隊をも簡単に壊滅させた後に悠然と立ち塞がる勇次郎。後は前述の通りに悉く破壊され尽くされた。

 

アーシア「ひ、酷い…!」

ロスヴァイセ「こ、これがオーガ…!?あんな化け物クラスをも簡単に倒すなんて…!」

リアス「どれだけ先にいると言うのよ…!」

アザゼル「…セラフォルーの見立てでは、オーガはこれからも進化を続けるようだ。奴は人間だから寿命は持って100年くらいだろうが…。」

オーディン「その頃には、オーフィスやグレートレッドは手も足も出ないじゃろうな…。それどころか、この2体の手が届かない遥か先じゃな…」

イッセー「無限が追いつけないって…」

 

部屋の空気は悪くなる一方であった。もし、オーガがカオス・ブリゲードに加担すればもう勝ち目は無い。そう、誰もが悟った。

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