ヴァーリ「おかしい…。何故、警備がここまで少ないんだ…?」
美猴「刑務所つったら、もっと居てもおかしくはないもんな。」
黒歌「うへぇ…。なんか、不気味にゃ…」
アーサー「確かに…。」
ルフェイ「なんか、怖いですね…」
曹操「やあ、ヴァーリ。来ると思っていたよ。」
ヴァーリ「曹操…。君かい?警備を排除したのは?」
曹操「まさか。俺たちが来た時からだよ。」
ヴァーリ「つまり、歓迎されていると言うことか…。」
看守「ヴァーリチームの皆様、英雄派の皆様。お待ちしておりました。ミスターがお待ちです。」
ヴァーリ「案内してくれると?」
看守「それが、ミスターからの指示ですから。」
曹操「へぇ…。じゃあ案内を頼もうか。」
看守「こちらです。」
そこから、一言も言葉を交わすことは無かった。ただ、案内されるままに歩く。部屋までもう少しまでの所で、看守が止まる。
看守「私が案内出来るのはここまでです。それがミスターからの命令ですから。」
ヴァーリ「そうか。」
曹操「助かったよ。」
そして、部屋まで続く廊下へ出ると何か不自然さがあった。急に部屋が涼しく感じた。それに、高級な絵画や彫刻等もある。
黒歌「クーラーが付いてる…?」
ジャンヌ「本当に囚人なの…?」
アーサー「これは、ダ・ヴィンチの書いた物ですね…。それに、贋作などではなく本物とは…」
オリバ「入らないのかな?」
全員「!?」
誰も感知出来なかった。仙術に長けている美猴と黒歌でさえも全く分からなかった。それに、まず目に入るのが馬鹿げたほどの筋肉。腕周りは黒歌の体程大きく、首もかなり太い。そして、強者としてのオーラを感じた。
オリバ「ようこそ。我が家へ。歓迎しよう。ヴァーリ君に曹操君。それに、チームメンバーの諸君。」
ヴァーリ「あなたがアンチェインか…。」
曹操「何をどうしたらそこまで筋肉が付くのか教えて欲しいものだね…」
オリバ「気になるかね?曹操君。いや、『曹・圓角』と呼んだ方がいいかな?」
この言葉を聞いた瞬間に曹操は神滅具である『トゥルー・ロンギヌス』をオリバに突き刺したがほんの少ししか刺さる事が無かった。
曹操「なに!?」
オリバ「おいおい。暴力はダメだろ?坊や。とりあえず、私の部屋に入りたまえ。」
アンチェインは気に止めることも無く部屋へと案内する。部屋は更に豪華でありまるで高級スイートルームのような部屋だった。
黒歌「あ、あんた、本当に囚人かにゃ…?」
オリバ「当然だ。黒歌君。君が妹を手放したくないように、私も自由を手離したくないだけだよ。」
黒歌「…へぇ。その様子だと全部知ってるわね?」
オリバ「私を舐めないでもらいたい。全ての情報は私に入ってくるのだからね。さあ、掛けたまえ。」
最初から警戒心MAXの状態で始まった。