地上最強を手にするもの   作:ぺへ

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55話(異世界への道)

勇次郎「俺を呼び出すとはそれ程価値のある話なんだろうな?サーゼクスよ。」

サーゼクス「…そうだ。君は異世界に行きたいのだろう?アジュカに話したところ、許可を出してくれた。」

勇次郎「ほう?」

サーゼクス「しかし準備には1週間ほど掛かる…。」

勇次郎「そうか。ならば、一週間後にまた来てやる。ただし、そこが異世界で無ければ悪魔以外を滅ぼすぞ。」

サーゼクス「分かった…。それと、セラフォルーはどうしてる?」

勇次郎「今頃、ベットでグレイフィアと倒れてるだろうよ。」

サーゼクス「なんだって…?」

クローディア「どういう事よ!オーガ!」

勇次郎「人の情事を知りたがるとは、つくづく救いようがない。」

クローディア「オーガ!!!!」

勇次郎「ふんっ!」

 

クローディアは妹を、親友を汚された事に怒りで我を忘れ突貫するも簡単にカウンターを受けて壁にめり込む。

 

サーゼクス「クローディア!!オーガ、君はなんてことを!!」

勇次郎「素直に答えてやったろう?それに、グレイフィアはそんな状態でも牙を剥く。そこにいる姉とは大違いだな。」

クローディア「くっ…!オーガ…!!」

勇次郎「クローディアよ。貴様は最強の女王等と呼ばれているそうだが、どうってことは無い。何処にでもいる単なる雌に過ぎん。故に貴様は弱い。」

サーゼクス「…君はどれだけ他人を傷付ければ気が済むんだ!オーガ!」

勇次郎「おいおい…。襲ってきたのはいつもそっちからだろう?会談の時も先手を譲り、闘技大会の時も俺に攻撃を加え、あまつさえ牢獄へと閉じ込める。その全ては貴様らから仕掛けて来たことだ。帰らせてもらう。」

 

勇次郎はドアに手を掛けて出て行く。サーゼクスはすぐさま、クローディアに駆け寄る。

 

サーゼクス「クローディア!無事か!?」

クローディア「ごめんなさい、サーゼクス…。私はあなたの女王でありながら…!私は…!」

サーゼクス「いや、いい。気にする事はない。今日はゆっくり休むんだ。いいね?」

クローディア「ええ…。」

 

サーゼクスはクローディアを屋敷まで送りゆっくりとベットへ寝かせる。しかしその瞳は、最愛の者を傷付けられた怒りに燃えていた。

 

 

 

 

勇次郎「…」

 

勇次郎はあの後家に戻り部屋に入ると、グレイフィアをセラフォルーは抱き合うように眠っていた。勇次郎は2人を娶り孕ませる気でいた。それは何故か。この世界にまだ範馬刃牙とジャック・ハンマーは存在しない。ならば、2人が産むに違いない。自身の強き餌を産むのはこの2人だと確信していた。

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