勇次郎「俺を呼び出すとはそれ程価値のある話なんだろうな?サーゼクスよ。」
サーゼクス「…そうだ。君は異世界に行きたいのだろう?アジュカに話したところ、許可を出してくれた。」
勇次郎「ほう?」
サーゼクス「しかし準備には1週間ほど掛かる…。」
勇次郎「そうか。ならば、一週間後にまた来てやる。ただし、そこが異世界で無ければ悪魔以外を滅ぼすぞ。」
サーゼクス「分かった…。それと、セラフォルーはどうしてる?」
勇次郎「今頃、ベットでグレイフィアと倒れてるだろうよ。」
サーゼクス「なんだって…?」
クローディア「どういう事よ!オーガ!」
勇次郎「人の情事を知りたがるとは、つくづく救いようがない。」
クローディア「オーガ!!!!」
勇次郎「ふんっ!」
クローディアは妹を、親友を汚された事に怒りで我を忘れ突貫するも簡単にカウンターを受けて壁にめり込む。
サーゼクス「クローディア!!オーガ、君はなんてことを!!」
勇次郎「素直に答えてやったろう?それに、グレイフィアはそんな状態でも牙を剥く。そこにいる姉とは大違いだな。」
クローディア「くっ…!オーガ…!!」
勇次郎「クローディアよ。貴様は最強の女王等と呼ばれているそうだが、どうってことは無い。何処にでもいる単なる雌に過ぎん。故に貴様は弱い。」
サーゼクス「…君はどれだけ他人を傷付ければ気が済むんだ!オーガ!」
勇次郎「おいおい…。襲ってきたのはいつもそっちからだろう?会談の時も先手を譲り、闘技大会の時も俺に攻撃を加え、あまつさえ牢獄へと閉じ込める。その全ては貴様らから仕掛けて来たことだ。帰らせてもらう。」
勇次郎はドアに手を掛けて出て行く。サーゼクスはすぐさま、クローディアに駆け寄る。
サーゼクス「クローディア!無事か!?」
クローディア「ごめんなさい、サーゼクス…。私はあなたの女王でありながら…!私は…!」
サーゼクス「いや、いい。気にする事はない。今日はゆっくり休むんだ。いいね?」
クローディア「ええ…。」
サーゼクスはクローディアを屋敷まで送りゆっくりとベットへ寝かせる。しかしその瞳は、最愛の者を傷付けられた怒りに燃えていた。
勇次郎「…」
勇次郎はあの後家に戻り部屋に入ると、グレイフィアをセラフォルーは抱き合うように眠っていた。勇次郎は2人を娶り孕ませる気でいた。それは何故か。この世界にまだ範馬刃牙とジャック・ハンマーは存在しない。ならば、2人が産むに違いない。自身の強き餌を産むのはこの2人だと確信していた。