地上最強を手にするもの   作:ぺへ

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64話(帰宅)

ExEに来て早2週間。勇次郎に思わぬ敵が来た。それは、『退屈』である。最初の1週間は笑みを絶やさず戦闘に明け暮れていたが、どちらの勢力も勇次郎に降伏し配下となった。それからは退屈以外の何者でも無い。善神レセトラスと悪神メルヴァゾアでさえ絶対に負けない強さを手に入れてしまった。もう、この地に用は無い。

 

勇次郎「はあ…。これが、『努力以上のもの』か…」

 

勇次郎の周りに広がるのは大量の機械生命体の残骸と精霊達の死体。返り血ひとつ浴びること無く退屈する。そしてセラフォルーに連絡を入れて元の世界へと戻ってくる。

 

グレイフィア「勇次郎様、お帰りなさいませ。」

セラフォルー「異世界はどうだった?」

勇次郎「中々楽しめたぜ。それで?こっちで面白い事は?」

グレイフィア「こちらでは先週、京都で妖怪の長である八坂様が英雄派に拉致されるも、兵藤一誠率いるグレモリー+ヴリトラ、及び闘戦勝仏と五大龍王の一角であるウーロンで撃退。八坂様は無事救出されたようです。」

セラフォルー「それと、ハーデスが英雄派と接触したそうよ。もしかしたら、『龍喰い』《ドラゴン・イーター》を解き放つかも。」

勇次郎「ドラゴン・イーター?なんだ、それは?」

セラフォルー「龍種にとって最大の敵よ。アダムとイヴの話で出てきた蛇の事。」

勇次郎「くだらんな。」

 

ソファーに座り煙草を咥えると、グレイフィアがすかさず火を付ける。1吸いで吸い終えるとそのまま眠りへと着く。

 

セラフォルー「にしても勇次郎君って、眠ってても隙が無いわよね〜」

グレイフィア「細胞の1つ1つに刻まれているのよ。勇次郎様の命を狙う者は少なくないもの。」

セラフォルー「はあ〜。勇次郎君との子供って、どんな感じなのかしら…」

グレイフィア「きっと強く育つわ。だって、私達の血も混じるって事だもの。そうでなければいけないわ。」

 

 

 

 

 

アザゼル「オーガが戻ってきたのは本当か!?」

サーゼクス「ああ…。どうやら、生き残ったようだ…」

アザゼル「無限や夢幻をも超える悪神共相手に生き残るとは…。奴は本当に人間か…?」

サーゼクス「突然変異かもしれないな…」

アザゼル「お前さんやアジュカの様にか?」

サーゼクス「私達とは格が違う。奴は滅びを纏った私を素手で倒したのだから…」

アザゼル「益々人間か疑いたくなるぜ…。しかし、味方では無いが敵とも言えない…。扱いづらいったらありゃしねえ。」

サーゼクス「彼をなんとかカオス・ブリゲードとぶつける事が出来れば…」

アザゼル「んな事、してみろ。グレイフィアが殴り込んでくるぞ。」

サーゼクス「うむ…」

 

 

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