地上最強を手にするもの   作:ぺへ

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66話(お茶会②)

セラフォルー「あ!ソーナちゃん!久しぶりね☆」

ソーナ「お姉様…!」

セラフォルー「分かっているわ。聞きたい事が沢山あるのは。だからこそ、姉妹仲良くお茶会をしましょう。今日は勇次郎君もグレイフィアちゃんも居ないから、何でも答えてあげる☆」

ソーナ「…分かりました。」

セラフォルー「ささ、こっちへどうぞ。」

 

セラフォルーはテラスにある席へ案内する。ソーナは範馬邸に1人で来るよう言われた為来てみるとセラフォルーからの誘いだった。

 

セラフォルー「ふふ☆ソーたんとお茶会なんて久しぶりね〜。子供の頃以来かしら?」

ソーナ「…お姉様。聞かせてください。何故、シトリー家との縁を切ったんですか?」

セラフォルー「…まあ、家には迷惑を掛けられないからね〜。お父様もお母様も驚いていたけどそうするしか無かったの。」

ソーナ「…上層部ですか?」

セラフォルー「そういう事よ。彼らは私達の様な新参で且つ力がある者ならば誰でも良かったのよ。上手い具合に操れるからね。それに、家と絶縁していれば、多少は当たりも少なくなるでしょ?」

ソーナ「わ、私達の為に…?」

セラフォルー「まあ、絶縁は表向き。お父様とお母様はいつでも戻ってきなさいと言ってくれたわ。」

ソーナ「つ、つまり、またこうやって会えると…?」

セラフォルー「ええ。頻繁に…は無理だけど偶になら大丈夫よ。」

ソーナ「うっ…ひっぐ…。よ、良かった…。お、お姉様にはもう二度と…あ、会えないと…」

セラフォルー「何を言ってるのよ、ソーたん。私達は姉妹よ?いつでもどこでも繋がっているわよ。」

ソーナ「はい…はい…!」

 

セラフォルーは赤子のように泣きじゃくるソーナを抱きしめる。今までは魔王の仕事のせいで出来なかったが、現在は違う。何者にも縛られず、何者にも囚われることの無い集団。それが範馬勇次郎と臣下である。彼、彼女達は皆『繋がれざる者』だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人間界にある1つのキャバクラ。そこには、大量の警察官と救急隊が出入りしており、中から1人の中年の男性が運ばれて救急車に乗せられる。彼の名前は愚地独歩。空手道神心会の創設者であり『虎殺し』と呼ばれる異名がありながらも酷い光景だった。顔は切り裂かれ、体の骨も一部折れていた。

 

また別の場所でも同じような事が起きていた。超実戦柔術本部流開祖である本部以蔵も同じような状況となっていた。そして、そこにはつまらなかったと言わんばかりに悠然と歩く勇次郎の姿も目撃されていた。

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