勇次郎「好きに遊べ。」
グレイフィア「承知しました。」
グレイフィアは全身に力を入れる。自身の主を超える為に新しく作り上げた筋肉。どれだけ過酷な鍛錬にも戦闘にも自身についてきてくれた肉体。そして、その全てを総動員して今最も勢いのある、グレモリー眷属に挑む。ワクワクが止まらなかった。赤龍帝に白龍皇、堕天使総督にデュランダル+エクスカリバー。以前の自分ならばどうする事も出来なかったが今はどうか。それを知るのが楽しみで仕方なかった。
イッセー「くっ…!なんて威圧だよ…!!」
ゼノヴィア「ロキや京都での戦闘では無かった緊張感だね…!」
アザゼル「お前ら、絶対に油断するなよ!今のあいつは接近戦メインだが大戦時はサーゼクスに引けを取らない程の魔力を有していたんだ!」
リアス「ええ…!さあ、私の可愛い下僕達!グレイフィアを倒すわよ!」
「「「はい!部長!」」」
ヴァーリ「俺たちも行こうか。」
黒歌「リーダーの命令なら仕方ないにゃん。」
ルフェイ「わ、私も援護します!」
一瞬の静寂。その合図が放たれたのはイッセーとヴァーリが神速と言える速度で近付いて来た事。グレイフィアは特に焦ることも無くイッセーの顔にハイキックをくらわしてそのままイッセーをヴァーリに当てる。その勢いのまま一気に駆け出しゼノヴィアへ正中線3発突きを仕掛ける。しかし、攻撃が早すぎてゼノヴィアは防ぐことが間に合わなかった上に音は1発分しか聞こえなかった。
ゼノヴィア「ぐふっ…!」
イリナ「ゼノヴィ…」
ゼノヴィアが攻撃を受けた事に狼狽えた所を2連蹴りで顎に当てて脳震盪を起こさせ、そのまま木場へ飛び蹴り。木場は何とか顔面への攻撃を躱したものの肩に当たりそのまま脱臼となる。
木場「ぐっ…」
アザゼル「はあっ!!」
小猫「えいっ!」
アザゼルと小猫の連携に加えて魔力、魔法組の援護。しかし分かっていたかの様に魔力をアザゼルを使い防ぎ、咄嗟の脱力で小猫への鞭打を数発くらわせる。
アザゼル「ぐうぅぅ!!」
小猫「あぐうぅぅぅ!!」
リアス「小猫!アザゼル!あなた、よくも!」
グレイフィア「そちらの白髪の子はともかく、アザゼルはあなた達が攻撃したのよ?」
リアス「黙りなさい!」
リアス達の魔力での猛攻は続くも全て知っているかの様に避ける。そして、不意に後ろを向くとヴァーリが先程の様に突貫してくるがヴァーリの攻撃を顔で受け流しそのまま飛び上がりヴァーリの首に右足でロックを掛けて左足でヴァーリの顎に思いっきり膝蹴りをくらわせる。白龍皇の鎧はいとも簡単に砕け散り首もロックされている為、その威力逃げる事を知らずは全てヴァーリに来る。崩れ落ちる際にヴァーリの右腕を脇固め風に極めそのまま地面に叩きつける。技の名は古流武術『虎王』。まさしく完璧に決まった瞬間であり、戦闘意識を削ぐには充分な代物だった。