明日も少し予定が入っているため投稿できるか分かりません。
それでもよければゆるりとお待ちください。
あと今回エイナさんのキャラが一部ギャグのための犠牲になりました
《ガネーシャ・ファミリアにて》
「ではクルガン!昨日の今日だが、これにて釈放とする!」
ニコニコしながら大声でクルガンに喋りかけているのは像のマスクを着けたガネーシャ・ファミリアが主神・ガネーシャだ。
「感謝する。神ガネーシャよ。だがよいのか?被害が出ていないとはいえ、街中で決闘を行い治安を悪化させたにも関わらず釈放とは。それのみか食事に加えて服までも。これでは治安維持を掲げる彼方等の信頼を下げることに繋がるのではないか?」
「そう言って我々の評判の心配をしてくれている点もお前を釈放した理由の一つだ!それにだ!今回の件は『剣鬼』も決闘を承諾していた。故に特に問題は無い!服のことも問題はない!むしろ、『釈放した者を素っ裸で街中に放り出した』などそれこそ評価を下げることになる!」
まあそこまで評価は気にしていないがな!と言いながら大声で笑うガネーシャを見てクルガンも思わず頬が緩んだ。
「では、これにて失礼する。さらばだ、『富の神』よ。」
クルガンは敬意を持ってガネーシャへと別れを告げた。
「おお!......っと、忘れるところだった!クルガンよ!」
ガネーシャがクルガンを引き留める。クルガンは何事かと思い振り返った。
「俺が!ガネーシャだッ!!!」
「──そうか。」
クルガンはこの時のことを後にこう語る。
────この神は人格者だが、眷族になるのは勘弁だ、と。
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《主人公脳内》
ガネーシャいい神すぎない?
あ、どうも「
現在牢屋とは名ばかりのホテルから出たところなのですが、これからギルドへと向かい、募集しているファミリアがないか探したいと思っています。
以前も言った通り、有名でも無名でもどちらでも構わないのですが、できれば強い人の多いところがいいですね。『じゃあガネーシャ・ファミリアでもええやん』と言われればそうなんですが、あのノリを毎日は元一般社畜オタの自分には厳しいので.....。
この世界の《
かなり細かく教えていただいたのですが、3分に1回の頻度で
『俺がガネーシャだ!』
と言うのでギルドで聞くべきだったなと後悔しました。
お。もうギルドに着きましたね。
早速入りましょう。
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《昼のギルドにて》
「エ"イ"ナ"ザァ"ン"!!!」
ハーフエルフのギルド職員エイナ・チュールが事務処理をしていると、
「どうしたのリリアナ⁉︎また例のストーカーが来たの⁉︎」
余談だがリリアナには熱狂的なストーカーファンがいる。一度忘れ物を届けただけなのだが、そこで一目惚れされてから毎日のようにそのヒューマンを見かけるようになった。
注意しようにも厄介なことにその男はオラリオでかなりの資産家なため強く言うことができないのだ。
「ぐすっ.....ギリ"ダガザン"は既にさっぎ来ま"じだ...。」
もう来ていたようだ。リリアナの持っている花束がその証拠だろう。
「ズビビビビッ!キリタカさんのことはどうれもいいんれす!」
「うん、リリアナ?さすがにキリタカさんが憐れだからもう少し気にしてあげて?あとまだ鼻水垂れてるよ?」
憐れキリタカ、永遠なれ。リリアナは未だ鼻水の垂れた顔で必死に訴えかける。
「受付に!受付に腕の多いア○ュラマンが!」
「.....ごめん、アシュ○マンって誰?」
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《ギルド受付》
エイナは困惑しつつもリリアナがどうしても代わってほしいというから臨時で受付に入る。
「申し訳ありません。お待たせしまし.......た....?」
そこにいたのは自身の2倍はあろうかというほどの大きさの青い肌と8本の腕を持った存在感の塊だった。
「(え?なにこれ?モンスター?いやそれはさすがにないか。あれ?一周回って冷静になってる?というか大きすぎないか、と思ったので、とりあえずギルド長を呼んでこようと思いました。あれ?作文?)」
「受付の半魔よ。」
「ひゃい⁉︎」
思わず変な声が出た。
「驚かせたようだな、許せ。半魔よ。」
思ったよりちゃんとした人だなとエイナは思った。
「い、いえ!それは大丈夫なんですが....その、半魔というのは....。」
エイナはクルガンのいう半魔という単語が気になった。
「む。彼方はハーフエルフ、半魔ではないのか。」
「ハーフエルフでは....あります。ですが、その、半魔というのは我々ハーフにとってはその、差別的な意味なので.....。」
クルガンは半魔という単語をハーフが嫌っていることを知らなかった。
ハーフは一部から半端者と呼ばれることがある。稀に半魔も馬鹿にされる場合もある。
それ故に半魔という単語をほとんどのハーフ達は嫌っていた。
「む、そうか。重ねてすまない。許せ、ハーフエルフよ。」
クルガンは少し申し訳なさそうな顔で腰を下げた。
「いえ...。(悪い人、ではないのかな....?)それで、ご用件は....?」
エイナは印象を改めつつ、話を進めることにした。
「現在、募集している探索系ファミリアはあるか?」
エイナはクルガンの貫禄から既にファミリアに入っているものと思っていたので少し驚いた。
その後、資料を確認する。
「探索系ファミリアですと.....今はありませんね。」
「そうか....。」
落胆するクルガンの様子を見て少し気の毒に思い、エイナは何かないか考えた末...
「あ!ですが常に募集しているファミリアがありました!」
「!そうか。何処だ?」
クルガンはエイナの言葉を聴いて少し安心した。このままでは生産系や医療系ファミリアに属しながらも探索するわけわからん輩になるところだった。
「ロキ・ファミリアです!」
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《ロキファミリア門前》
「な、なんだお前!ここがロキ・ファミリアのホームと分かっているのか!」
クルガンは困惑していた。紹介されたから来たのに門番らしきヒューマンにいきなり帰れと言われたのだ。とは言ってもクルガンもいきなり来たためおあいこだ。
さらに言えばクルガンの見た目はオラリオに来てからの人々の反応から見てお察しだが、顔だけでも厳つい上に怖い。とどめに多数の腕と肌だ。
警戒するなという方が難しい。
「常に募集しているとギルドで聞いた。彼方等のファミリアの団長もしくは主神に会わせてほしい。」
クルガンは2人の門番を見下ろしながら言う。相手から見れば見下されているように感じるだろう。実際(物理的に)見下している。
「わ、我々の使命はロキ・ファミリアのホームを守ること!それから入ろうとする者を見極めることだ!お前はここにふさわしくない!即刻立ち去r「あれ、クルガン?」....え?」
門番が必死に演説?していると中から私服姿の『剣姫』アイズ・ヴァレンシュタインが現れた。
クルガンの中身の人はぶっちゃけた話、アイズの見た目が趣味ドストライクだ。内心、
『激マブかよ、オイ。』
とかどっかの
「おお。黄金の『剣鬼』よ。昨日の決闘、誠に心躍るものであった。」
「うん、そうだね。楽しかった。」
門番2人は自身のファミリアの期待の星とアシュ○マンもどきが楽しそうに会話していることに驚いた。
「ア、アイズさん⁉︎この者のことを知っているんですか⁉︎」
「うん。決闘した仲。」
「ファッ⁉︎」
門番の1人が変な声を上げた。目の前の存在が尊敬するアイズと互角であることに驚いた。
「今日はどうしたの?」
アイズは昨日闘った相手が自身のファミリアのホームに来たことを疑問に思った。
「ロキ・ファミリアに入りたいと思い、来た。」
それを聴いたアイズは驚き少し目を開き、
「本当⁉︎」
と嬉しそうな声を上げた。アイズは昨日の決闘を通じてクルガンへの警戒心は完全に解けている。むしろ自身と同じくらい強い存在がファミリアに入るかもしれないと思い、嬉しく思った。
そしてそんなアイズの反応を見たクルガンは内心、
『がわ"い"い"ぃ"ぃ"‼︎』
と軽く発狂していた。気持ち悪いことこの上無い。
しかし表面上は冷静に
「ああ。団長もしくは主神に会わせてほしく思う。」
「分かった!着いてきて!」
軽く駆け足で走って行くアイズにクルガンは着いていく。
その場に残されたのはポカンとしている門番だけだった。
クルガンの闘い方はFate /stay nightのバーサーカーと同じ感じを想像して書いています。
それとたまにリゼロキャラを登場させているの気づいてますかね?
外伝キャラそのまま出したりとか名前だけとかですが。もしかしたらまた出すかもしれないですね。
あ、キリタカは名前だけで出てきません。
憐れキリタカ、慈悲は無い。