画家の出会い   作:汐風鈴

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 すみません。ちょっと時間が空いてしまいましたね。ウマ娘やってたからチャラって事でお願いします。


ちなみにこのチームはスピカって言うらしい。

「お前、見た目の割に結構食べれるのな。」

 

 沖野さんの作ったチームの部屋に戻ってきた時にそう言われた。確かに自分は一般人より多い量を食べられる。しかしそれは中学生の頃が大食いだったのでその影響であって今では食べれる量は減ってしまっている。

 

「結構って…、僕にどんなイメージを持ってるんですか?」

 

「少食で草食系でストイック。合理的な方法で物事を進めるタイプって感じかな。」

 

「僕、中学生の頃は吹奏楽部だったので結構食べますよ。その他の草食系とか合理的とかはわからないけど。」

 

 そんな感じで世間話をしていると少女たちの話し声と複数の足音が聞こえ、その中のひとつはドアの前で止まる。

 

「トレーナーさん、今日のトレーニングは何ですか?」

 

 とゲンキハツラツな声が室内に広がる。天瀬はそちらを向くと黒色だが一部だけ白でボブぐらいの長さの髪をし、紫を基調としたセーラー服を着た“何処にでもいそうだがいない”そんなウマ娘がいた。

 

 目を合わせると知らない人が来たからなのかびっくりしている。そのせいか、口からはぎりぎり聞き取れるぐらいの訛りが出ている。どうやらこの子は地方出身らしい。

 

「…ああ、こいつは昨日言った助っ人だよ。天瀬玲凪だ。天瀬こいつがスペシャルウィークだ。」

 

 沖野さんがそういうとお互い一礼する。

 

「よろしく、僕は天瀬玲凪、1週間とちょっとだからあまり気にしなくてもいいよ。」

 

「ええと、スペシャルウィークです。よろしくお願いします。」

 

 なんて礼儀の正しい子なのだろう。しかし、この子は何故このチームにいるのだろう。ここにいるおちゃらけたトレーナーよりも挨拶とかそういうものを尊重するようなトレーナーの下にいた方がいいのではないだろうか。

 

「おい、今失礼なことを考え無かったか?後そんな自己紹介されるとこっちが困るからやめてくれ、気まずい。」

 

「ハァ↑、自分が無礼だという自覚あるんじゃないですか。ちょっとはその性格を治してみたらどうですか。」

 

 少し喧嘩腰で返答をするとスペシャルウィークさんは”喧嘩はダメですよ〜。”と言ったのでその可愛さに免じて許してやる。

 

 はて、他の子は来ないのだろうか。このサイレンススズカさんとか他とは走り方が全然違うので少々気になるところだ。

 

「…何を見てるんですか?」

 

 そんな質問をされたので、タブレットを見せる。するとスペシャルウィークは今ここの学園には滞在しておらず、外国にいるのだという旨の話を聞かせてくれる。

 

 その後スペシャルウィークは他のチームメンバーについて話してくれた。はちみーとやらが好きな子と甘いものが好きな子がライバルであること、負けず嫌いなツインテールがいること、カッコいいが好きなボーイッシュな子がいること、他人のレースの時に焼きそばを売るぶっ飛んだ奴がいること。

 

 そんな会話をしてもらっているうちに戸が開き他のメンバーが入ってくる。するとこちらに気付いたのか少し不安そうな顔で仲間の中で話し始めてしまう。いきなり知らない奴が自分のテリトリーにいるので動揺しているのだろう。

 

「ええと、皆さん。こちらは昨日トレーナーさんからお話しされた助っ人の方です。ええと、天瀬さんこちらが…」

 

「ボクはトウカイテイオー。もちろんテレビで見たことあるよね。」

 

 しまった、と思ったが自分はメディアにあまり目を通さないのでわからないとだけ返しておいた。

 

「私はメジロマックイーンですわ。よろしくお願い致します。」

 

 この子は口調からかなりいい育ちそうだと感じる。しかし、スペシャルウィークさんから聞いたような子では無さそうだが…。

 

「俺はウオッカだ。よろしく‼︎」

 

 そういうとウオッカは笑顔でサムズアップをする。容姿から察するにこちらは隣の子と比べカッコいい系な子のようだ。バイクが好きという事なのでいつか見せてやるのもいいだろう。

 

「私が最後ですね。ダイワスカーレットです。天瀬さん、よろしくお願い致します。」

 

 一礼。さながら優等生の様な振る舞いの彼女からはここで一昨日に会った二人目のトレーナーと重なる。はて、彼女の名前は何だっけな。宝生院?花京院?なんか違うな。ここでその疑問を気にしていては意味がないので僕も改めて挨拶をする。

 

「僕から向かって左からトウカイテイオーさん、メジロマックイーンさ

ん、ウオッカさん、ダイワスカーレットさんですね。僕は天瀬玲凪です。

短い期間ですが、よろしくお願いします。」

 

 ワクワクする。この個性的な面子を見ているとなんだかこれからが楽しみでしょうがない。このぐらいのワクワクさがあればワクワクさんを超えるワクワクさんⅡになれる気がする。なんなら竹ひごと洗濯バサミでデザートイーグルを作れる。

 

「おい、天瀬。関係ない事考えんじゃねえよ。さっさとトレーニング始めるぞ。ひとまず解散。」

 

 本当に放任主義なんですね。それでは僕がやることは無さそうですね。

ちなみにこのチームはスピカって言うらしい。

 

 

 




 あれ、アニメとアプリが混じってる気がする…。まあ、設定ってことにしよう。そうしよう。
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