股間の刃   作:スピリタス3世

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第3章最後が思ったより短くなったので、前後半の2話構成です。


第十四話 前半:真の変態 後半:エロ本作家と幼女

  side 善逸

 

 真の変態と言われる病葉………コイツの性癖は一体………?

 

「俺の性癖は………無い。」

「「「えっ?」」」

 

 無い?そんなことあるか?仮にも変態から変態呼ばわりされている、真の変態なんだぞ?それに、出汁介が変態の実力を見誤るわけがない。コイツ、嘘をついてるのでは……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「つまり、この世の全てにムラムラするのか?」

 

 出汁介(コイツ)は何言ってんだ?

 

「まあ、そうだけど…………」

 

 しかも合ってるのかよ‼︎流石だな‼︎

 

「例えば俺は?」

「ムラムラする………」

「おばあさんとかも?」

「ムラムラする………」

 

 それに老若男女、全てイケるのかよ‼︎確かにそれなら性癖は無いな‼︎性癖って何が特別好きなものがある時に指すし‼︎

 

「川のワニは?」

「ムラムラする………」

「ゴキブリなんかは?」

「ムラムラする………」

 

 ちょっと待って、人間以外もイケんの⁉︎ゴキブリで45れる奴なんてそうそう居ねえぞ⁉︎

 

「それじゃあ、ひまわりは?」

「ムラムラする………」

 

 植物まで⁉︎

 

「それじゃあこの箱(禰豆子入りのやつ)は?」

「ムラムラする………」

 

 それもはや生き物じゃないよね⁉︎ホントに何でもイケるのかよ⁉︎守備範囲広すぎでしょ‼︎吉原の守護神かよ‼︎

 

「ね、コイツが壱の理由、分かったでしょ?」

「うん!」

「俺は性癖が無いのに………」

「それが原因なんだよ。」

 

 これは誰もが認める変態だ‼︎だって周り全部が女の子の裸みたいなもんでしょ⁉︎凄すぎるよ、コイツ‼︎全く憧れないし、なりたくもないけど‼︎

 

「変態が8人………いい光景だな。」

 

 良くねえよ‼︎性癖をぶちまける変態鬼4人と、下半身丸出しチン毛ボーボーの変態人間4人。側から見たら百鬼夜行さ‼︎

 

「「「そこの変態共、何をしている⁉︎」」」

「しまった、警察だ‼︎」

 

 そりゃこうなるよ!これじゃあ言い逃れ出来ないじゃん‼︎

 

「信じてください。俺たちは変態を捕まえようとしたんです。」

「「「は?」」」

 

 炭治郎、そんな綺麗な目で言っても無駄だよ‼︎下が汚いもん‼︎

 

「ちんぽこ隊の皆、とにかく逃げるぞ‼︎」

「俺たち変態四天王も退散だ‼︎」

 

 お前らはわざわざ隊の名前言うなよ‼︎余計状況が悪くなんじゃん‼︎

 

 

 

 

 こうして俺たちは、変態鬼は捕らえられなかったものの、なんとか警察から逃げ切り、蝶屋敷まで帰ってきて、

 

「で、下半身丸出しで鬼と猥談した挙句、警察に見つかって鬼を取り逃し、何の成果もなく帰ってきた糞野郎共は貴方達ですか?」

「「「「はい……………」」」」

 

 しのぶさんにブチギレられた。

 

「普通鬼と猥談します?」

「しません………」

「ならなんで猥談を?」

「ゴメンネ、エロくって………」

「下半身を出してたのは?」

「陰毛が伸び過ぎて………長男でも耐えられませんでした………」

「最後に言い残すことは………?」

「このおちんちんに誓って、二度と鬼は取り逃しません…………」

「反省の色が見えないようなので、罰として1週間無給労働です。」

 

 

 こうして、俺たちは鬼退治及び蝶屋敷の雑用をタダでやることになった。つらい……………

 

 

 

 

 

  side 釜鵺

 

 俺たち変態四天王は、普通に警察に捕まった…………。無念…………

 

 

 

 

ーーーーここから後半ーーーー

 

 

  side 響凱

 

 小生が官能小説を書き始めて2週間後、

 

「アンタが響凱先生かい?」

「如何にも………」

「僕は出汁介の知り合いの、淫獄珍寿郎や!出汁介がこの鬼の娘を預かって欲しいって言うててな。自分、いけるか?」

「ああ…………」

「おお、流石や!亜美ちゃん、入ってええで!」

 

 出汁介の紹介で、

 

「初めまして、亜美(母蜘蛛の名前、声優から勝手につけました)です!よろしくお願いします‼︎」

 

 とても小さな少女の鬼がやってきた。出汁介の紹介らしい。

 

「よろしく………」

「ほんじゃ、後頼むわ!」

 

 こうして、家族が1人増えた。ちなみに前に小生の家に居た鬼は亜美を襲ったので、珍寿郎に殺されていたらしい。あと、食料は出汁介から定期的に送られてくる血である。

 

 

 

 少女の鬼、亜美はとてもおっちょこちょいだった。

 

「あっ…………」パリン

 

 よく皿を割っては、

 

「ご、ごめんなさい…………」

 

 泣きながら謝っていた。そんな姿が見てて居た堪れなかったので、

 

「大丈夫か………?怪我は………?」

「しっ、してません!」

「そうか、よかった…………」

「あっ、ありがとうございます………っ!」

 

 その度に慰めた。小生らしからぬ行動だ。

 

 

 また、亜美は小生の小説を、

 

「面白いです!」

「ありがとう………」

「続き………あります⁉︎」

「今…………書く…………」

「わぁっ!ありがとうございます!」

 

 とても面白そうに読んでくれた。それが小生にはとても嬉しかった。今まで小説で褒められたことがあまり無かったから。ちなみに、官能小説ではなく普通の小説だ。

 

 亜美が来てから、少しだけ感情が豊かになった気がする。それに伴い、筆も乗るようになった。いいことだ………あみには感謝してもし足りない…………

 

 

 

 

  side 母蜘蛛(亜美)

 

 響凱先生………優しい!お父さん役の鬼みたいに殴ってこない‼︎好き‼︎

 

 

 

 

 

  side 善逸

 

 地獄の無給労働、

 

「響凱先生の小説は、何度読んでもエロい。それ故に、手の動きがつい早くなってしまう。本当に、良き作家に出会えたものだ………」ムクッ、ムクッ

「デカくすんな、デカく。」

 

 出汁介の下ネタとチンコのせいで、余計地獄に感じた。




次回から無限列車編です‼︎ちんぽこ隊+引率1人でお届けします‼︎お楽しみに‼︎
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