side 善逸
上弦の参、
「血鬼術 風邪!」
ん?相手の血鬼術が見えないぞ………?どこだ?どこから来る?
「間に合わない!蟲の呼吸
「珍の呼吸 玖の型 奥義・淫獄‼︎」
しのぶさんが周りを飛び回りながら毒を出す。出汁介が周りに振り回しながら精子を出す。そして俺たちは、なんか身体がだるい………
「「「ゴホッ、ゴホッ!」」」
咳も出る………っ!なんだこれは………?
「ごめんなさい、炭治郎君、善逸君、伊之助君。」
「い、いや、なんとも…………」
「いや、これは相手の血鬼術です。とりあえず安静に!」
血鬼術⁉︎それなら安静にしてたらマズくないか⁉︎このままだと、死ぬのでは⁉︎
「相手を病気にする血鬼術………ですか。」
「ご名答!流石は同業者ですね。風邪の元が目に見えない物(ウイルス)なのもご存知で。」
「当たり前でしょう?私は医者ですよ?」
なるほど………ごほっ……俺たちを血鬼術で風邪にしたのかっ‼︎くそっ、いつもより力が入らない…………
「「ごめんなさい………」」
「ゴメンネ、弱くって………」
「安心して。私と出汁介君でなんとかします‼︎とりあえずこの薬を飲んでて!」
「俺のおちんちんに任せろ‼︎」
「「「ありがとう……ございます………」」
「任せ………た………」
出汁介………やはり頼りになる変態だ‼︎でも、風邪くらい無理矢理押してでも…………
「ただの風邪ですよ?そんなに警戒しなくてもいいのに。」
「風邪で免疫力を落としたところに、他の病気をぶつけるつもりでしょう⁉︎貴女の考えは読めるんですよ‼︎」
「全く、他の柱だったらよかったのに〜!」
そういうことか………身体が弱ったところに他の病気がやってくる。しかも普段より効果あり。しのぶさんが居なかったら、今頃大変なことになってたかもしれない。
とりあえず、俺たちは一旦下がって治療に専念することにした。といっても、薬を飲むだけだけど。あと、乗客の盾としての役割だね。
「それじゃあ、これはどうです?」
やばい、次の病気が来る‼︎なんとしても、避けるか打ち消すかしないと‼︎
「血鬼術 角膜………‼︎」
「蟲の呼吸 蝶の舞 戯れ‼︎」
「ぐっ…………!失明させようとしたのに………」
「遅いんですよ!もっと早く角膜潰瘍を言わないと!」
ってしのぶさん早っ‼︎あっという間に鬼との間合いを詰めた‼︎鬼すら反応出来ない速度‼︎これが柱の力か‼︎
「珍の呼吸 捌の型
「なるほど、そのくらいの長さなら届かない………って揺らいだ⁉︎きゃぁ‼︎」
おっ、出汁介の攻撃も届いた‼︎最近の無給労働期間で俺たちは強くなったけど、それは出汁介も同じ‼︎ついに上弦とも戦えるようになったのか‼︎
「陰茎の長さを瞬時に変えましたね………影のように揺らぐ幻覚が見えるほど。」
やってることは意味不明だけど。チンコの長さをすぐ変えて陽炎のような幻覚っぽくするって、頭おかし過ぎだろ。
「よく分かったな。流石は医者か。」
そういうことじゃなくない?
「ええ。」
そういうことなの⁉︎
「ごめん出汁介君、私分かんない。」
よかった〜、しのぶさんは普通で。
「なら貴女は藪医者ね。」
「死ねぇ‼︎」
こんなことで藪医者扱いされるしのぶさんが可哀想だ。
「蝶の呼吸 蜻蛉の舞 複眼六角‼︎」
「痛っ‼︎」
早速、ぶちギレたしのぶさんの一撃が鬼を貫く。流石の鬼も対応できないみたい‼︎尤も、俺たちにも何やってるか分からないくらい速いんだけど。流石柱、といったところか………
「珍の呼吸 玖の型 奥義・淫獄‼︎」
「何発も何発も………っ!貴方、とても元気ですね!」
「はい、元気です。」
そして、出汁介の出汁が炸裂する‼︎目で追える分、しのぶさんの攻撃より遅いものの、効果は抜群だ‼︎
「「「ごほっ………ごほっ………」」」
くそっ、俺たちが風邪を引いてなければ、もっと楽に仕留められたのに…………
「それにしても、貴女弱いですね。まあ、私は柱ですから。私の攻撃は避けられなくても仕方ない、仕方ない♪」
「くっ………うるさいですね!」
「でも、彼は柱でない一般隊士ですよ?それなのに避けられないなんて………上弦の参も落ちたものですね!」
「元々私は体力が無いのですよ!戦闘も苦手で‼︎」
「あら、可哀想に!可哀想♪」
そして、相手を煽りまくるしのぶさん。これで相手を怒らせ、冷静さを欠かせるつもりか!案の定、犬子ちゃんは図星を突かれたらしく、可愛らしい声で怒っている。
「未来のエッチな夢で見た………メスガキ………もしやしのぶさんは、エッチなお姉さんとメスガキを兼ね備えた存在なのか?」
「君から先に殺していい?」
「ごめんなさい。」
ただ、自分も出汁介に可愛い声で怒ってるけど。
side しのぶ
くそっ、おかしい‼︎確かに身体は弱い。私どころか、出汁介君の動きにすらついてこれてない。でも、そうじゃない………っ!
「それにしても………非力は貴女もでしょう?」
「…………」
「図星かな?さっきから突きしかしないんだもん。もしかして鬼の首、斬れないんです?」
「…………そうですよ。それがどうかしました?」
コイツ、なんで毒効かないのよ⁉︎いくら上弦とはいえ、ピンピンし過ぎじゃない⁉︎全く食らってる様子が見えない‼︎
「珍の呼吸 壱の型 魔羅一閃!」
「なっ!手が切られてる………っ‼︎」
手の断面は………あれ?紫色じゃない?私が攻撃の度に注入した、藤の花の毒は………?
「あれっ、どうしたんです?まるで自分が攻撃の度に注入した藤の花の毒が全く効いてない、みたいな顔してますけど♪」
くそっ、バレているし………っ!
「私は医者ですよ。藤の花の毒くらい、真っ先に研究して克服しました。舐めてもらっちゃ困ります♪」
克服………してたのかっ‼︎それじゃあどうやって倒せば………。私の身体の毒は………ここで使うべきか分からないし、コイツになら見抜かれて無駄になる可能性が高い‼︎
「安心してください、まだ俺のおちんちんがあります。」
くそっ、ここは変態に頼るしか……………
「血鬼術 勃起不全。」
「えっ…………?」
しまった‼︎出汁介君は近づけるべきじゃなかった‼︎
「おちんちんが………萎えた………しかも勃たない………」
この藪医者とは相性が悪すぎること、なんで気づかなかったんだ‼︎
井守犬子のプロフィールです。
・井守犬子(いもりいぬこ)
性別:女
役職:上弦の参(ただしフィジカルは下弦より下)
職業: 医者
身長:145cm
ちん長: -
血鬼術:相手を病気にする