股間の刃   作:スピリタス3世

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第二十話 ミッション・勃起不全(インポ)ッシブル

  side 善逸

 

 マズい………とにかく小さい女の子を守らないと‼︎

 

「ソイツの相手し終わったらとっととやれ‼︎」

「は、はいっ!」

「お嬢さん、そんな言い方はアカンで!」

 

 えっ、淫獄さん?いつの間に?玄関で待ってたはずじゃ………?

 

「はぁ?アンタいきなり何よ⁉︎」

「これはすまん!怒鳴り声が聞こえたもんで、つい来てもうた!」

「つい、じゃないわよ‼︎」

「それはともかく、鬼さん、ちょいと此方へ‼︎」

「ちょっと、ねぇ‼︎」

 

 しかもあっと言う間に鬼を連れ去った。まさか会ってもいないのに鬼だと気づいたのか?確かに珍の呼吸の使い手は女の子をチンコで探せるけども。それで、鬼かどうかも見分けられるのか?

 

「な、なんだったのでしょう………?」

「さあ……………?」

 

 幼女ちゃんと唖然としていると…………

 

「善逸、悪いが修行や!連れてくで〜!」

「あっ、はい…………」

「嬢ちゃん、またな〜!」

「は、はい……………」

 

 すぐに戻ってきた淫獄さんに、俺も運ばれた。

 

 

 

 運ばれた場所は、街外れの荒地だった。

 

「ここは………?」

「おい!なんで移動してやがる⁉︎」

「おちんちん………勃たなかった………」

 

 炭治郎に伊之助、出汁介も既にいて、

 

「いいからコイツら殺しちゃおう、お兄ちゃん‼︎」

「あぁ‼︎」

 

 なんか上弦の鬼が増えていた。しかも、女の鬼より強い音がする男の鬼が増えていた。会話からして、女の方の兄みたい。しかもどっちも上弦の陸。なにそれ、上弦も自己申告制だったの?

 

「それはアカンで♪珍の呼吸 参の型 性乱風濡‼︎」

「「なっ⁉︎」」

 

 とりあえず、淫獄さんが男の方の首を斬って遠くに吹っ飛ばし、女の方は首だけ残して粉々に刻んだ。しかも一瞬で。

 

「ほんなら、今から出汁介の機能回復訓練を始めるで‼︎」

「「訓練⁉︎」」

 

 そして、そのまま訓練の開始が宣言された。

 

「ヤることは簡単!まず、このエッチな女の鬼を使って出汁介のチンコを再び勃たす‼︎その間他4人は女の足止めしとって!」

 

 なるほど、まずは出汁介の封印されし大剣を復活させるのか………

 

「「分かりました。」」

「おう!」

「むー!」

「ちょっと、アタシで何しようっての⁉︎」

「ナニの準備や!」

「はぁ⁉︎ぶち殺すわよ⁉︎」

 

 まあ、女からすれば最悪だけど………

 

「おい、俺を忘れてねえだろうなぁ⁉︎」

「アンタはこの子らよりちょい強いから、僕が適当にあしらっとくで〜。」

「くそっ、テメェ‼︎」

 

 そして、明らかに強い男の鬼を軽くあしらってる淫獄さん。上弦って柱3人分だよね?下の方の上弦なら、3体分でようやく淫獄さんと同じくらいとかなんだけど。強えって‼︎

 

「ほんで、出汁介のチンコが復活したら………」

 

 さてと、第2段階は……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アンタらだけでこの2人、上弦の陸を倒す‼︎」

「「「「えっ⁉︎」」」」

 

 嘘でしょ⁉︎柱も無しに、俺たちだけで上弦を討伐するの⁉︎

 

「以上‼︎それじゃあ訓練スタート*1、開始や‼︎」

「「「あっ、はい!」」」

「ま、マジか⁉︎」

「むー‼︎」

 

 他の説明も無しに始まっちゃったしぃぃぃぃぃ‼︎ああもう、どうすんだよ‼︎

 

 

 

 

  side 妓夫太郎

 

 俺はハゲに吹っ飛ばされた首をなんとかつなげた。その最中に、とんでもねぇことを聞いた。

 

「ふざけたこと言いやがって………柱でもねぇ隊士の訓練相手に俺たち上弦を使うだとぉ⁉︎」

 

 俺たち上弦は柱すらも葬る側なのに………っ!

 

「あの子ら才能あるからなぁ。アンタらならイケると思ったんや!」

「はぁ⁉︎死んだらどうすんだぁ⁉︎」

「ヤバくなったら僕がなんとかするわ〜♪」

 

 くそっ、呑気なこと言いやがって‼︎苛々する野郎だなぁ⁉︎

 

 

 

 だけど、コイツの実力ならそうなるのも納得だ。淫獄珍寿郎、元柱のハゲ親父。引退した後ですら玉壺を一瞬で葬り去ることのできる。

 

 そして、10年前の現役時代……………単独でないとはいえ、無惨様を追い詰めたことがある。その時の記憶が、無惨様の細胞から掘り起こされる。

 

「何が面白い⁉︎何が楽しい⁉︎命を、何だと思っていやがる⁉︎」

 

 慌てふためく無惨様。そして、それを取り囲む…………

 

「命やって!」

「エッチは命の源…………」

「つまりコイツはエッチ好き‼︎」

「それなら…………」

「「「「「「「ナニが面白い‼︎ナニが楽しい‼︎エッチを、何だと思っていやがる‼︎」」」」」」」

 

 7人のチンコ丸出し男。当時の珍柱達だぁ。確か当時は、1人の炎柱(槇寿郎)、1人の水柱、そして7人の珍柱で構成されていた。チンコ全盛期時代だ。その中でも一番強かったのが、淫獄珍寿郎………旧姓魔羅珍寿郎だった。

 

 その時は、無惨様はなんとか逃げることができた。でも7人の変態に囲まれたことが、よほどこたえたらしい。ちなみに最近、変態になった途端強制的に無惨様の呪から外れるようになった。そのくらい、変態を毛嫌いするようになった。

 

 

 

 とりあえず、無惨様のためにも、この変態を排除したいが…………

 

「ぐわぁぁぁぁあ‼︎また首斬られたぁ‼︎首斬られちまったぁぁぁぁぁ‼︎」

「斬ってもうた♪」

 

 強すぎる‼︎動きが全然目で追えねえ‼︎なんなんだよ、このおっさん⁉︎

 

 

 

 

  side 善逸

 

 くそっ、どうやって倒せばいいか分かんねえ‼︎でも、淫獄さんが男の鬼をなんとかしてくれている。だから…………

 

「くそっ!勃たない………っ‼︎勃たない………っ‼︎」

 

 出汁介、頑張るんだ‼︎

*1
淫獄さんは簡単な英語なら話せます、第十二話参照

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