side 淫獄
神戸で生まれ、チンコの才を認められた僕は、13歳で東京に引っ越し鬼殺隊に入った。
「汚ねぇやり方‼︎」
「くそぉぉぉぉぉぉ‼︎」
「ぶっかけるなぁぁぁぁ‼︎」
ほんで数多の鬼を倒し、15の時に柱になった。何をやっても成功。こん時までは正直言って、順風満帆やった。ある一点を除いては…………
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎全然モテへん‼︎このままじゃ一生卒業できんわ‼︎」
そう、僕はブサイクなこともあり、女から全く相手にされなかった。理由は下半身丸出しやからやろうか?でもそれだけは譲れへん。下を履いたら鬼殺隊引退。せやからずっとチンコ丸出しで、気づけば30代になっとった。魔法使い………名前こそカッコいいものの、実態はただの童貞やった。
「このままではあかん‼︎一生童貞や‼︎」
そう思った僕は、ある素晴らしいアイディア*1を思いついた。
「せや、遊郭イこ。」
これなら、金を払うだけで卒業できる。柱だから金は貰い放題。しかも数多の女体から選び放題。控えめに言って最高やった。
休みを取って胸と股間を高鳴らせ、遊郭へといざ参ると…………信じられぬものを見た。
「皆さんこんにちわぁぁぁぁぁ‼︎痴女ですよぉぉぉぉぉぉ‼︎どうか、どうか抱いて下さぁぁぁぁぁぁぁい‼︎///」ハァ、ハァ
顔を紅潮させ、息を荒げながら全裸で街を徘徊する、とんでもない痴女に遭遇した。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎なんで誰も抱かないのぉぉぉぉぉ⁉︎皆ヤりに来たんじゃないのぉぉぉぉぉぉ⁉︎痴女はなんか違うって、何ぃぃぃぃぃ⁉︎///」ハァ、ハァ
そしてその瞬間、僕のチンコは天をも貫くほど上を向いた。何を隠そう、僕の好みが痴女やったからや‼︎
「嬢ちゃん、僕と遊ぼうや!」
「えっ、いいのぉぉぉぉぉ⁉︎嬉しいわぁぁぁぁぁ‼︎///」ハァ、ハァ
これが僕の妻、
僕は痴漢ちゃんと一緒に居るのが嬉しくて、すぐさま痴漢ちゃん家に婿入りした。痴漢ちゃん家の苗字である淫獄を名乗れるのがすごい嬉しかった。
そこからは順風満帆な結婚生活………にしたかったが、そうはいかんかった。
「私、子供出来ない体質みたいなのよぉぉぉ………」
「そんな落ち込まんといて!」
子沢山のヤリまくり生活を想像したんやが、実際はヤリまくるだけやった。
更に、柱にもなって順風満帆な鬼殺隊人生………にもならんかった。36の時に無惨を追い詰めたものの取り逃がしてしまった。一緒に居た若い珍柱も次々死んだ。最強の柱として持て囃されたんやが、実際守れんものが増えてきた。
38で出汁介を拾った時も、もう少し早かったら間に合ったんやないかと思った。息子が居ない寂しさに拾ったが、こうならんようにも出来たんちゃうかと後悔ばかりが増えてきた。
そしてこの頃から、老いが顕著になってきた。前までより体力が持たない。寝ても疲れが取りきれない。傷の治りが遅い。身体が悲鳴を上げることが、段々と多くなってきてもうた。
「あなたぁ、大丈夫なのぉぉぉぉ?」
「正直、老けがなぁ………」
「そうよねぇぇぇ…………」
このままでは、大切な人を守りきれない。昼にエッチし、夜に鬼を倒す生活にももう限界が来てた。せやから、
「すまんなぁ、お館様。僕痴漢ちゃんと夜ヤりたいから辞めるわ!」
「そうか…………ありがとう、珍寿郎。」
辞めた。
「猥談したかったらいつでも言うてやぁ、輝哉!」
「ああ!」
これで、ようやく痴漢ちゃんと出汁介だけの生活に集中できる。そう思った。
46になり出汁介が鬼殺隊に入隊した。仮初の子育てはひとまず終わった。そして、僕と痴漢ちゃんの2人暮らしが始まった。今後は痴漢ちゃんを守ってやらんと。今守るのは痴漢ちゃんだけ。そう思ってたのに…………
「…………痴漢ちゃん………」
「…………………」
結局守るものを1人に決めたのに、その人すらも守れんかった。強くなれども、結局何も出来んかった。残ったのはハゲ散らかした不恰好な肉体のみ。生きる気力は完全に無くなった。せやから、那多蜘蛛山に行った。
「………ちょうどええ山やな………」
ここは鬼が住まう山。死ぬにはもってこいの場所や。そこで永遠の眠りにつく。そう思ったのに…………
「血鬼術 水獄鉢‼︎」
「未来のエッチな夢で見た………コンドームか?」
そこで僕は出汁介と再会した。しかも上弦の鬼に襲われてた。出汁介を守らなければ!そう思うと、尽きた生き甲斐がふつふつと湧いてきた。
「これはこれは………チンコ見せたらなあかんなぁ‼︎」
こうして、僕は出汁介の見守るという生き甲斐が出来た。普段は一緒に居られんけども、時折見守る。そんな楽しみが、再び目覚めてきた。
他の柱が来るまで15分。このままだと持つ気がせぇへん。せやから、アレを使うべきや‼︎
「珍の呼吸 拾弐の型…………」
「何を…………するつもりだ?」
正直、今までに何度も挑戦して失敗してきた。そしてその度に気絶して、痴漢ちゃんと出汁介に心配されたっけ。懐かしいなぁ。
この技が高難度なのは、鬼の力を使うからや。長年珍の呼吸を使いまくることにより、チンコに染み付いた鬼の血。そこから鬼の力を使い自分で操り、チンコを形成する。成功すれば威力は2乗*2。失敗すれば全滅。どっちにしろ全滅リスクなら、やるしかないやろ‼︎
「
ということで、拾弐の型は二重(ダブル)でした!染み付いた鬼の血から鬼の力を利用して、チンコをもう一本生やして威力を急増する技です!
また、淫獄さん初登場の第八話がまた出てきましたね。あの時の淫獄さんの行動をお分かりいただけただろうか………
次回、お楽しみに!