股間の刃   作:スピリタス3世

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第二十七話 チンコを生やせ

  side 善逸

 

 嘘だろ⁉︎最終奥義はチンコ2本なのかよ⁉︎

 

「淫獄さん………っ!」

 

 出汁介が悲鳴を上げる。淫獄さんの身体を気遣っているのだ。相当負担がかかっているのだろう。現に、

 

「陰茎を………増やしただとっ⁉︎」

「珍の呼吸 壱の型 魔羅一閃・二重(ダブル)。」

「くっ………ぐわぁぁぁぁ‼︎」

「………」

「くそっ!月の呼吸………」

「珍の呼吸 肆の型 紅花びらびら・二重(ダブル)。」

「ぐっ…………!」

 

 淫獄さんは型を言う以外、全然喋らなくなった。しかも声の張りが無くなっており、身体の動きも遅くなっている。

 

 しかし、その代償として威力が桁違いに上がっている。上弦の壱ですら攻撃を喰らうとしばらく動けなくなっている。チンコを2本にするだけで、ここまで違うのか…………っ!

 

「がんばれぇぇぇ、デカちんぽこぉぉぉぉ‼︎」

「「淫獄さぁぁぁぁぁん‼︎」」

「むー‼︎」

 

 イケる‼︎このままイケば、上弦の壱でさえ倒せる……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

 嘘だろ⁉︎敵が全身から刀を大量に生やしたんだけど⁉︎何アレ⁉︎ふざけんなよ‼︎

 

「全身から大量のチンコ………しかも出した数だけ射精()しただと⁉︎孕ませる気マンマンだな…………っ‼︎」

「陰茎ではない‼︎刀だ‼︎」

 

 出汁介とのトンチンカンな解説はさておき、これはかなりマズい状況。さっきまで一本の刀に苦戦してたの…………何十本になったら、どうしようもないじゃないか‼︎

 

「珍の呼吸 伍の型 珍虎(ちんこ)二重(ダブル)。」

「ぐっ………!月の呼吸 捌の型 月龍輪尾‼︎」

「珍の呼吸 拾の型 性精流転・二重(ダブル)。」

 

 嘘………でしょ⁉︎淫獄さんの二重(ダブル)のが強いんですって⁉︎互角どころか、むしろ押してる‼︎いっぱいぶっかけまくってる‼︎すごい‼︎すごい‼︎

 

「月の呼吸 拾参の型 闇夜ノ円舞・月輪(がちりん)‼︎」

「……………」

「くそっ、くそっ‼︎」

 

 いけぇぇぇぇ‼︎淫獄さぁぁぁぁぁぁぁん‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「珍の呼吸 玖の型 奥義・淫獄二重(ダブル)。」

「しまっ……………た!」

 

 そして遂に、淫獄さんが射精()した2本の精液が上弦の壱の首を吹き飛ばした。とてつもない威力、後ろにあった森の木々まで全て吹き飛ばしてしまった。本当にすごい‼︎

 

「デカちんぽこ………っ!」

「淫獄さん!やりましたね、やりましたね‼︎」

「上弦の壱、単独討伐おめでとうございます‼︎」

「むー‼︎」

 

 ちんぽこ隊の皆が駆け寄る。危険を冒して上弦の壱を倒した、淫獄さんを讃えるために‼︎

 

「淫獄さん…………大丈夫、ですか?」

「出汁介…………か。なんとか………生きとる………で………」

 

 本当に身体がボロボロだ。それもそのはず、今まで成功したことのない技だったから。何度も練習の度に気絶するほどらしいもの。俺なんかがやったら、多分1ヶ月は目覚めないだろう。それを土壇場で成功させた。本当に淫獄さんは凄いなぁ‼︎

 

「とりあえず、皆で帰りましょう!」

「むー!」

「せや……………な……………」

「よしっ、アオイの飯いただきだ‼︎」

「伊之助、お前は本当にアオイちゃんが好きだな………」

「は?」

「なるほど〜、自覚がないのか〜!それなら俺が貰っちゃおうかな〜♪」

「もんいつ、何言ってる⁉︎」

「むー‼︎」

「克服…………した…………」

 

 このまま、皆で凱旋……………ん?最後の声は何?さっきの鬼の声な気がするんだけど?気のせい………だよな……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「首の弱点…………克服した…………」

 

 は?嘘だろ?なんで上弦の壱が復活してんだよ…………?さっき首を日輪精子で斬っただろ?おかしいだろ………しかも首の弱点を克服したって何………?

 

「これで太陽光以外は………無意味…………」

 

 嘘だろ?そんなことがあっていいのか………?さっき必死に淫獄さんが倒したのに…………それすら無意味だったのか…………?

 

「淫獄さん、俺がイきます!珍の呼吸…………」

「奴と比べたら…………粗末な陰茎だ…………」

「くそっ!」

 

 俺たちはかき集めた包丁と出汁介のチンコくらいしか武器がない。どうすんだよ。これじゃあ朝まで粘れねぇよ……………

 

「柱があと少しで来るので、そこまで耐えましょう!」

 

 そうだ、柱が来るんだった。炭治郎の言う通り、それで耐えるしかない………っ!

 

「悪いが………出汁介らは下がっててくれ…………僕がやる………」

 

 淫獄さんは無茶を言う。この人の身体、もう限界なはずなのに………っ!

 

「月の呼吸 陸の型 常世孤月・無間‼︎」

「珍の呼吸…………」

「攻撃を打ち消して喰らうだけ…………もう限界か………」

「…………………………」

 

 くそっ!淫獄さんが珍の呼吸を発動できてない‼︎もう呼吸が出来ないくらいにまで疲弊してるじゃないか‼︎なんとか敵の攻撃は打ち消してくれたけど…………ここはなんとしても、淫獄さんを助けないと…………っ!

 

 

 

 

  side 黒死牟

 

 餓鬼共が何人来ようと…………相手にならん。5人とも私の攻撃がちっとも見えてない…………。皆いい筋をしてるとは思うが………まだまだ力不足だな……………

 

 そして淫獄珍寿郎…………残念ながら貴様はここで終わりだ………。決死の賭けだったのだろうが…………やはりその程度では、人は鬼に勝てない…………縁壱でもない限りは…………

 

 

 

 

 

  side 淫獄

 

 チンコ2本でも駄目かぁ…………。これが上弦の壱の力なんやな…………。イケると思った自分がアホやったわぁ。こんなんなら、そりゃ無惨も倒せへんよな…………

 

 それに………もうアカンわぁ…………全然身体が動かへん。まるで全身鉛玉みたいや。もうちょい若かったらいけたのに…………視界もぐらついてきたし、流石にもうアカンわ……………

 

「皆さんこんにちわぁぁぁぁぁ‼︎痴女ですよぉぉぉぉぉぉ‼︎どうか、どうか抱いて下さぁぁぁぁぁぁぁい‼︎///」ハァ、ハァ

 

 これは…………走馬灯?

 

「淫獄さん、拾の型を教えてくれませんか?」

「デカちんぽこ、オレと競走しろ‼︎」

「淫獄さん、こんばんは!」

「むー!」

「マジですか⁉︎俺に紹介して下さい‼︎」

「誰がエッチな女医さんですって?」

 

 

 痴漢ちゃん、出汁介、伊之助、炭治郎、禰 豆子ちゃん、善逸、しのぶちゃん……………。皆との思い出が蘇ってくる………。これが見えたっちゅーことは………もう僕の人生もお終いやな…………

 

 せやから、最期にもうちょっとだけ頑張るわ…………っ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三重(トリプル)‼︎チンコ3本や‼︎」

 

 息子とその友達を…………守る為に‼︎




次回、第六章完結‼︎お楽しみに‼︎

ちなみにトリプルは通常の3乗です。威力も負担も。
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