side 善逸
嘘だろ⁉︎最終奥義はチンコ2本なのかよ⁉︎
「淫獄さん………っ!」
出汁介が悲鳴を上げる。淫獄さんの身体を気遣っているのだ。相当負担がかかっているのだろう。現に、
「陰茎を………増やしただとっ⁉︎」
「珍の呼吸 壱の型 魔羅一閃・
「くっ………ぐわぁぁぁぁ‼︎」
「………」
「くそっ!月の呼吸………」
「珍の呼吸 肆の型 紅花びらびら・
「ぐっ…………!」
淫獄さんは型を言う以外、全然喋らなくなった。しかも声の張りが無くなっており、身体の動きも遅くなっている。
しかし、その代償として威力が桁違いに上がっている。上弦の壱ですら攻撃を喰らうとしばらく動けなくなっている。チンコを2本にするだけで、ここまで違うのか…………っ!
「がんばれぇぇぇ、デカちんぽこぉぉぉぉ‼︎」
「「淫獄さぁぁぁぁぁん‼︎」」
「むー‼︎」
イケる‼︎このままイケば、上弦の壱でさえ倒せる……………
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」
嘘だろ⁉︎敵が全身から刀を大量に生やしたんだけど⁉︎何アレ⁉︎ふざけんなよ‼︎
「全身から大量のチンコ………しかも出した数だけ
「陰茎ではない‼︎刀だ‼︎」
出汁介とのトンチンカンな解説はさておき、これはかなりマズい状況。さっきまで一本の刀に苦戦してたの…………何十本になったら、どうしようもないじゃないか‼︎
「珍の呼吸 伍の型
「ぐっ………!月の呼吸 捌の型 月龍輪尾‼︎」
「珍の呼吸 拾の型 性精流転・
嘘………でしょ⁉︎淫獄さんの
「月の呼吸 拾参の型 闇夜ノ円舞・
「……………」
「くそっ、くそっ‼︎」
いけぇぇぇぇ‼︎淫獄さぁぁぁぁぁぁぁん‼︎
「珍の呼吸 玖の型 奥義・淫獄
「しまっ……………た!」
そして遂に、淫獄さんが
「デカちんぽこ………っ!」
「淫獄さん!やりましたね、やりましたね‼︎」
「上弦の壱、単独討伐おめでとうございます‼︎」
「むー‼︎」
ちんぽこ隊の皆が駆け寄る。危険を冒して上弦の壱を倒した、淫獄さんを讃えるために‼︎
「淫獄さん…………大丈夫、ですか?」
「出汁介…………か。なんとか………生きとる………で………」
本当に身体がボロボロだ。それもそのはず、今まで成功したことのない技だったから。何度も練習の度に気絶するほどらしいもの。俺なんかがやったら、多分1ヶ月は目覚めないだろう。それを土壇場で成功させた。本当に淫獄さんは凄いなぁ‼︎
「とりあえず、皆で帰りましょう!」
「むー!」
「せや……………な……………」
「よしっ、アオイの飯いただきだ‼︎」
「伊之助、お前は本当にアオイちゃんが好きだな………」
「は?」
「なるほど〜、自覚がないのか〜!それなら俺が貰っちゃおうかな〜♪」
「もんいつ、何言ってる⁉︎」
「むー‼︎」
「克服…………した…………」
このまま、皆で凱旋……………ん?最後の声は何?さっきの鬼の声な気がするんだけど?気のせい………だよな……………
「首の弱点…………克服した…………」
は?嘘だろ?なんで上弦の壱が復活してんだよ…………?さっき首を日輪精子で斬っただろ?おかしいだろ………しかも首の弱点を克服したって何………?
「これで太陽光以外は………無意味…………」
嘘だろ?そんなことがあっていいのか………?さっき必死に淫獄さんが倒したのに…………それすら無意味だったのか…………?
「淫獄さん、俺がイきます!珍の呼吸…………」
「奴と比べたら…………粗末な陰茎だ…………」
「くそっ!」
俺たちはかき集めた包丁と出汁介のチンコくらいしか武器がない。どうすんだよ。これじゃあ朝まで粘れねぇよ……………
「柱があと少しで来るので、そこまで耐えましょう!」
そうだ、柱が来るんだった。炭治郎の言う通り、それで耐えるしかない………っ!
「悪いが………出汁介らは下がっててくれ…………僕がやる………」
淫獄さんは無茶を言う。この人の身体、もう限界なはずなのに………っ!
「月の呼吸 陸の型 常世孤月・無間‼︎」
「珍の呼吸…………」
「攻撃を打ち消して喰らうだけ…………もう限界か………」
「…………………………」
くそっ!淫獄さんが珍の呼吸を発動できてない‼︎もう呼吸が出来ないくらいにまで疲弊してるじゃないか‼︎なんとか敵の攻撃は打ち消してくれたけど…………ここはなんとしても、淫獄さんを助けないと…………っ!
side 黒死牟
餓鬼共が何人来ようと…………相手にならん。5人とも私の攻撃がちっとも見えてない…………。皆いい筋をしてるとは思うが………まだまだ力不足だな……………
そして淫獄珍寿郎…………残念ながら貴様はここで終わりだ………。決死の賭けだったのだろうが…………やはりその程度では、人は鬼に勝てない…………縁壱でもない限りは…………
side 淫獄
チンコ2本でも駄目かぁ…………。これが上弦の壱の力なんやな…………。イケると思った自分がアホやったわぁ。こんなんなら、そりゃ無惨も倒せへんよな…………
それに………もうアカンわぁ…………全然身体が動かへん。まるで全身鉛玉みたいや。もうちょい若かったらいけたのに…………視界もぐらついてきたし、流石にもうアカンわ……………
「皆さんこんにちわぁぁぁぁぁ‼︎痴女ですよぉぉぉぉぉぉ‼︎どうか、どうか抱いて下さぁぁぁぁぁぁぁい‼︎///」ハァ、ハァ
これは…………走馬灯?
「淫獄さん、拾の型を教えてくれませんか?」
「デカちんぽこ、オレと競走しろ‼︎」
「淫獄さん、こんばんは!」
「むー!」
「マジですか⁉︎俺に紹介して下さい‼︎」
「誰がエッチな女医さんですって?」
痴漢ちゃん、出汁介、伊之助、炭治郎、禰 豆子ちゃん、善逸、しのぶちゃん……………。皆との思い出が蘇ってくる………。これが見えたっちゅーことは………もう僕の人生もお終いやな…………
せやから、最期にもうちょっとだけ頑張るわ…………っ!
「
息子とその友達を…………守る為に‼︎
次回、第六章完結‼︎お楽しみに‼︎
ちなみにトリプルは通常の3乗です。威力も負担も。