股間の刃   作:スピリタス3世

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第二十八話 痴情最狂にして地上最強の師匠

  side 善逸

 

 チンコ2本ですら今まで誰も成功ことがなかったなかった技…………それなのに、チンコ3本って…………

 

「「「淫獄さん‼︎」」」

「デカちんぽこ‼︎」

「むー‼︎」

 

 死んでしまう………淫獄さんが…………死んでしまう…………

 

「陰茎を増やしたところで無意味…………どんな攻撃も………私には通用しない………」

「……………」

「言葉を返す余裕もない…………か。」

 

 ダメだ…………生やしたあまり、耐えられずに死んだのか…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「珍の呼吸 玖の型 奥義・淫獄三重(トリプル)………」

 

 凄まじい威力の精液。この世の全てを消し飛ばさんばかりの、3本の天の川。

 

「3本………俺と、淫獄さんと、痴漢さんの…………」

 

 出汁介が自分の家族に重ね合わせて泣いている。

 

「無駄なこと………どんな攻撃も、私には………」

 

 でも、首の弱点を克服した鬼には、通用しないんじゃ…………

 

「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

 効いてる⁉︎身体が粉々になって、ボロボロになっていく⁉︎マジで⁉︎

 

「3乗にまで跳ね上がった威力…………それはもはや、精なる太陽といっても差し支えない…………」

「そんな………っ!首の弱点を克服したのに、死ぬのか………っ!」

 

 出汁介の解説で分かった。珍の呼吸は太陽光の成分を精液に含ませて射精する。そして威力が桁違いになったのならば…………

 

「淫獄さんのチンコは………この世を照らす太陽………」

「その通りだ……………」

 

 淫獄さん自身ならぬ珍珍が、太陽になったのか……………

 

 

 

 

  side 兄上

 

 私は…………こんなところでは終わらない…………なのに、身体が崩れていく…………

 

 変態から精液をぶっかけられ、崩れゆく姿…………イき恥…………

 

 ああ…………何者にもなれなかった…………童貞を捨て、家族を捨て、性癖を捨て、人間であることも捨てたのに…………

 

 どうすれば良かったのだ…………どうすれば日本一の侍になれたのだ…………?教えてくれ、縁壱…………。このままでは、もがいてももがいても、淫獄………ではなく地獄に落ちてしまうから…………

 

 

 

 

 

  side 善逸

 

 淫獄さんは、なんとたったの1人で上弦の壱を倒した。でも…………

 

「………………」

「淫獄さん…………出汁介ですよ…………返事して下さい…………」

 

 淫獄さんは立ったままかつ勃ったまま動かなくなってしまった。

 

「淫獄さん、また遊郭行きましょうよ!」

「デカちんぽこ‼︎オレ、まだ変態になってないのに‼︎」

「俺もです…………まだまだ未熟な変態なのに………」

「むー…………」

「……………」

 

 俺たちがいくら呼びかけても、返事はしない。それに、淫獄さんのエロくて優しい音も、もう聞こえてこない。それが死を物語っていた。

 

「「うぅぅぅ………あぁぁぁぁぁぁ‼︎」」

「…………ぐすっ……………」

「泣くなお前ら‼︎もっと変態になるんだろ⁉︎」

「お前も泣いてるじゃんかよ、伊之助‼︎」

「これは涙ではない‼︎精液だぁぁぁ‼︎」

「違えよバカ‼︎」

 

 俺たちは、淫獄さんを喪った悲しみと、何も出来なかった自分たちの無力さに、ただただ泣くばかりだった。

 

 そして、ある決意をした。もっと変態になって、チンコを使いこなせるようにならないと。雷だけでなく、珍の呼吸も体得すれば…………大切な人を守れる、強い男になれるかもしれない。そう、淫獄さんみたいに…………

 

 

 

 

  side 悲鳴嶼

 

 援軍として呼ばれたが………間に合わなかった…………

 

「南無阿弥陀仏…………」

 

 あの人は素晴らしい人だった。鬼殺隊に長くいるにつれ歳上が居なくなり、唯一残ったのがあの人だった。彼は本当に卑猥だったけれど、頼りになる人だった。

 

「淫獄さんは変態だったが………本当にすごい人だった。」

 

 煉獄でさえも、声の張りが無くなっている。

 

「そうか。」

 

 冨岡は静かに呟き、悲しみを噛み締める。

 

「…………醜い鬼共は、俺が殲滅する。」

 

 不死川は鬼への怒りを露わにする。

 

 そして恐らく他の柱も、悲しみに暮れてるのだろう。それくらいあの人は、偉大だったのだから……………

 

 

 

  

 

  side 淫獄

 

 やっぱアカンかったわ…………でも鬼さん倒せてよかった〜!

 

 そして、ここはどこや…………?辺りは白い光。これが死後の世界なんか……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あなたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎カッコよかったよぉぉぉぉぉぉ‼︎///」ハァ、ハァ

 

 嘘………やろ?

 

「痴漢ちゃん?なんでここに居てはるん?」

「この先は天国なのよぉぉぉぉ‼︎私死んだ時からずっとここに居て、あなたで発情してたのぉぉぉぉぉぉ///」ハァ、ハァ

 

 なるほと…………そういうことか!僕は死んで、痴漢ちゃんと再会できたんやな!ずっと会えんと思っとったから、むっちゃ嬉しいわぁ〜!

 

「すまんなぁ、待たせてもうて!」

「いえいえぇぇぇぇ‼︎///」ハァ、ハァ

「ほな、天国行ってイこか!」

「はぁぁぁぁぁぁい‼︎///」ハァ、ハァ

 

 こうして、僕らは天国へ行き、そこでヤりまくった。




ということで、第五章と第六章にまたがった遊郭編はこれで終わりです!妓夫太郎たちが聞いた声は淫獄痴漢さんのものでした!まあ、分かりやすかったですね!

次回から第七章、刀鍛冶の里!原作と登場人物が変わります。お楽しみに!
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