side 炭治郎
俺は今、鋼鐡塚さんを無理矢理逃げさせた後、伊之助と逃げていた。
「悔しいなぁ…………何か一つ出来るようになっても、またすぐ目の前に分厚い壁があるんだ…………」
「泣くほどのことか⁉︎」
「凄い
くそっ、このままじゃダメだ…………。自分の性癖について、ちゃんと見つめ直さないと…………
side 半天狗
童磨に任せて、隠れていようと思ったのに……………
「逃げるなぁぁぁぁぁ‼︎変態から逃げるなぁぁぁぁぁ‼︎」
「ひぃぃぃぃぃぃぃ‼︎」
儂は今、下半身丸出し珍珍ギン勃ちの大男に追われておる。分身も全て、あの男に猥談で殺されてしまった。というか何故、儂の攻撃が機能しない⁉︎そして奴の猥談はなんだ⁉︎新手の血鬼術か⁉︎なら何故無惨様の味方をしない⁉︎
とにかく、このままでは分身を出しても機能せん‼︎なんとかしないと………
「…………」
「君、危ないぞ‼︎」
まあいい。ちょうどいいガキがおった。ひとまず此奴を食って、強くならねば……………
「妊娠した男の子のボテ腹。」
「ぐわぁぁぁぁぁぁ‼︎」
このガキ、なんて性癖をしてるんだ⁉︎その歳で歪みすぎじゃろ!第一男は妊娠出来んし………。それに、此奴の猥談から衝撃波が………っ!日輪刀でもないのに、身体が再生できない‼︎首も切れてしまった………
「君、随分と変わった性癖を持っているな。名前は?」
「小鉄です。よろしくお願いします!」
くそっ、こんなガキにいじめられて倒される………なんて儂は、可哀想なのじゃ……………
side しのぶ
姉さんの仇…………その鬼の使う武器は………2対の扇…………
「やあやあ、初めまして!俺の名前は童磨!早速だけど、俺と猥談しない?」
間違いない、この鬼だ‼︎
「初めまして………ですって?この羽織に見覚えがあるでしょうに………っ!」
「ああ、それね!とてもおっぱいが大きくてムチムチしたお姉さんが着てたよ!懐かしいなぁ〜!」
くそっ、本当にムカつく‼︎姉さんを性的な目で見るな‼︎確かに私よりボインボインだけども‼︎
「あれ〜、猥談が効いてないのかな〜?」
それにしても………これは最悪な状況ね。せっかくコイツのために身体中に毒を溜めたのに、猥談結界とかいうふざけた血鬼術のせいでそれが使えない。更に、コイツと猥談しない限り、倒すことは出来ない。
「よしっ、それじゃあもっと猥談しよう!君は1人エッチをするのかな?」
そして、人に向かってエッチなことを言うの……………めちゃめちゃ恥ずかしい‼︎
「うるさい‼︎///」
「どうしたの〜?怒ってばっかりじゃ、痛くも痒くもないよ〜♪あっ、もしかしてさっきの図星?」
「黙れ‼︎私の姉を殺しやがって‼︎///」
とりあえず、辺りを見渡さないと…………他の人が居たら、私の猥談が聞かれる‼︎右は?左は?後は?よしっ、誰も居ない‼︎
「やっぱり君、1人でシてるよね〜♪どんなことを考えながらするの〜?」
「言わない‼︎自分の脳みそで考えたらどうだ⁉︎///」
「シてはいるんだね。」
「そうだよ‼︎///」
「ぐっ………!この程度の猥談で、この威力…………っ!」
それにしても………何故奴の
「えっ、嘘でしょ?半天狗殿も死んじゃった〜!大切な親友だったのに………」
どうやら片方の上弦は死んだみたい。あと、涙は流すのに血の気を感じない。脈拍が変化したような感じもなく、顔の色も全く変わらない。これはもしや…………感情が欠落する病気…………
猥談の猥は、エッチという意味…………そして感情の無いこの鬼は当然、エッチな感情もない‼︎そしてこの結界内は、本人がエッチだと思うことしか猥談判定されない。故に、奴は何を言っても………猥談にならない‼︎
「貴方、何も感じないんでしょ?」
「はい?」
「この世に生まれてきた人たちが当たり前に感じている、喜び、悲しみや怒り、体が震えるような感動、エッチな気持ちを、貴方は理解できないんでしょ?」
「…………」
当たりだ‼︎図星も図星‼︎
「貴方 何のために生まれてきたの?」
「……今まで 随分な数の女の子とお喋りしてきたけど………君みたいな意地の悪い子、初めてだよ。何でそんな酷いこと言うのかな?」
「それは………私の姉を殺したからよ‼︎」
さて、後はエッチなことを言うだけ…………凄く恥ずかしいけど、これも姉さんの仇を討つため………っ!さあ、言うぞ‼︎
「冨岡さんのチンチンをツンツンしたい……///」
「胡蝶⁉︎」
えっ、冨岡さん?いつから居たの………?さっきの、聞かれてないよね………?
「………俺は変態じゃないので失礼する。」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎///」
聞かれてたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ⁉︎
「冨岡さんのチンチンを……ツンツンしたい………いい…………猥談だね………っ!」
「うるさい‼︎とっととくたばれ、糞野郎‼︎///」
「失礼する。」
「そんなんだから皆に嫌われるんですよぉぉぉぉぉ‼︎///」
こうして姉さんの仇討ちは、全く釈然としない結果に終わった…………
しのぶさんにエッチなことを言わせたかったので、この話を書きました。あと、小鉄君は性癖歪んでそうなイメージがあったので。