股間の刃   作:スピリタス3世

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第三十二話 皆で話そう己の性癖

  side 炭治郎

 

 くそっ、俺の性癖はなんなんだ…………?

 

「おやおや、苦しんでるねぇ。鬼狩りさんよぉ。」

「「なっ⁉︎変態鬼共‼︎」」

 

 しまった!髭面のムダ毛フェチ(轆轤)に見つかった‼︎

 

「楽しまなきゃ損だぞ。」

 

しかも万物に欲情する変態(病葉)まで…………

 

「「ぐわぁぁぁぁぁぁ‼︎」」

 

 って痛い⁉︎なんでだ⁉︎今のは猥談じゃないだろ‼︎

 

「病葉はこの世の全てにムラムラする。つまり何を言っても猥談になるんだ。」

「なんだよそれ⁉︎」

「いくらなんでもズル過ぎるだろ‼︎」

 

 喋っただけで全部攻撃になるとか…………

 

「悔しければ、お前らも万物に欲情しろ。」

「「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」」

 

 くそっ!俺にそんな性癖は無い‼︎で、でも、戦うしか…………

 

「きょ………」

「ん?」

「巨乳のお姉さんに…………ちょっと…………叱られつつ………胸を………///」

「あ〜…………」

「指毛の剃り残しに気づいて、すそを引っ張って隠してる子ぉぉぉ‼︎」

「「ぐわぁぁぁぁぁぁ‼︎」」

 

 くそっ、強すぎる‼︎

 

「諦めな。お前らと俺たちとじゃ、性癖にかける覚悟が違えんだよ。」

「うぅ…………」

 

 これが金・地位・名誉、全てを捨てて欲望に正直に生きた者の実力…………格が違いすぎる‼︎

 

「ごんぱちろう………里のおやぷん呼んでくるから待ってろ‼︎」

「分かった………伊之助………」

 

 伊之助が頼れる変態を呼んでくれる。出汁介や善逸、禰豆子も戦ってる。なら、俺も…………っ!

 

「こっちだって…………里の皆の命がかかっている………。彼ら彼女らも、猥談では死にたくないだろう‼︎」

「本当か?」

「ぐっ…………だから………俺の猥談を聞け‼︎」

 

 頑張るしか…………ないだろう‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「幼馴染の………さらしからはみ出ている上乳は………美しくも官能的‼︎」

「「ぐわぁぁぁぁぁ‼︎」」

 

 この声は⁉︎

 

「出汁介‼︎」

「炭治郎、無事だったか。」

 

 最強の変態が、チンコで森をかき分けながらやってきた。どうやら自分のとこにいた鬼を討伐したみたいだ。

 

「久しぶりに会ったと思ったら………また凄まじい変態になったものだな。」

「勿論だとも。性癖に走る以外やることが無いんでね。」

 

 他にあるだろ…………

 

「お前は強者の変態。だが我々2人に勝てるとでも?」

 

 とりあえず、状況は好転した。出汁介の力なら、アイツらにだって勝てるはず‼︎

 

「俺が………違うな。俺()()が、だ。」

 

 俺()()…………?

 

「勃たんか、炭治郎!貴様それでも変態か?」

 

 俺も戦う………それはそうだけど…………

 

「出汁介、俺は自信が無くて…………」

「炭治郎、お前は胸派か?」

「うん、そうだけど…………」

 

 出汁介は一体何がしたいんだ…………?

 

「ならば巨乳もいいが、頑張って寄せて上げて作っている乳の良さも分かるだろう‼︎」

 

 なるほど……………そういうことか‼︎

 

「分かる‼︎俺のためにわざわざっていう、手作り弁当のような暖かみを感じる‼︎」

「あるよな、そういうの‼︎下着の選択とかにも‼︎」

「エッチなヤツを俺のために着てくれてた、っていう喜び‼︎分かる‼︎」

 

 性癖について…………それをもっと深掘りして、真髄へ向かっていく‼︎

 

「これは………奴らの猥談力が上がっていく⁉︎」

「そうか…………お互いに猥談を語り合い高め合っていく………戦いではなく、協調の猥談…………」

 

 今や変態の壱(病葉)の攻撃も、2人なら耐えられる‼︎

 

「猥談の談………それは話すと言う意味…………これが本来の猥談のあるべき姿か‼︎」

 

 どうやら鬼たちも理解したようだ。ならばぶつけよう、俺たちの猥談を‼︎

 

「女の子って、いい匂いするよね!」

「好きな人の体臭は、どんな香水よりも香るものだ‼︎そういう世界もある‼︎」

「俺も行きたいその世界‼︎」

「さあ、呼吸を合わせるんだ‼︎」

「おっぱいの匂いは、いい匂い‼︎」

「ぐわぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

 こうして、俺たちの猥談により、髭面の変態は遠く彼方へ飛んでいき、討伐された。

 

 

 

 そして、その瞬間に猥談結界が晴れた。

 

「嘘だろ………?まさかあの2人も………っ⁉︎」

 

 確かに、1人死んだくらいじゃ血鬼術は晴れないはず。もしや善逸と禰豆子がやってくれたのか⁉︎

 

ああ。俺が殺した。これは嘘でも否定でもない。///」ハァ、

むー。///」ハァ

「なんだと…………っ⁉︎」

 

 やってくれた………いや、ヤってくれたのか?息も荒いし、顔も赤い。それなのに、何故かスッキリしたような雰囲気を出している。

 

 ま、まあ、倒せただけいいでしょう!

 

「さぁ、結界は消えた。仲間も居なくなった。後はお前だけだ‼︎」

 

 とにかく、残り1体を倒さないと‼︎

 

「ふんっ。俺だけでお前らに対抗する力は無いだろう。つまり無力、打つ手無し‼︎」

「「「考え無し過ぎるだろ‼︎」」」

 

 他の策とか………こう、無かったんかな⁉︎本当に下半身以外のこと考えられないんだね!さて、さっさと倒さないと……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ごんぱちろう………里のおやぷんと、ついでにめんつゆはなおを連れてきたんだが………」

「いい猥談じゃった!」

「……………」

「カナヲ…………?」

 

 えっ、ちょっと待って?里の長はともかく、カナヲまで居たの………?しかもさっきの猥談を全部聞かれた…………?

 

「炭治郎、気持ち悪いから話しかけないで。」

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

 引かれたぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎最近気になって近づいてたのにぃぃぃぃ‼︎フラれたぁぁぁぁぁぁあ‼︎

 

「水の呼吸 壱の型 水面斬りぃぃぃぃぃぃ‼︎」

「八つ当たり…………か。」

 

 こうして、俺は怒りのままに変態の壱を斬り裂いた。

 

 

 

 

 

  side お館様

 

 上弦が残り1体にまで‼︎下弦も全滅‼︎凄まじい快挙だ‼︎いよいよ大詰めだな!だけど、まだ無惨討伐には足りない。

 

 まず、十二鬼月が減ったのを利用し、柱主導の稽古を実施しよう。それを用いて地力を上げる。

 

 そして、しのぶと珠世…………この2人に頼んで、無惨討伐用の毒薬を作らせる。藤の花と、出汁介の精子から。

 

 珍寿郎…………見ててくれよ。君たちの後輩が、悲願を果たす時を‼︎

 

 

 

 

  side 鳴女

 

 初めて出来た夫は博打好きで、服を売ったその日にケンカで叩き壊しました。琵琶奏者なんて、それでいいのよ。

 

 それにしても、最近琵琶の音質が落ちている。早く人を、殺さねば‼︎




ということで、刀鍛冶の里編終了です!

そして次回から柱稽古編‼︎やっとしのぶさん以外の柱と関わります。お楽しみに!
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