股間の刃   作:スピリタス3世

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第三十四話 ○んこそば

  side 玄弥

 

 柱のお嫁さんたち………正直女性と目を合わせられないんだよな………

 

「お前、女の子と上手く話せないのか?」

 

 なんで出汁介(おまえ)は分かるんだよ!

 

「はぁ⁉︎」

「図星だな。」

「お前だって上手く話せてねぇだろ‼︎」

「それは違う。俺のおちんちんを目の当たりにした女性は、つい緊張してしまうのだ。」

「悪い意味でな‼︎」

 

 そして、なんでこんなに自信満々なんだ⁉︎もしや人の気持ちが分かんねえのか⁉︎分かんねえだろうな!だってこんなに執拗に猥談してくるのだもの。

 

「ちなみに、皆さんも緊張してます?」

「うるせえ、気持ち悪いんだよぉ‼︎」

「はははははやく下を履いて下さぁぁぁぁぁい‼︎」

「ひなつる、おそうざい、すき。おさかなは、きらい。」

「ちょっとぉぉぉぉぉ‼︎雛鶴さんが耐えられなくて、幼児退行しちゃったじゃないですかぁぁぁぁぁ⁉︎」

「何してくれてんだ、テメェ⁉︎」

「未来のエッチな夢で見た…………赤ちゃんプレイ………ですか。」

「「「はぁ⁉︎」」」

 

 そりゃ当然、女性にも嫌われるだろ‼︎

 

 

 

 そんなことを思ってると、

 

「よぉ、お前が派手に上弦を倒した男か。」

「うわぁ⁉︎」

 

 急に柱がやってきた。びっくりした‼︎

 

「それは………淫獄さんのお陰です………」

 

 つーか淫獄さんってどんな名前だよ⁉︎煉獄さんの親戚か⁉︎あと、今上弦を倒したって……………

 

「それでも、新人であるお前たちが中心になって派手に倒した。つーか、淫獄さん以外派手に新人らしいじゃねえか。」

「はい、俺の同期です………」

「やはりそうか。」

 

 嘘だろ………?俺以外の同期は、もう上弦を倒してるのか?しかも自分たちが中心になって………?俺はとっくに置いてかれてたのか………?こんなんで、兄貴と話せるのか?守れるのか?

 

「くそっ………!」

「おいお前、地味にどこ行くんだ?」

「休憩終わったんで、走ります。」

「そうか。」

 

 もっとやらなきゃ‼︎

 

「まて、もう少し猥談しよう。」

 

 コイツに構ってる暇はない‼︎

 

「じゃあな‼︎」

「まあ待て。せっかく旦那さんが来たんだ。さっきの3人で誰が夜の支配者か、答え合わせをしよう。」

「しねぇよ‼︎」

 

 俺は強くなるんだ‼︎成果を上げるんだ………っ!

 

「おい不死川弟、この変態を派手にぶっ飛ばせ。」

 

 それはいいかもしれない。この強い男に勝てるほどの力をつければ………

 

「なんでですか⁉︎俺は純粋に性事情が知りたいだけなのに‼︎」

「人の嫁を猥談のネタに使われたら地味に嫌だろ⁉︎」

「そうでしょうか?猥談は人類を救います。この間だって、猥談で鬼を討伐しました。」

「何を言ってるんだ、お前は⁉︎」

 

 そんなことを思ってたが…………

 

「ふふっ………!」

「お前もなんで笑う⁉︎派手に変態じゃないと思ったのに‼︎」

 

 なんかコイツといると、張り詰めるのが馬鹿らしくなってきた。こんな変態、まともにツッコむだけで疲れるだけだ。もう少し、肩の力を抜いていいんだな………

 

出汁介(おまえ)、馬鹿なだけなんだなぁ〜!」

「馬鹿だと⁉︎紳士の間違いでは⁉︎」

「紳士の二文字の上に、派手に罰印を書きてえもんだ!」

「なんでですか⁉︎」

 

 そう思うと、なんだか少し心が楽になれた。やるべきことは山ほどあるけど、地道にこなすしかないな!

 

 

 

 俺たちはその後、しばらく話をした。あと、嫁さんを幼児退行させた件で、出汁介が宇髄さんに殴られてた。

 

 そして、俺たちが再び走り出そうとすると、宇髄さんが声をかけた。

 

「ちなみに、次は冨岡の予定だったんだが………アイツ何故か地味に居ないから煉獄のとこ行け。」

「わ、分かりました!」

 

 冨岡さんが居ない?代わりに煉獄さん?昼なのに、任務でもしてるのかな………?

 

「冨岡さん?ならあそこに居ますよ。」

「「えっ⁉︎」」

 

 いや、いるんかい‼︎というか、サボって何してるんだ⁉︎

 

 気になったので、出汁介が指差す方向を見ると………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「炭治郎と○んこそばを食ってます。」

「冨岡さん、勝負です!」

「………なんで?」

 

 狭霧山で見た同期の奴が、冨岡さんとわんこそばで勝負してた。

 

「あいつ………地味に何してんだ⁉︎」

「○んこそば早食い対決………ですね。」

「お前は地味に伏せ字の位置変えろ‼︎」

「略して○んこ早食い対決………っ!」

「略すな‼︎」

 

 そして、出汁介は相変わらず変態だった。

 

「…………俺は変態じゃない。」

「嘘でしょう。カナヲちゃんと仲良くなってましたよね?俺のおちんちんは騙せませんよ?」

「騙す云々の話じゃない‼︎とにかく冨岡ぁ、なんで地味にわんこそば食ってんだ‼︎」

「知らん。」

「俺が誘いました‼︎」

「はぁ⁉︎」

 

 チンコを騙すという言葉はさておき、俺は出汁介と一緒に走り出した。そして、少し休憩時間は長かったものの、結果は2人揃って1位。ちょっとだけ、誇りに思える結果だった。

 

 

 

 

  side 煉獄

 

 次俺の元に変態が来る…………父上に変態と関わるのは禁じられてるが…………さて、どうしたものか………




宇髄さん→冨岡さんときて、次は煉獄さんです!
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