股間の刃   作:スピリタス3世

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第三十五話 股間を燃やせ・蘇りし記憶

  side 玄弥

 

 俺たちは宇髄さんの走りこみを終え、煉獄さんのところに来た。そしていきなり………

 

「珍珍青年‼︎‼︎大変申し訳ないが、君との接触は家訓で禁止されている‼︎‼︎故に君は次の修行に行ってよし‼︎‼︎」

「「えっ⁉︎」」

 

 出汁介が出禁になってた。

 

「なんでですか⁉︎俺はこんなにも紳士なのに………」

「紳士ではないと思うけど………煉獄さん、なんでなんです?」

  

 家訓で禁止されているって、相当だよな。一体何があったんだろう?

 

「それはだな‼︎‼︎父上が7人の珍柱に囲まれて嫌だったからだ‼︎‼︎」

「うわぁ…………」

 

 それは悲惨な状況だ。なんせチンコ丸出しの屈強な男が、自分の周りに7人も居たのだから。しかも全員猥談しか話さない。恐らく、息子を思ってのことだろう。

 

「もしかして、お父様は自分のおちんちんに自信が無かったのでは?」

 

 それはねえだろ!

 

「なるほど…………そうだったのか、父上‼︎⁉︎」

 

 いや、納得するなし!

 

「きっとそうでしょう。周りに淫獄さんのような立派なおちんちんが7つもあったら、俺だって自信を無くします。」

「淫獄さん………確かにあの人は立派だった‼︎‼︎」

 

 逆に女性に引かれても自信は無くさないんだ。変わった感覚だな。あと淫獄さんって誰だよ?煉獄さんのパチモンか?

 

「えっと、淫獄さんってどなたですか?」

「引退した上に46歳でありながら、その身と引き換えに、たった1人で上弦の壱を討伐したお方だ‼︎‼︎」

「しかも、俺たちちんぽこ隊5人を庇いながら………」

 

 マジで⁉︎とんでもない英雄じゃん!上弦は柱3人分だろ?それを引退した46のおっさんが1人で倒すとか…………

 

「本当に、すごい人ですね‼︎」

「「ああ‼︎‼︎」」

 

 会ったことないのに、その偉大さが伝わってきた。俺もその人みたく強くなれるよう、努力しなければ!

 

「そして、俺は間違っていた‼︎‼︎珍珍青年、関わらないと言って、本当に申し訳なかった‼︎‼︎」

「それじゃあ、これからは………」

「ああ‼︎‼︎同じ隊士として、共に歩みたいと思う‼︎‼︎淫獄さんの名に誓って‼︎‼︎」

「ありがとうございます!」

 

 あと、煉獄さんと出汁介の関係がいつの間にか修復した。本当によかった!

 

 その後、俺たちは煉獄さんの修行を受けた。内容は一人一人の力量を評価した後、それぞれに合わせた特訓だった。俺は当然、呼吸の使い方、一方出汁介は身体捌きと瞬発力だった。後から宇髄さんの走り込みを終えた何十人ものの隊士がやってきたが、煉獄さんはその隊士1人1人に合った特訓をやっていた。本当に凄い人だ!

 

 

 

 

 ただ、俺は呼吸が出来ぬまま次の修行に行くことになった。

 

「玄弥………大丈夫か?」

「あ、ああ……………」

 

 そして、俺は次の修行に向かう途中で、俺は出汁介に慰められていた。

 

「珍の呼吸、使ってみるか?」

「いや、いい。俺変態じゃないし………」

「そうは見えなかったが………」

「なんでだよ⁉︎」

 

 いくら下半身丸出しとはいえ、今日会ったばかりの俺を気遣ってくれる優しさもある。あながち紳士という言葉も間違いじゃないな。

 

 ただ、その優しさに甘えるだけじゃダメだ。一通り全員の修行を終えたら、もう一回師匠や煉獄さんに呼吸法を教わろう。全ては兄貴のために……………

 

 そんなことを思いながら、俺たちは次の修行場所へと向かった。

 

 

 

 

 

  side 無一郎

 

 ずっと頭が霞のようにモヤモヤしている…………物事を長く覚えられない…………

 

「玄弥、次の修行場所はここみたいだな。」

「何をするんだろう…………?」

 

 なんだ、あの男……………?アレが噂のチンコ丸出しど変態か?なんというか、謎の既視感を感じる…………。とりあえず修行させるか…………

 

「君たちには、素振り稽古をしてもらう。」

「「はいっ、お願いします‼︎」」

 

 そしてその男は……………

 

「ふっ、ふっ!」ブルン、ブルン!

 

 チンコを振り始めた。もしかして……………

 

「ねえ君、刀は?」

「刀?このおちんちんのことですか?」

 

 やはり、チンコで戦ってたのか…………うっ、なんだろう。頭の中に知らない記憶が蘇ってくる。

 

「普通の刀じゃないんだね。」

「はい。俺たち魔羅一族はおちんちんを日輪刀にして戦います。」

 

 チンコ………日輪刀…………魔羅一族…………っ!霞がどんどん晴れていく……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺たちは侍じゃない、刀を持たない。しかし股間に太刀を持っている。使うのは己のちんこのみ。それで鬼を倒すのだ。」

「父さん、分かったよ!」

 

 思い出した…………っ!僕たち時透家の先祖は魔羅家…………。そして代々教わってきた、珍の呼吸‼︎僕も父さんから教わってきた!そうだ、僕は霞と珍の二刀流だったんだ‼︎

 

「ありがとう!君のおかげで大切なものを思い出せたよ!」ボロン

「…………?ど、どういたしまして。」

「その代わりに、人として大切なものを失ってません⁉︎」

 

 こうして、僕は記憶を取り戻し、下を脱いだ。




煉獄さんと淫獄さんマジで紛らわしかったです‼︎途中何度も間違えました‼︎

あと無一郎ですが、先祖が兄上とその息子なので珍の呼吸を使えることにしてます。
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