side 玄弥
いよいよ兄貴の修行………めちゃくちゃ緊張してきた………
「兄弟で猥談か………羨ましい。」
「いや、しねえよ⁉︎」
「ん?兄弟なのに猥談しないのか?」
「しない家がほとんどだよ⁉︎」
流石に兄貴と猥談するのはちょっと…………
「では兄の本音を聞いてみようではないか。」
「はいっ⁉︎」
コイツは何を言ってるんだ⁉︎
「不死川さぁぁぁぁん‼︎玄弥君が猥談したがってますよぉぉぉぉ‼︎」
「おい‼︎変なこと言うな‼︎」
しかも呼ぶなし!流石にこれに兄貴が反応するわけ……………
「玄弥ァ‼︎何しにここに来やがったァ⁉︎」
してるぅぅぅぅぅぅ‼︎
「いや、さっきのはコイツのデタラメ………」
「猥談です。」
「だから違うって‼︎」
「テメェ、死にてえようだなァ‼︎」
くそっ!出汁介のせいで兄貴めっちゃキレたじゃん‼︎俺に攻撃してくるし‼︎
「貴方、弟に目潰ししようとは…………エッチじゃないですね。」
「なっ⁉︎」
止めた⁉︎やっぱ出汁介強いな‼︎発言はともかく。
「自分はエッチな格好してるのに。」
「よし、テメェからブチ殺してやる‼︎」
いや、コイツ何言ってんだ⁉︎
「俺の兄貴を侮辱するな‼︎」
「「えっ?」」
つい殴っちまった…………
「あっ、ごめん…………」
流石に今のはダメだなぁ………。出汁介にも兄貴にも悪いし…………
「ムラッときて、ついヤっちまったか………」
「ムラッとじゃなくてイラッとな‼︎」
「玄弥、俺はお前の性癖を否定しないぞ。兄貴とヤるために、鬼殺隊に入ったんだろ?」
「誰が男色好きだとぉぉぉぉぉ⁉︎」
前言撤回。
「うわぁぁぁぁぁぁぁ‼︎ああ、玄弥ぁ、うわぁぁぁぁぁ‼︎」
しかも兄貴が絶望した顔になって逃げたし。きっと俺が変態になったと思ってるんだろう。俺に襲われると思ってるんだろう。
「兄ちゃん、逃げちゃったな。」
「誰のせいだと思ってるんだ⁉︎」
「おい、俺を殴っていいのは女の子だけだぞ。」
「うるせえ‼︎」
ということで、兄貴の稽古は出汁介の稽古になったのだった…………
side 実弥
あぁ、頼む神様‼︎お願いだ‼︎玄弥を変態の世界へ連れて行かないでくれぇぇぇぇ‼︎
side 玄弥
出汁介をぶん殴った後、俺は悲鳴嶼さんの修行にやってきた。
「師匠。
「玄弥、可哀想に。南無阿弥陀仏………」
悲鳴嶼さんに泣きながら慰められた。
「アッチの方でも慰めてもらえば?」
「だから男色好きじゃねえって‼︎」
何故コイツはいつもそう考える⁉︎
「ふむ。ならば好きな類の女を言ってみよ。」
「えっと………///」
くそっ!猥談は流石に恥ずかしい………
「無いと言うことは、やはり男色好きだな‼︎」
「違えよ‼︎」
だからなんでそうなるんだよ⁉︎
「玄弥×魔羅出汁介か………いい組み合わせだ………」
「「悲鳴嶼さん⁉︎」」
しまった、忘れてた‼︎この人恋バナ大好きだったわ‼︎勝手に付き合ってることにされてしまった‼︎
「俺は
「玄弥………素直になれ………」
「なっとるわ‼︎」
「俺は鬼になった幼馴染の丸ちゃん(朱紗丸)とエッチするために、鬼殺隊に入ったんです!決して玄弥とエッチしたいんじゃありません!」
「玄弥のあだ名は………丸ちゃんだったな。」
「「違います‼︎」」
こうして、俺はとち狂った悲鳴嶼さんと、
「えっ、マジで?2人ともおめでとう!」
「ほうびにオレ様イチオシのどんぐりをあげよう‼︎」
「既婚者からの助言なんだが…………毎日エッチは意外としんどいぞ?」
「「うるせえ‼︎」」
居合わせたちんぽこ隊の奴らに、柱稽古が終わるまで揶揄われ続けたのだった…………
side 出汁介
俺は玄弥とヤりたいんじゃない。丸ちゃんとヤりたいんだ。俺のおちんちんは男の子の為のものじゃない。女の子の為のものなんだ。
そんなことを考えてたら、
「チュンチュン!」
「………そうか。」
チュン太郎越しに、お館様からの伝令を受け取った。その内容は…………
蹴鞠を持った女の鬼が目撃されたので、その場に向かい討伐せよ、とのことだった。
これで柱稽古編は終わりです!
そしていよいよ次回から最終章突入です!童貞卒業・ついでに無惨討伐編、お楽しみに!