side 朱紗丸
おっかちゃんと………犬子さん………
「あれっ、犬子さんも居たんですね。」
「はい。」
「ちなみに、勃起不全は治りましたよ。」
「まさかですね………。私の血鬼術が敗れるなんて………」
「は?まさかアンタ、犬子ちゃんの攻撃をぶち破ったわけ⁉︎」
「うるせえ糞婆。俺は俺で勃たせる使命があるんだよ!」
出汁介が犬子さんと面識あったのが意外じゃ。
「ホント下らない。これだから男は!」
「テメェこそ、丸ちゃんを自分の為に鬼にしたくせに‼︎」
そして、妾は………おっかちゃんの希望で、犬子さんから血をもらって鬼にさせられたのじゃ。
「その子が親孝行したいって言ってたからね。鬼になれば体力が増えて、ずっとできるでしょ?」
「丸ちゃんが孝行したかったのは、おじさん(朱紗丸父)の方だろうが⁉︎」
「そんなことないよねぇ〜?ねぇ⁉︎」
そう言って、妾に包丁を向けて脅すおっかちゃん。
「う、うぅ……………」
「あら〜、聞き分けのいい子ね〜♪」
おとっちゃんがおっかちゃんに包丁で殺されてるのを見て以来、妾はそれを向けられただけで怯んでしまう。おっかちゃんは人間で、妾は鬼なのに。
「くそがよ!とっとと黄泉へ送ってやる‼︎」
「でしたら、私がお相手致しましょう。」
「ありがとう〜、犬子ちゃん♪ホントに貴女は可愛いね〜♪」
マズい、出汁介が犬子さんと戦ってしまう。彼女は上弦の参、お主だけじゃ厳しいから、妾も協力せんといかんのに…………おっかちゃんの包丁が怖くて、動けない…………
「あらっ、藪医者さんじゃないですか〜!」
「うわっ、出た。毒女。」
「しのぶさん、来てくれたんですね!」
「残念ながら、ね。」
どうやら、柱の方が来て下さった。ひとまず、犬子さんはなんとかなるじゃろか…………
「動かないで。私はレズよ。」
「「「⁉︎」」」
嘘じゃろ⁉︎おっかちゃんがしのぶさんの背後に回って、拘束したじゃと⁉︎
side 朱紗丸母
アタシはレズ………故に、夫との無理矢理の結婚が嫌だった。
そんな中、現れた天使…………
「今日はどうされました?」
医者の犬子ちゃん!あどけない表情と落ち着いた声に、気がついたら虜になってた。
「こ、恋の病よ!」
「ごめんなさい。私恋愛に興味なくて………。他を当たってください………」
「嫌!他も悪いから
「わ、分かりました………」
こうして、アタシは夫に金を稼がせ、それを犬子ちゃんに貢いだ。こうすれば、振り向いてくれるはず!
だが、
「おい!これ以上金を使うのはやめろ!丸が学校行けなくなるぞ‼︎」
夫がキレて、アタシの行動を邪魔してきた。だから………
「うるせえ死ね。」
「うっ………」
殺した。
そして、アタシはレズの勘で犬子ちゃんが鬼だと分かっていた。だから娘を鬼にすることを思いついた。鬼にして24時間働かせれば、かなりの金になる。そしたら、アタシがもっといっぱい犬子ちゃんに貢げる!そしたら結婚できるかも〜♪
side しのぶ
くそっ!この女、力が強すぎる‼︎しかも人間だから、迂闊に殺せない‼︎
「血鬼術 勃起不全。」
しかもマズい!出汁介君がまた勃たなくなる!
「無駄だ。丸ちゃんに
「「「なにっ⁉︎」」」
嘘でしょ…………
「それでしたら………血鬼術 狂犬病!」
「いけ〜、犬子ちゃん!やっちゃえぇぇぇぇ!」
そして、次の攻撃は狂犬病か!あとおばさんは耳元で騒ぐな!うるせえんだよ!
「気をつけて!目に見えないウイルス飛ばしてるから!」
「珍の呼吸 玖の型 奥義・淫獄!」
「なっ⁉︎精子をばら撒いて消した……?」
流石は出汁介君。戦闘力なら、正直私の方が劣る。そして、相手は逆に戦闘力なら下弦に毛が生えたくらいの鬼。これはイケる!
「動いたら、この人死んじゃうよ〜♪」
「「しのぶさん⁉︎」」
と思ったけど………私が人質だった………。柱のくせに人質、本当に情けない………。しかも非力が祟って、この女から抜け出せない‼︎
「それではこれで………血鬼術 熱中症。」
「くそっ!しのぶさんが人質なら……」
「うう…………」
「水分と塩分を………」
出汁介と何故か味方してる鬼も動けない。くそっ、どうすれば……………
「雷の呼吸 玖の型 淫獄一閃。」
「善逸⁉︎」
は?善逸………君?ナニ………してんの?
「精液をぶっかけて水分と塩分を補うとは………」
いや、水分も塩分も熱中症回避できるほど入ってねえよ。
「お前ら鬼のせいで寸止めされた俺の気持ち、分かるのかぁ⁉︎あぁ⁉︎」
どうやら、自慰してたら呼び出されたらしい。可哀想に………
「善逸、すまない。せっかくの禰豆子ちゃん45なのに………」
「仕方ねえよ、出汁介。悪いのはそこの女医鬼だ。」
「ですって、しのぶさん♪」
「うるせえカス。」
「よしっ、それじゃあやるぞ!」
「おう!」
とりあえず、状況は好転した。あとは私がこのおばさんの拘束を解くだけ!
元々朱紗丸父を悪役にする予定でしたが、鞠が父からの貰い物だと分かって急遽変更しました。