股間の刃   作:スピリタス3世

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第四十一話 親不孝者

  side しのぶ

 

 くそっ!どうやって現状を脱却する……?

 

「それにしても、貴女中々可愛いわね〜♪」サスサス

「ありがとう……ございますっ!」

 

 おばさんにケツを触られる、この現状を‼︎

 

「貴方達、陰茎を使うのなら………」

「犬子さん、勃起不全は効かな………」

「血鬼術 性病‼︎」

「「そっちか‼︎」」

「流石に知ってましたか…………」

「変態を舐めないで下さい!」

「善逸、ここは舐めてもらった方がいいのでは?」

「なぬっ⁉︎いや、俺には禰豆子ちゃんが………」

「興味ないんでいいです。」

「「あっさりしてますねぇ。」」

 

 後輩の2人が藪医者の相手をしている。それなのに、柱の私は捕まっている。

 

「善逸、ここは歌作戦だ‼︎」

「出汁介、了解‼︎」

「歌作戦………?」

 

 何それ。

 

「まあいいでしょう、私が病気にするまで!」

「禰豆子ちゃんのチンポ気持ち良すぎだろ♪チンポ気持ち、良すぎだろ〜♪ 禰豆子ちゃんのチンポ気持ち良すぎだろ♪気持ち良すぎだろ〜♪」

「丸ちゃんのチンポ気持ち良すぎだろ♪チンポ気持ち、よすぎだろ♪」

「「チンポ〜♪気持ち良すぎだろ〜♪チ〜ン〜ポ〜♪」」

「女なのに陰茎…………?」

「「隙あり‼︎」」

「なっ⁉︎ひっ、卑怯です‼︎」

 

 頭おかしい方法で。どうしてそれで成功すると思ったのか、後で聞かせて欲しい。あとなんで成功したのか、あの藪医者に聞いてみたい。

 

「うぅ…………」

 

 それと、あの鞠鬼はさっきから突っ立って怯えるばかりで何もしない。鬼のくせに、何故か敵の動きをしない。よく分かんない。

 

「だ、出汁介………」

「丸ちゃんは離れてろ。危ないから。」

「えっと……………」

 

 出汁介君は鬼を庇うような発言してるし。本当ならすぐにでも彼と彼女を処分したいけど、それをやると悪化する現状がある。

 

「貴女、胸も大きいわね!いい身体してるじゃない?」わしわし

「くっ…………!」

 

 あと、このおばさん力強すぎ!男じゃなくて、女に痴漢されるとは思わなかったよ!

 

 

 

 

  side 朱紗丸

  

 妾が………妾がなんとかせんと…………

 

「おっ、おっかちゃん………その人から手を離すのじゃ………」

「あぁ⁉︎娘の分際で、親に口答えするっての⁉︎今はまだ包丁で手加減してあげてるけど、剣を使ってもいいのよ⁉︎」

「す、すまないのぅ………」

 

 包丁に……剣………おっかちゃんは剣道が得意じゃ。じゃから勝てる気がせん…………ぬぅ、怖がるばかりでは…………

 

「血鬼術 帯状疱疹!」

「善逸、危ない!」

「くそっ!くらっちまっ………たぁぁぁぁぁぁ‼︎痒い‼︎痒いいいいい‼︎」

「むしると悪化しますよ。」

 

 出汁介が………やられてしまう…………

 

 妾は、鬼なのじゃ…………人間に害をなす、鬼…………出汁介の為にも………悪役にならんと‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(ボール)を………相手の(ゴール)に………命中(シュート)………*1

 

 鞠を蹴飛ばし、己の技量でしのぶさんをかわし、おっかちゃんの頭に当てる。

 

「あらっ、ようやく反抗期が終わっ…………がっ⁉︎」

「「「えっ?」」」

 

 なんとか………成功したのぅ…………。これでしのぶさんは無事、おっかちゃんの元を離れられたのじゃ………

 

「なっ、何をするのよ丸……っ‼︎痛っいわねぇ………っ!」

「うるさいのぅうるさいのぅ!血鬼術 多重鞠分身‼︎」

「蹴鞠…………お父さんの真似………かしらっ⁉︎」

 

 そして、血鬼術で大量に鞠を作る。おとっちゃんがくれた鞠。それを使って、縦横無尽に解き放つ‼︎

 

「血鬼術 国立競技場(バトルドーム)‼︎」

「ぐは………っ!」

 

 大好きな人への想いを球に込め‼︎

 

 

 

 

  side 朱紗丸母

 

 くそっ………!娘に裏切られるなんて………っ!ホントアタシは家族に恵まれない………っ!

 

「この男と結婚しなさい。」

「は?何言ってるの、お父さん?」

「この人ならたっぷりお金を持ってるから!借金まみれの我が家の為にも‼︎」

「お母さんまで⁉︎アタシ女の人が好きって………」

「「親孝行するのが、子供の仕事だろ⁉︎」」

 

 両親はカス。

 

「お前、いい加減あの医者に貢ぐのをやめろ‼︎丸ももうすぐ尋常*2なんだぞ‼︎」

「うるさいわねぇ‼︎アンタがもっと稼げばいいんでしょ⁉︎」

「それは分かってる‼︎あと、もし貢ぐんならお前も働け‼︎」

「嫌よ‼︎アタシは絶対働きたくない‼︎」

 

 夫もカス。

 

「キャハハハ‼︎楽しいのぅ楽しいのぅ‼︎次は妾の獲物を横取りする、犬子さんを殺してやろうか‼︎」

 

 娘もカス。

 

「ふ〜ん、そっちの味方するんですね。まあいいですけど。」

 

 アタシの味方は、やっぱり犬子ちゃんだけだ。

 

「犬子………ちゃん…………」

「あらっ、どうかしました?」

「助……けて………」

「分かりました。」

 

 貴女のその顔、声、性格、全て。本当に素敵だわ………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それでは貴女を楽に殺してあげましょう♪」

「は?」

 

 何言ってるの、犬子ちゃん?

 

「病人って、本当に大変ですよね。自分は痛みで苦しむし、周りの人も介護疲れで苦しめてしまう。それならば、安楽死させた方がその人もためにも周りのためにもなります。」

 

 安楽死………そんな………

 

「そんな酷いこと………するなんて………」

「酷いんですか?」

「犬子ちゃん………アタシのこと………嫌いなの……?」

「ええ。私剣士が大嫌いなんです。」

「えっ………?」

 

 嘘………でしょ…………?

 

「さぁ、これで1人死にました。次は鬼殺隊の貴方達です。大嫌いな剣士の‼︎」

 

 今までの………時間は………ずっと………無駄だったの………?

 

 

 

 

  side 朱紗丸

 

 おっかちゃんを殺した………妾はとんだ親不孝者じゃ………

 

 そして犬子さん………貴女はあんまり悪くないけど………出汁介の為に、ここで倒させてもらうかのぅ。

*1
朱紗丸も淫獄さんの影響でちょっと英語が使えます

*2
小学校




ツクダオリジナルの皆さん、ごめんなさい!怒られたら消します!
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