side 井守犬子(恋雪)
過去を思い出したところで、今更どうしようもない。
「病人だって介護すれば治ります!苦しみから抜け出せます‼︎」
「そんなことはない………だって私は………っ!」
ただ目の前の剣士を殺すのみ…………
「君がそうだったように‼︎」
私が………そうだった………
「狛治さんが………看病してくれたから………」
そうだ………この人が居てくれたから………苦しみから解放されたった。なんで今まで忘れてたんだろう。そうだ。病は殺さなくても、救われることもあるんだ………っ!
「いえいえ、貴女の力ですよ。」
「そんなことない!私は狛治さんが居てくれたから………っ!」
「ならば、一緒に来てくれませんか?」
「はいっ!」
もう、剣士を殺す必要がない。鬼である必要もない。ただあなたとそばに居たい。あなたを病気から守れる、あなただけの医者になりたい。
「おかえりなさい、あなた!」
「それはこっちのセリフですよ!」
そんな思いから、私は狛治さんと一緒に地獄へと堕ちていった。
「行ってらっしゃい、2人とも‼︎」
「あなたたちの幸せを祈るわ!
「お父さん、お母さん‼︎」
「はいっ、行ってきます!」
天国にいる、お父さんとお母さんに見送られながら。
side 作者
ここからR17.9くらい?引っかからないように頑張ります!
side 出汁介
上弦の参、井守犬子。強大な敵だったが、なんとか倒すことができた。
「これで上弦全滅‼︎帯状疱疹も治った‼︎」
「後は鬼舞辻無惨を倒すのみ‼︎」
さぁ、後は鬼の頭を残すのみ…………
「いえ、違います。そこにもう1匹、鬼がいるでしょう?」
「そうじゃのぅそうじゃのぅ!」
ではなかった…………。丸ちゃん、彼女も鬼なのだった。だがしかし‼︎俺は賢い‼︎ここまでバレずに禰豆子ちゃん、響凱先生、亜美ちゃんを守ることができた‼︎それをしのぶさん相手にも誤魔化すだけ‼︎
「安心してください、しのぶさん。俺は丸ちゃんとエッチするので、大丈夫です。」
「なんだよそれ。絶対誤魔化せねえだろ………」
善逸、甘いな‼︎しのぶさんは意外と変態だから、
「……………いいでしょう。」
「いいの⁉︎」
誤魔化せる‼︎
「やっふぅぅぅぅぅ‼︎これで大好きな丸ちゃんと、ヤれるぞぉぉぉぉ‼︎」
「善逸君、先に鬼舞辻の元へ向かいましょう。」
「………わかりました。」
「妾も賛成じゃ‼︎なんせ…………」
ついにやって来た、童貞卒業の時‼︎善逸たちに先を越され、気づけばちんぽこ隊で唯一の童貞に。だがそれもお終い‼︎大好きな丸ちゃんと一緒に、大人の階段を登るのだ‼︎
「お主の精液で、殺して欲しいからのぅ。」
鳥よりも高くなるほど浮かれていた俺は、丸ちゃんのその一言で地獄へと叩き落とされた。
「…………あっ……?」
「お主の精液………それなら妾を殺せるじゃろ?」
浮かれるあまり、忘れていた事実。それは丸ちゃんとエッチすると、彼女を殺してしまうということ。あまりの残酷さに、さっきまで湧いていた性欲はどこか遠くへ行ってしまった。
「嫌………だ。エッチ………したくない………」
「どうしたのじゃ?さっきまでと違うぞい?」
「嫌だ!嫌だ‼︎俺はお前とヤりたくない‼︎」
「据え膳食わぬ男はダメじゃと、おじっちゃん(出汁介父)に言われんかったか?」
「嫌だぁぁぁぁぁぁ‼︎」
「ほれほれ〜♪」
それでも、丸ちゃんは俺を逃してくれなかった。まるでさっきまで俺が追い詰めてたように。
「こうして大好きな人と初体験出来るの、楽しみじゃったのぅ!」
「あぁ………うう!」
「ほれっ、どんな感じじゃい?」
イきたくない。
「嫌だ‼︎中に
「ダメじゃ‼︎全部残らず、中に
「嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」
好きな人の身体は、どんな絵や小説よりも官能的で、残酷なまでに美しかった。
そして、全て終わった時には、もうどうすることもできなかった。
「あぁぁぁぁぁぁ‼︎丸ちゃん‼︎」
「すまんのぅ………妾のわがままを聞いてもらって………」
「嫌だ‼︎消えないでくれぇぇぇ‼︎」
「…………妾も………大好きじゃぞ………出汁………介………」
「あぁぁぁぁ、丸ちゃぁぁぁぁぁん‼︎俺のわがままも聞いてくれよぉぉぉお‼︎」
崩れゆく恋人の身体を見て、ただ泣き叫ぶことしか出来なかった。
ここまでシリアスが長かったですね……。ただ、後は無惨を倒すだけなのでギャグです!しかも無惨如きに時間を割くのも勿体無いんで、すぐに終わると思います!お楽しみに!