第五話 幼女にバブみを感じてオギャる
side 善逸
俺たちちんぽこ隊は、任務で那多蜘蛛山という恐ろしい山に来ていた。
「昨日見た未来のエッチな夢なんだが、幼女にバブみを感じてオギャるというものだった。」
もっとも、隣にもっと恐ろしい奴がいるのだが。
「………どういうこと?」
「炭治郎、コイツの言ってることを理解しようとするな。人生かけても無理だ。」
「分かんねぇぇぇぇ‼︎どういうことだ、ちんぽこ*1⁉︎」
「伊之助も‼︎」
「これはだな。幼女に対して母性を求め、まるで自分が赤ちゃんであるかのように甘えることだ。」
「出汁介も解説しなくていい‼︎」
また、ちんぽこ隊の他2人だが…………、
「う〜ん、歳下に甘えるってことかなぁ〜?よく分かんない。」
まず炭治郎は真面目だ。それも充分すぎるほど。よく分かんねえ奴の言ってることなんか、いちいち考えなくていいんだよ。
「むー。」
「禰豆子ちゃんは聞かなくていいからね〜♪」
そして炭治郎に妹がいることが判明している。名前は禰豆子ちゃん。箱の中で匿われた鬼であり、将来の俺の嫁だ。最初出汁介を恐れた炭治郎が、
「出汁介、申し訳ないんだが、怖いから禰豆子に近づかないで欲しい。」
接近禁止命令を出してたのだが、
「安心しろ、炭治郎。俺は紳士だ。」
「ちんちんの間違いだろ。」
「女の子の合意がないまま行為を迫ったりしない。」
「なるほど、それなら大丈夫‼︎普通に話していいよ!」
「嘘でしょ⁉︎そんな簡単に信じる⁉︎」
まさかの一言で、すぐ普通に関わるようになった。
そしてもう1人。
「もんいつ、顔がキモいぞ。」
「うるさい‼︎」
上裸の猪頭、伊之助。最初変態だと思ったんだが、そもそも性欲とかの概念を知らないことが判明した。出汁介はこれから芽生えるだろうと言ってたが、それはどうなのか。あと、顔が女顔。すげえ違和感。まあ行動はおかしいので、立派な変態だ。
ということで、俺はこのちんぽこ隊の奴らと一緒に任務をしている。
那多蜘蛛山に入ると、
「ここ広いな‼︎しかもヤベェ気配を感じるぜぇぇぇ‼︎鬼は5体か⁉︎」
「ならば2手に分かれて、鬼を退治しよう。」
俺たちは役割分担することになった。ここではなんとしても、出汁介と別にならなければ………
「それじゃあ、変態と非変態に分かれよう‼︎」
こうすれば、俺はまともな炭治郎と一緒になれる。そして、変態2人と離れられる。あと、禰豆子ちゃんと喋れる、イチャイチャ出来る‼︎むしろ炭治郎を伊之助と一緒に変態にしてもいいくらいだ‼︎
「ならば俺と善逸、伊之助と竈門兄妹か。」
それはないだろ、出汁介さんよぉ。この純粋な俺が変態なんて…………
「そうだね。」
「そうだな‼︎」
「むー!」
他の皆も賛成してるぅぅぅぅぅ⁉︎こんなことある⁉︎
「ねえ皆、俺が変態なわけないよねぇ⁉︎そうだよねぇ⁉︎」
「いや、変態でしょ。」
「なんですぐ答える、炭治郎⁉︎」
「むー。」
「なんで乗った、禰豆子ちゃん⁉︎」
「変態、変態、変態‼︎」
「連呼するな、伊之助‼︎」
「安心しろ。お前は立派な変態だ。」
「出汁介、お前にだけは言われたくない‼︎」
最悪だ。とうとう皆に認められる変態になってしまった…………。何もしてないのに。じいちゃん、アンタの弟子は変態になっちまったよ…………
「くそっ、出汁介とずっと一緒にいたから…………」
チンコ丸出し男のせいで…………
「いや、それは違うな。」
「いや、違わない‼︎」
当の本人は、自信満々に否定する。お前の股間珍々のせいで、こっちは変態扱いされてるのに…………
「例えば俺が下を履いてたとして、」
「例えばじゃなくても履いてろよ。」
「大声で、『丸ちゃぁぁぁん‼︎可愛い顔してるねぇぇぇぇ‼︎抱きしめていいかなぁぁぁぁ⁉︎そのお尻触っていいかなぁぁぁぁ⁉︎』とか言ってたらどう思う?」
「変態だと思う。」
コイツが言ってたら、下履いてても変態だろ…………
「それがお前だよ。」
なん………だとっ⁉︎確かに俺は禰豆子ちゃんに対して、ずっとそんなことを言ってたけど……………
「う、うぅ…………」
「善逸、良かったじゃないか!自分のことを知れて!」
「うるさい、炭治郎‼︎」
もう、認めるしかないのか…………
「分かった…………出汁介と行動しよう。」
「流石だ、変態もんいつ‼︎」
「うるさい‼︎」
こうして、俺は晴れて自他共に認める変態になった。
俺と出汁が山を歩くこと数分………
「さぁ、私の可愛いお人形たち。手足がもげるま………でっ⁉︎」
俺たちは鬼に出くわした。白い人型の鬼。しかもエッチなお姉さん系で、めちゃくちゃおっぱいがでかい。声もお姉さん系で、なんかエッチだ。
「なぁ出汁介。」
「なんだ、善逸?」
「あの子、めっちゃおっぱいデカくね?」
「そうだな。しかも脚がまるで絹のようにすべすべだ。」
「分かる。」
「ちゅんちゅん…………」
「軽蔑しないでくれ、チュン太郎。」
下世話倶楽部(エロ本)でもよく見る、絵に描いたようなお姉さん。この手の類は、自らが主導権を握って
「きゃぁぁぁぁぁぁ‼︎化け物、化け物ぉぉぉぉぉぉ‼︎こっち来ないでぇぇぇぇ‼︎」
ただ、無邪気に怖がっている。それはまるで子供のよう…………
「幼女にバブみを感じてオギャる………こういうことか‼︎」
コイツは何を言ってるんだ?
「この鬼………恐らく子供の頃鬼にされたのだろう。しかも大人の姿に形を変えている。幼女を母親にして子供のように甘える。恐らく誰かの性癖なのだろう。」
鬼はある程度なら姿形を変えられる。ちんちくりんな禰豆子がボインボインな禰豆子ちゃんになるくらいだ。この子ももしやそうなのか?
「ひぃぃぃぃ‼︎来ないでぇぇぇぇ‼︎」
確かに、段々と子供に戻っていった。しかも黒髪で、非常に可愛らしい子だ。ただなんか糸で攻撃してるっぽいので、とりあえず斬っとくか………
「雷の呼吸 壱の型 霹靂一閃 八連」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」
こうして、俺は鬼が攻撃に使っていた糸を全部切った。攻撃手段を失った鬼は、更に慌てふためいていた。
「では次は、君の番だな。」
「ごめんなさぃぃぃぃぃぃ‼︎いっぱい人殺してごめんなさいぃぃぃぃぃ‼︎」
そして、次は出汁介が鬼を斬る番。普通に見たら、鬼殺隊が鬼を斬る場面なのに、鬼が子供に襲いかかってるように見える。しかも子供は泣きながら謝っている。加えて2対1で戦っている。側から見たら、悪役は俺たちの方だろう。
「…………ねえ出汁介。」
「なんだ、善逸?」
「鬼を倒すはずなのに、良心が痛むんだが………」
「奇遇だな、俺もだ。」
幼女を虐める珍妙なタンポポとチンコ丸出しの大男。十二鬼月に相応しいおぞまじさだ。
ということで、
「ねえ君、もう人は殺さないって約束出来る?」
「うん‼︎うっ……あっ、累に怒られる…………」
「じゃあその、累って子のところまで連れてってくれるかな?」
「わっ、分かった‼︎」
俺は優しく声をかけて、その子を連れて行くことにした。
ということで、ちんぽこ隊変態組は幼女を連れて山を徘徊することになりました。