乗り鉄探偵南 達仁 北陸特急・万葉集殺人旅行   作:新庄雄太郎

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達仁と穂乃果達は高岡観光へ


第3章 高岡銅板・和菓子巡り

「ねぇ、まずどこへ行く。」

 

「そうだね。」

 

「じゃあさ、まずは高岡の大仏を見物しようか。」

 

「いいね。」

 

「賛成ーッ。」

 

そう言って、達仁と穂乃果と歩夢達は高岡大仏へ見物をすることにした。

 

「やっと高岡へ来たのね。」

 

 

「ああ。」

 

 

 

「あっ、大伴家持だ。」

 

 

 

と、南は家持の銅像を見た。

 

 

 

「じゃあ、写真を撮ってあげよう。」

 

 

 

「すいません。」

 

 

高岡といえば何といっても高岡大仏だ。

 

 

高岡大仏

 

 

 

「おーっ、これが高岡大仏ですか。」

 

 

 

「中学の修学旅行に行った奈良の大仏とそっくりだね。」

 

 

「似ていて当然だよ、花陽ちゃん。」

 

 

「うん。」

 

 

高岡市の大佛寺にある青銅製阿弥陀如来坐像「高岡大仏」。

 

地元の銅器製造技術の粋を集め、1907年より26年の歳月をかけて完成したものです。高さ16m。小杉大仏、庄川大仏と共に越中三大仏の一つです。

 

およそ800年前、承久の乱をさけて越中に入道した源義勝が木造大仏を造営したことがはじまりだといわれています。その後、何度も荒廃や焼失といった危機にあいましたが、人々の願いにより再建を繰り返し、今の形となっています。

 

境内入口から台座までまっすぐ伸びた参道を、大仏様の顔を拝みながら歩みを進めると、大仏様の目が少しづつ見開かれていく様子を見ることができます。高岡大仏は出来栄えの素晴らしさから「日本一の美男」と呼ばれるほど!

 

高岡大仏の特徴である「円光背」には、阿弥陀仏の仏徳を一字で表現する梵字「キリーク」が頂点に配されています。

 

高岡大仏が鎮座する台座の内部は6:00~17:00の間、参拝ができます。回廊の壁面には地獄絵などの仏画13作が展示、最深部には1900年の大火で類焼した2代目高岡大仏の焼け残りとされる頭部が安置されており、台座の内部で心落ち着く時間を体験することができます。

 

「じゃあさ、山町筋へ行って見ようか。」

 

「うん、回って見ようか。」

 

「うん。」

 

「結構、古い街なのね。」

 

「ガイドによると、資料館などがたくさんあるんだ。」

 

「高岡と言えば、銘菓が有名なんだよね、達仁君。」

 

「うん。」

 

「それに、ここは何処なの?。」

 

と、歩夢は言う。

 

「ここは、平米通りだよ。」

 

「平米通り。」

 

「うん、ここは獅子舞が有名なんだ。」

 

「へぇー。」

 

「お。」

 

と、穂乃果は一軒の店を見つけた。

 

「ねぇ、ちょっとここの店に寄ってかない。」

 

「ああ、高岡の銘菓店だな。」

 

「そうなの。」

 

「あー、知ってる。」

 

「ここのお菓子は、とっても人気なんだって。」

 

と、しずくは言った。

 

「そうなのか。」

 

「寄って見ようか。」

 

「そうしよう。」

 

達仁と穂乃果と歩夢としずくは、高岡の和菓子店へ寄ることにした。

 

達仁と穂乃果達が来た和菓子屋は、菓匠 美都家。

 

高岡市にある昔ながらの和菓子店。江戸時代より知られる越中富山の丸薬「反魂丹」にちなんだ和菓子を製造・販売をする店として、昭和24年に創業した。高岡市ゆかりの歌人・大伴家持にちなんだ多彩な商品も好評。

 

「うん、美味しい。」

 

「この餅は黄な粉がかかってるね。」

 

「うん、これは越中万葉っていうお菓子なんだ。」

 

「他にも、家持巻や万葉ロマンのあるんですよ。」

 

「どれも、美味しそうよ。」

 

「うん。」

 

と、穂乃果と歩夢も美味しそうにに食べていた。

 

「はい、高岡は万葉の歌人・大伴家持のゆかりの土地なんです。」

 

「ほう、なるほど。」

 

と、穂乃果は言う。

 

「万葉集を書いたんですね。」

 

「ええ。」

 

「明日、万葉集の所をまわるんです。」

 

「そうですか。」

 

「ちなみに、富山は薬が有名で万金旦羊羹や反魂旦のあるんです。」

 

達仁と穂乃果達は高岡の銘菓を買ってお土産にすることにした。

 

「これで、お土産は買ったね。」

 

「そうだ、私ねことりちゃんと花陽ちゃんと一緒に銅板プレートを体験してくるから。」

 

「そうか、行って来い。」

 

「うん。」

 

そこへ、侑ちゃんがやって来た。

 

「歩夢、和菓子を買いに行ってたの。」

 

「うん、侑ちゃんの分もあるよ。」

 

「ありがとう。」

 

一方、穂乃果とことりと花陽は銅板プレートは体験していた。

 

「どれも可愛いわ。」

 

「うん。」

 

「ことりちゃんも花陽ちゃんも似合ってるよ。」

 

「うん。」

 

「じゃあ、達仁君と歩夢ちゃん達と金谷町を見物しようか。」

 

「そうね。」

 

実はかつて、加賀前田家の保護により、7人の鋳物師がこの地に移住し、そこから鋳物産業が根付いていった歴史があります。ここに特産品・高岡銅器が始まり、その隆盛とともに、これほど素晴らしい文化的景観が作られたのです。

 

奇跡的に戦火等を免れたこの町並みは、今でも高岡のアイデンティティーとして愛されています。

 

そんな金屋の町並みですが、オススメは日没のタイミング!ポツポツと灯りがともり、石畳や家々を照らす佇まいは、とても絵になりますよ。

 

 

金屋町

 

「うわー、にぎやかな町ね。」

 

「うん。」

 

「ロマンチックね。」

 

と、しずくは言った。

 

高岡市内を見物した後は、氷見線に乗り雨晴の温泉へ向かった。




そして、達仁と穂乃果達は温泉へ。
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