魔法科高校の○○○   作:スゴロク

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多分、お酒飲んでたからなのかね。これ書いた記憶ないんですけど一体何時から書いたのか、それが全く分からない。


蛇足の物語

 

 

 透き通る青い海、沖縄の浜辺で揺られた波を眺めながら、俺は過去を振り返っていた。

 

 

 

 

 

 自分は転生者である。

 とある神に選ばれた箱庭の遊具であり、観賞作品のひとつだった。

 特典として手に入れたデビルメイクライの三大ラスボス魔帝ムンドゥス、覇王アルゴサクス、反逆王ユリゼンの力を得てリリなの世界へ転生。

 降ってわいたチャンスに喜び、このときはただひたすらに力に酔っていた。

 だからだろう、あろうことか自身の力で生み出したロストロギアで自爆し、死ぬなんて思いもしなかった。

 案の定、思いもよらない看取られ方をしながら創造した無人世界にて息絶えた。

 

 これで終わりかと思った矢先に俺は自分を転生させた神様からあと二回、特典を引き継いだまま転生させられる事を知らされた。

 

 

 この時はまだチャンスがあると喜び、新しい特典をそのまま要求した。図々しかったがそれを彼は笑顔で了承し、俺は新たに3つの特典を得た。

 

 

 チャクラの無限化と全ての忍術を使えること、またデメリットなしに全ての体質を得ること。

 盛り過ぎなのだがこれも断ることなく与えられた。

 

 

 ただよく分からないカーマとか例の一族のモモシキとかの能力もそのまま使えたので明らかに過分ではあったが。

 ……そして、俺は前回の転生がまだ平和で生ぬるかった事を思い知った。

 

 

 当初、俺はNARUTOの世界の九尾に貫かれたナルトの両親の場面でナルトの直ぐ隣にポンと出現させられたのだ。

 おかげで俺はナルトの兄という立場になり、散々な苦労を負わされた。

 ついでにまだご両親の意識があった段階でポンと出てきたためにクシナとミナトも目を丸くして驚いていた。

 悲哀の別れの時にポンっである。

 あの時はもう居たたまれないやらなんやらで申し訳なくて心苦しかった。

 

 その後もナルトの兄として認識された俺は贖罪としてナルトを育て、里のやっかみや理不尽な暴力と暴言を受けながら身分を偽装してオールリーフカンパニーと呼ばれる何でも屋みたいな会社を設立した。

 

 従業員、受付、事務、社長、俺1名参陣!! といったブラックカンパニーだったが資格や法律その他諸々勉強しながらの火の車経営だったがなんとかなった。

 影分身は業務にて最強。ただ価格を他より安く、そして早めに処理をするわが社は報酬を未払いで仕事させられたり、忍者の仕事をとっていると苦情を受けたりとうまく行かないこともあった(勿論未払いや妨害に報復はした)。

 それに瞳術や血継限界のこともあり、様々な一族から里、国に至るまで我が身を狙われ、同国の一族からは封印術を施せとか始末しろと声高に叫ばれ、色々面倒事も多かった。

 

 

 それでもめげずに功績を積み重ね、ばら蒔いた分身達を使って支社を作り、様々な一族を保護、教育し、いつの間にか一国を起こして三尾や八尾の角と言った尾獣のチャクラを取り込んで六道化し、多くの命を救った。

 過酷な幼少期を越え、死を身近に感じながらも駆け抜けた少年期。

 

 そして、世界の命運を決めた青年期。

 勢いと流れのまま生きてきた。でも満足のいく人生であった。

 ──ただまぁ、そんなこんなで俺は色々とやり過ぎて独身のままBORUTOの一色? だかを倒した後にいつの間にかブツリと何かが切れてそのまま意識を失った。

 後で神様が話してくれたのだが日頃の無理が祟って過労死してしまったらしい。

 

 おまけに俺は眠ると余程のことがないと起きないのを良いことに弟の嫁の妹から助け出したうちはの姉妹にわが社の社員にまで夜這いされていたらしくかなりの数の子供が産まれていないとはいへ、お腹に宿っているのだとか。

 

 

 

 聞かされた内容に唖然としながらも次の世界への転生を急かされて、とにかく思いついた特典を口にし、転生した。

 内容はその子達と家内の幸せと安全、そして最後にON/offが出来る認識されている限り死なないという能力を付与して貰った。

 

 

 

 そうして俺は三回目の転生場所であるFGOの世界に転生し、

 

 

 

 

 

 

 ──運命の残酷さと絶望を知った。

 

 

 

 

 

 聞いたこともない家名の次男として生まれた自分は先に生まれた長男を凌駕する才能、魔術回路に魔力炉を宿した他に様々な能力を持った異常な肉体。

 

 

 一発で封印指定ものでござった。

 おかげさまで両親、兄弟には殺されかけるは宜しくない怪しい魔術師や死徒どもに身体目当てで追いかけ回されて酷い目にあった。

 

 だがそれでも誰かを助け、力をつけていく日々に悪い思いは無くて、充実していた。

そんな中で俺は1人の男に声を掛けられた。

 

 

 

 「初めまして、私の名前はマリスビリー。

カルデアという組織を運営している者だ」

 

 

 

 そう、俺は遂にカルデアへと物語の始まりへと干渉するに至る。

 

 

 だが来る運命の日、俺はしくじってしまった。

最初の爆破を被害は減らせたとはいえ防ぎきれなかった。

 その時点で気付くべきだった。俺にはこの世界でヒーローに、主人公になるなんて無理があったのだと。

 唯一の戦果は職員何人かをなんとか確保出来ただけ、他のマスター達は結局負傷して、原作と変わらない旅路を巡り、結果、あの終点にてロマニは消えた。

 

 この時点で俺自身の力は強大な流れには逆らえない、どうしようもない只の付属品であったと理解してしまった。

 

 

 それでも、──この力で、少しでも犠牲を減らすことは出来る筈だと信じて俺は動き続けた……。

 

 

 

 時には無理をして叱られ、落ち込む所を主人公である立夏に励まされる等情けないところを見せながらも俺達は人理を修復し、友人だったクリプター達と戦い、空想樹を伐採し── 異聞帯を消し去った。

 

 

 多くの、多くの命を消し去った。

 

 

 無垢な子供も、罪のない人々も、誇り高い人狼も、助けてくれた姉弟神も、哀れな善良の妖精も──。

 

 

 仕方の無いことだった。

 

 

 だって、そうしなければ、じぶんたちは、救えなかったんだ。

──でもそれは果たして本当に許容しなければならない仕方の無い犠牲に、―――本当に、本当にしかたのないことだった、のか? 

 

 

 誰かが犠牲になる度にどこかで心が軋むおとがする。

初めて外に出た少女の喜びの跳躍を、この目で見てしまってから、どこかで救えたんじゃないかとひたすらに自問した。

そして、何時からか、それは懺悔へと変わっていた。

 

 

 

 許してくれ、許してくれ許してくれ許してくれ許してくれ許してくれ許してくれ許してくれ許してくれ許してくれ許してくれ許してくれ許してくれ許してくれ許してくれ許してくれ許してくれ

 許してくれ許してくれ許してくれ許してくれ許してくれ許してくれ許してくれ許してくれ、ユルシテクレ──

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 削れていく、──自分の心が。

 

 

 砕けていく、──自分の信念が。

 

 

 

 消えていく、──救おうとした生命が。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──こんなのは認められない。認められる筈がない!! 

 

 

 

 

 

 

 ゲーティアは正しかった。こんな理不尽は認められない! 

 

 

 生きたかった生命の為に! 理不尽に潰された生命の為に!! 

 

 蔑まれようと、後ろ指を指されようとも──

 

 俺はお前達を裏切って! それでも総てを創り直すのだ!! 

 

 

 

 

 

 そうした裏切りと傲慢によって、第二の憐憫の獣は世界へと産まれ堕ちた。

 

 幾多の生命を創り直して新たな未来を、より良い世界に向かうために。

 

 

 

 すべてにとっての優しい世界、死も苦しみも痛みもない世界の為に──。

 

 新しき異聞帯、誰もが生きていける、自身の力を最大限使った異聞帯、いや、異聞世界。

 あらゆるテクスチャを書き換える漂白された大地を消されてきた異聞帯と元の人類史を融合させつつ存続させるという力技で膨れ上がらせた異聞世界を創造し、運営した。

 

 

 準備は万全だった。

 慢心はあったがそれでも油断はなかった。

 

 

 何より彼等を裏切ってこちらについた者達に報いたかった。

 

 誰もが幸せな世界、矛盾しているのはわかっている。無茶は百も承知だ。

 

 

 それでも自分なら出来る筈だと思い続けてきた。

 

 

 それが逃避だと分かっていながらもそれでも続けてきた。

 

 助けられなかった生命達を思う度にどうにか出来ないのかと1人悩み続けて結果、こんなことしか思い浮かばなかった。

 

 

 だから、これで最期にする。

 

 

 間違い続けた自分自身の旅路に決着を──これを人類最後の流血に。

 

 

 

 

「ようこそ、新たな旅路の終着点へ」

 

 

自らが創製した別次元、己の無数に近い分身や多数の障害を乗り越え、自分の前に立った彼等を自分は出迎えた。

 

 

「どうして、どうしてなんですか!?」

 

 

 少女の慟哭がこの時空神殿を複製したこの場所で響いた。

 彼女、マシュにはきっと納得が理解が出来ないのだろう。

 

 もしかしたら、ペペやオフェリアのことを俺を通して思い返しているのかもしれない。

 

 

「こんなことは間違っている! 貴方にだってそれは理解できている筈だ!」

 

 

 

 藤丸が叫ぶように問いかける。

 その言葉には困惑よりも怒りが多く出ているように思う。

 ──それも当然か、俺は彼等の旅路を無駄にしようとしているのだから。

 

彼等は幾多の生命を犠牲にしても人類史を守り、取り返す事を選んだ。自分もそうだ、途中までは――。

 

俺はその犠牲を諦める事が許容する事が出来なかった。

 

 

キリシュタリアの自己犠牲に感銘を受けた、ゲーティアの嘆きに共感した、カリ=ユガに既視感を抱いた、妖精のおぞましさに吐き気を覚え、モルガンの、三騎士の悲劇に何かが壊れた。

 ORTを見て、戦って、何もかもが消えて、カルデアスに問題があって、そしてーーー気づいてしまった。

 いつまでも残る特異点F、人理の守護者、大令呪、カドックの死、カルデアスの目的、最後の最後で…気づいてしまった。

 この世界は、異聞帯なんだと、なんとか出来ないかと足掻いている最中で気づいてしまった、理解してしまった。

 

 

もう、もう駄目だ――、俺はもうこんな結末に耐えきれない。

 

 あらゆる種族を1つの種に変換し、管理する。

 

 人よりも優れ、傷つかず死ぬこともない肉体。

病、痛み、暴力からも解放し、苦しむこともない。

 

 

 そんな新しき人類に産まれ替える。龍も妖精も怪物もそのテクスチャで統一し、思考を誘導すれば争うこともない。

この写輪眼による瞳術、幻術を使えばそれは容易い、苦痛のない幸福な未来を手に入れることができる。

 

 

 そう、犠牲のない世界が生まれるのだ。

 

 

 

 「――そんなの間違ってる。今まで必死で生きてきた人達への、俺達の為に犠牲になった人達への、何よりドクターへの……侮辱だ!!」

 

 

 

 そうかい? 本当にそう思うか?

 

 

 だとしてももう遅い、火蓋は切られた。

ここに居るってことはもう君たちは俺に強力してくれた皆を打ち倒してここにいるんだろう?

 

 

 「……」

 

 

 

 その問いに彼等は無言だった。

わかっている、自分でも違和感が、可笑しいってことが。

引っ掛かり続けているのがわかる、だがそれでも――。

 

 

 

 

 「俺はやるよ、もう止まれない。俺のせいで救えなかった人達を、消えていくのを見ることしか出来なかった愚かな自分を、ここで終わりにする」

 

 

 

 もう語ることはない、そう思うと同時に肉体が異形へと変貌していく。

 

 不死身の肉体を持ち、さらには三体の魔王の力を持ち、星をも己の力に変えようとした異星の一族の力を宿した神の玩具。

 それが俺だ、報いるために、救うために、救われる為に。

 

お前達を蹂躙する。

 

 

 

その一言を最後に俺は彼等に決戦を挑んだ。

 

 

 

 

 

味方はもういない、だが自分には魔帝の力はその前提を変える。

その創造の力こそ敗北という結果すら書き換える超常の力、手足となる悪魔を、更にはシャドウサーヴァントまで生み出し、カルデアを追い詰めていく。

 負けるはずのない戦いだった、それ程俺は自身に与えられた特典を信じていた。

 

 

その傲慢のツケを払う時がやって来てしまった。

 

効くはずのない攻撃、当たるはずのない攻撃、それが俺の特典の不死性をカルデアは覆した。

 

 

俺は血の足りない立夏に自身の血を輸血したことがある。

その血を使ってカルデアは立夏ごと今回の戦いで呪いの触媒にしたのだ。

他人を助けるためなら自分自身を犠牲にすることすら厭わない。

そうだった、こいつはそういう男だった。

目から血涙を流し、血を吐き出しながらそれでも立ち上がってくる。

そんな奴が遂には砲身を展開したマシュの肩を掴んだ。

 

あぁ、パラディーンの砲撃が来る……。

避けなくてはいけない、いけないのに―――

 

 

漆黒の銃弾が特大の呪詛と共に身体を貫く、弾丸に打ち込まれた呪詛によって認識されている限り死なない不死性は時間に限りはあるが認識されている限り死を許容するというものに置き換わってしまった。

 

 

その混乱に加えて、体勢を立て直そうとした自分に俺の血の影響を受けた立夏のガントが肉体を硬直させた。

抵抗力の下がった身体に更なる追い討ちを喰らい、更にはそれを好機とカルデアのサーヴァントが次々に切り札の宝具を解放する。

 

聖剣が、魔槍が、その至った技量が自分を仕留めんと殺到する。

防ぐことは出来ない、身体をあらゆる攻撃にさらされながらひたすら肉体を再生し続けた。

 

 

だが、結果は見えていた。

 

只でさえ、弱っていた所にこの必殺技の嵐、持つ筈がない。

ジャリ、っと目の前から音がした。

 

 

 なんとか視線を上げると同時に身体を無理やり起こされて、右頬に痛みが走った。

 視界に映った拳を振り下ろしながら倒れる藤丸立夏を見て、俺は殴られたのだとわかった。

 

 痛い、身体もそうだがその内側が、心が痛い。

立夏はボロボロの身体を何とか支えながらも此方に手を伸ばしてくる。

 

 

 

そして、奴は帰ろうといった。

 

 

 

 

貴方のしてきたことは許せないし、間違っていると思う。

それでもまだ償える筈だからと、

 

 

赦そうと彼等は此方に手を伸ばす、だが、俺はそれを断った。

許せなかった、こんなことまでして赦されようとした自分が、付いてきてくれた仲間を見捨てるようなその行為が。

 

 

そしてなにより、そんな彼等に、犠牲になった人達に報いてやれなかった自分自身が!

 

 

 

無言のまま、俺はその手を魔力波で吹き飛ばし、彼等と距離をとった。

主の敗北によって崩壊を始めた複製の時空神殿、その縁へと移動する。

 

彼等に殺させる訳にはいかない。

そして、降伏するわけにもいかない。

 

 

だから、たった一言だけ彼等に言い残して俺は時空の狭間に身を投げた。

 

 

―――俺のようにはなるな。ありがとう、さようなら、と。

 

 

 

 

 そうして俺は接戦の末に、彼等に敗北し、意地悪く、彼等の手を汚させるのは忍びないと自ら造り出した時空神殿の歪みに身を投げて死んだ。

 結局、俺が選んだのは逃避だった。

あれだけのことを仕出かして、事実を最後の最後で伝えず、ここまで邪魔をしておいて。

 そう、これで、屑の異常者はここで終わる。

意味もない、悪意の傷を遺してーーー。

 

 

 

―――そう、その筈だった。

 

 

こうして獣もどきは死にかけながらある世界にたどり着く。

 消えた異聞帯、巻き戻された世界で、そこにいない筈の人間はどうなるのか?

 そう、無いものは無いのだ。

 元に戻れる筈もない。

そんな事も知らず、意識無くしながら、次元の果てから別の世界へと弾き出された。

 そこでようやく自分は目を醒ました。

 

 

ガンッと何か鉄らしいものぶつかって、漸く意識が覚醒する。

 

 

 

 なんだ、ここは?

 

 

身投げしていた筈の自分の死にかけの肉体にありもしない力を入れて周りを見渡し、

複数の男がまだ年端も行かない少女に集まって暴行しようとしていた場面に出くわした。

とはいえ、いきなり天井をぶち抜いて現れた血塗れの自分と暴行されかけている少女とその暴行犯たち。

 お互いに硬直したまま時間が過ぎ、暴行犯たちがこちらに銃口を向けてきた。

 この感じから自分の頭が働いていないこともあって反撃を開始した。

 

 後は野となれ山となれといった具合に少女を助け出して色々な事があったんだが……まぁ、割愛する。

 

 

 

 

 

 この少女を助け出して、色々あって自爆して一国を滅ぼした俺はこの死を切っ掛けに別の神に囚われることになった。

その神様曰くなんて事をしてくれたのだと。

少女を助けた事でこの世界の物語は改変され、本来派遣する筈だった転生者を派遣出来なくなってしまったと。

 

だからその責任を取れ、取らなければ貴様の元居た世界に転生者を送り、貴様の関係者を害すると。

 

 

 お前が新しい玩具になれと、そう言われた。

 

もはや未練もなく、燃え尽きたと言っても良かった俺にこの現状である。

嫌だが元の世界の仲間や家族にこれ以上迷惑を掛けるわけにもいかずその話を了承した。

 

 

 

 

 その神に自身の加護をつけて関連付けをすると言われて転移の能力と自働で守る鱗の様な六角形が大量にびっしりとつまったバリアによる防衛能力、そして相手に幻覚を見せる能力を渡され、必ず物語に介入するように言われた。

 特にメインイベントには参加しなかった場合、直ぐ様自分が関わってきた前の世界に干渉すると。

お前も産まれた子供や自分の仲間、一応関係を持った女達を見知らぬ転生者に滅茶苦茶にされたくはないだろう?

こんなことを言われたら流石に拒否も出来ない。

 

 

 

 これもあんなことをした俺自身への罰なんだろうか?

 

 

 

そんな事を思いながら俺は四度目の転生をし、今現在に至る。  

 

 

 

 

 

家族に連れられて祖父母のいる沖縄に行った俺はそこで小中校と一緒の少女と再開し、思わず溜め息を吐いた。

 

 

 

 

 「えっと、その、数日振りですね。志藤さん。」

 

 

 

そう、居心地の悪さを誤魔化すためか話しかけてきた少女とその付き添い兼護衛の兄を見ては軽く溜め息を吐いて返答を返した。

それにこう返す、久しぶり、司波さんと。

 

 

 

 

 これは蛇足の物語、敗者の、卑怯者の無様な余生の話。

 

 

 

 

 

 

 

 

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