東方追求録   作:ヴァリアス

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どうも、今回から初投稿です。自分の作品が普通なのかダメな方なのかがいまいち分かりません。(誰か教えて~!(^o^)/オーイ!)手探り状態でやっていくつもりです。
なので、もし誤字脱字などを見つけたり、話を読んで思った事などがありましたら
コメントなどでドンドン指摘してください。
では!東方追求録 第一話どうぞー!


序章
第一話


~幻想入り?~

 

???:「僕は一体何なのか?」

そんな僕の問いだけが静かに聞こえる。静寂だけが空しく、そして冷酷に僕を眺めている。

???:「僕は何のために存在するんだ?」

そんな中で一人だけ、僕だけが膝をついて、自分自身に問いを投げかけている。

???:「あの時、僕は全てを拒絶した」

思い出すのは自分自身の人生の記憶。「辛い記憶」、「大変だった記憶」、「悲しい記憶」、「嬉しかった記憶」次から次へと流れる走馬灯。

???:「やめてくれ...それ以上は...」

そして、そして、そして、最後に.........

???:「ぁ...」

「幸せだった記憶」が頭の中流れ出した。いつもなら自分の心に温もりを与えてくれるものが今は、深く深く心を抉った。

痛い......

???:「痛い...」

痛い

???:「痛い!」

痛い!!

???:「痛い!!!」

これまでの全ての重圧に耐えてきた自分の「心」がその重圧に耐えかねたかの様に軋み始めた。

その重圧は容易にそして、圧倒的な「優しさの暴力」で心を内側から壊されていった。

???:「僕はあの時から」

自分という存在が音を立てて崩れていった。体の内側から何かが込み上げてきた。そして、それを吐き出した。

???:「ごほっ...げほっ...うぇっ...」

自分の手を見る。 血......だった。

???:「何のために僕は、いったい何のためにここまで来たんだ......」

辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い

 

 

 

???:「 つ ら い 」

 

 

それが心の奥底から溢れた言葉だった。

??:「僕は僕自身が......」

自分の言葉に走馬灯の彼女の言葉が追随する。

???:「私は貴方が......」

最後の彼女の言葉と僕の最後の言葉が重なった。そして、それと同時に僕の心は......

???&??:「大好きです」「大嫌いだ」

砕け散った。そして、その言葉を最後にゆっくりと意識が暗転していった。

 


 

ー幻想郷ー ~博麗神社~ 境内

暖かい朝日が広がる神社、名を「博麗神社」という。幻想郷では通称「妖怪神社」などと呼ばれている。そんな神社の境内に一人の少女が立っていた。

彼女の名は「博麗霊夢」。何を隠そう!彼女は幻想郷を守護する博麗の巫女なのだ。数多の異変を解決しており、その実力は歴代最強と謳われる程だ。

そんな彼女だが、普段はグダグダとしており、暇を持て余している。

霊夢:「いや~~~。今日も幻想郷は平和ねー」

霊夢:「こんな日は縁側でお茶飲みながらゴロゴロするに限るわね~」

などと言いながらゴロゴロする霊夢。すると、

???:「霊夢。貴方、最近そんなこと言って、グダグダしてばかりじゃない」

霊夢の目の前の空間が裂けた。霊夢のサボり具合を指摘しながら、中から一人の女性が出て来た。そんな彼女に霊夢は

霊夢:「何よ?紫。あんたには関係のないことでしょ?」

と面倒そうな顔で不快そうに言った。そんな霊夢の言葉に紫と呼ばれた女性は心外そうに言った。

紫:「あら?霊夢を心配して言っているのに、そんなに貴方のこと心配するのが信じられない?」

霊夢:「えぇ」と霊夢は即答した。

紫:「流石にひどすぎない⁉」と一人でギャアギャアと騒ぐ紫を無視して、話を進める。

霊夢:「そんなことより...何しに来たのよ?」と聞くと、さも当然のように

紫:「霊夢に会いに来たのよ~❤」と答える。私は心の中で、「暇なのね、絶対...」と思った。

霊夢:「はぁ......」何か異変関連のことかと思って、真面目に聞いていた自分が馬鹿らしい。本当に呆れてものも言えない。そんな私の心情も知らずに、

紫:「あら?溜息なんてついちゃて、まさか!気になる子でもできたの?」などと言い出す始末だ。退治しようかと本気で考えた。

霊夢:「ただの暇つぶしの冷やかしなら、お賽銭入れて帰りなさい?素敵な賽銭箱はそこよ」と賽銭箱を指差す。

紫:「ちゃっかりしてるわね...」と苦笑しながらも一応は入れてくれる。

霊夢:「当然!」こちらも生活がかかっている。そんなどうでもいいような事を話していた時だった。

紫:「ッ!?」

スキマの中に何かが入ってきた!?藍の妖気は感じない。つまりは「侵入者」かしら...?数は、幸いにも1~2人程度だった。ただの外来人かもしれない。しかし、もし入ってきたのが幻想郷に脅威となるようなら...そのときは...

紫:「れ、霊夢?私、用事を思い出したからこれで失礼するわね?」

そう言い残して、紫はスキマの中に消えていった。それを見ながら、霊夢は一瞬だけ訝しみながらも

霊夢:「はぁ~。相変わらず、紫は神出鬼没よね~」と言いながら、境内に歩いて行った。

 

 

 

 

 

紫:「さーて?私の世界に入ってきたのは、どこの誰かしら?」

と少々のイラつきを覚えながら、スキマの中に問いかける。すると突然、

 

 

バゴーーーーーン!!!!ドゴゴゴゴッッッッ!!!!

 

 

という轟音が鳴り響いた。とてつもない煙が起きている。

驚きつつも振り向くとそこには、白髪の少年が倒れていた。

紫:「大丈夫!?生きてる!?しゃべれる!?」と体を揺すりながら呼び掛けていると、

??:「う、う~ん...」と唸りながら目を覚ました。

そして、私と目が合った。灰色の瞳は、穏やかな顔立ちにとてもよく合っていて、その姿を一級品の彫像の様に模っている。「綺麗な眼だなー」と思ってから「そんなこと考えてる場合じゃない!」と思いながら見ていると...やがて、周りを二~三回見回してから10秒ほど放心状態だったが「へ⁉」と素っ頓狂な声を上げた。

 

ー少年落ち着き中ー

 

??:「......」

紫:「落ち着いたかしら?」

??:「は、はい...いきなりすぎて、ついていけそうにないですが...」

紫:「だ、大丈夫?」

??:「大丈夫ナワケナイジャナイデスカー」

紫:「ですよねー」

紫:「そんな状態で悪いけど、この状況を説明してほしいのだけど...」

 

 

ー少年事情説明中ー

 

 

紫:「なんとなくは理解したわ」

紫:「未だに信じられないけど...」

??:「逆に今の説明で全て信じられたらこっちがビックリしますよ~(-_-;)」

紫:「それもそうね」

??:「僕はこれからどうしたら...」

紫:「私に任せて!え、えっと......」

??:「そういえば、まだ自己紹介してませんでしたね」

??:「僕の名前は、●●●と言います」そんな彼の自己紹介に思わず驚いた。

紫:「え⁉●●って......まさか!!!」

??:「えぇ。そうですよ、気付きませんでしたか?」

??:「藍さんは似てるって言ってましたけど~?」

紫:「藍の名前まで...!?」

驚きを通り越して、私は困惑していた。そんな私をニコニコと眺めながら、

???:「久しぶり、であってるかな?紫さん?いや、●●●●?」

と、彼は今日何度目かわからなくなってきた衝撃的な発言を言い放つのだった。

 


 

 ~博麗神社~  石段前

 

スキマを経由して訪れたのは、

??:「ここは...博麗神社?」

紫:「えぇ、そうよ」と楽しそうな姿を見ていると、

??:「ってことは、まさか......!?」僕は嫌な予感がしてたまらなかった。

紫:「えぇ。そうよ‼」と、さも当然の様に言っている。そんな笑顔を向けられても...

??:「はぁ~変な誤解を生むだけだと思うけど...」と、一言言うと...

紫:「だ、大丈夫よ...多分...」自信ないのね...

??:「どうなっても知~らない!」と言っておく。

紫:「さ、さあ。行きましょうか?」

??:「うん‼」

そう言って、スキマの中に僕たちは入った。

 

 

 

紫:「霊夢---‼居る~?」と私が呼ぶと、境内から霊夢が出てくる。

霊夢:「はぁ...何よ紫?私も暇じゃないの、わかる(# ゚Д゚)?」とキレられた。

先程のことで機嫌が悪い様子の霊夢に、

紫:「あ、あら?ごめんなさいね?」と謝る。

霊夢:「はぁ~で、何よ?くだらない事だったら許さないわ......よ......」と言いかけた霊夢が固まった。

それもそのはずでなぜなら、霊夢の目の前に出来たスキマの中から先程の少年?が逆さまになりながら笑顔で霊夢を見ているのだ。

そのままお互いに見つめ合うこと数秒間、くるりと身軽な動作でスキマから出てきたのは...

自分と同じか少し高いぐらいの身長の白髪の少年だった。

??:「わぁ~い!霊夢だ~~‼」

次の瞬間、私は抱き着かれていた。

霊夢:「へっ?...ふぁ⁉」驚きのあまり口から変な声が出てしまった。いきなりすぎて、頭が全く働かないながらも紫に助けを求めようとするも...

紫:「あらあら~仲の良いことで...」とニコニコしながら言った。

きっと、今の私の顔は真っ赤になっていることだろう。くっついてきた方は満足げな顔はしているが、抱き着くのを辞めない。いや、いい加減に離してほしいのだが......

しかし、何故か無理矢理引き剝がす気にはならなかった。なので、されるがままになりながら離してくれるのを待つことになった。

 

 

 

 

 

それから、かれこれ十数分後...流石に恥ずかしさの限界なので、恐る恐る彼に対して、

霊夢:「え、えーっと...そろそろ離してもらってもいいかしら?」と言ってみる。すると、

??:「(* ̄▽ ̄)フフフッ♪確かにそろそろ霊夢が限界そうだしね?」などと言われ、再度、顔が熱くなるのを感じた。恥ずかしさを誤魔化すために、彼に対して、

霊夢:「うっ、うるさいわね!それは、いきなり抱き着かれて、ちょっとビックリしたからよ!」と怒鳴ると、

??:「じゃあ、いきなりじゃなかったらビックリしない?」と聞いてくる。その問いに思わず、

霊夢:「うっ...」と言葉に詰まる。そんな私を見て、

??:「フフフッ♪じゃあ、ハグできるよね~?」とからかってきた。

正直悔しいが、私はそういう経験は疎か、男性と全くと言って良い程に関わってこなかった。

幻想郷の男女比が女性側に傾いているのは、幻想郷の重鎮達や賢者達がこぞって、女性なのが良い例だ。唯一、霖之助さんとは関わっているが、恋愛感情があるわけではないし、仕事や友人関係でしかない。

だが、ここまで舐められると、どうにかしてこの余裕の表情を崩してやりたい!という気持ちが溢れてくる。「魔理沙の負けず嫌いが移ったかしら?」と思いながらも相手の挑発に乗ってやる事にした。

霊夢:「解った」と短く答えると、彼の表情が変わった。

??:「えっ...ちょっ!待っ...!?」とさっきまでの余裕は何処へやら、焦って何を言っているが、待ってあげるつもりは更々ない。彼が言い終わるより早く、彼の背中に腕を回すとお互いに息遣いがが聞こえる程の距離になる。相手の胸の鼓動が伝わってくる。ドクドクと脈打っている上に、若干、テンポが速い。

彼の顔も先程から赤色に近くなっている。そして、恥ずかしさからか一言も喋らずにおずおずとこちらも腕を回している。

さっきはいきなりでビックリしたが、いざやってみると、何とも言えない幸福感に包まれるような感覚がした。正直、人里で恋人同士が抱き合っているのをみたことはあったが、「何がいいのやら?」と思っていたのだが、実際にやってみると、確かにいいかもしれないと思っていると、前から

??:「え、えっと...その...からかってごめんなさい。だから、もう許してください...」と謝ってきた。

??:「もう、恥ずかしくて、恥ずかしくて、限界なんです...」と消え入りそうになりながら、訴えてくる。

ただ、当の本人の私はというと、涙目の彼の顔に何とも言えない背徳感を感じてしまって、内心パニックになっていた。顔は結構な美形で、まだ幼さが少し残っていて、中性的な顔立ちの同年代か少し下の美少年が、涙目で私と抱き合いながら、囁くような声でお願いしてくるのだ。開いてはいけない扉が開きそうになりながらも、どうにかして、落ち着きを取り戻す。

霊夢:「反省したようだし、許してあげるわ。だけど、次やったら、次は離さないわよ?」と忠告しておく。

まあ、こう言っておけば、また同じ事をすることは無いだろう、と考えてのことだった。

??:「はい...以後、気を付けます」と言う。そして、「はっ!」とした顔をした後に、バツの悪そうな顔で此方を見てくるので、「何?」という顔で見ると目線で後ろを見るように促される。

そして、振り返ると、紫と目が合った。うん?「紫」と目が合う?紫はいつから居た?えっ?どこから見られてた?そんな思考で一杯だった。

霊夢:「ね、ねえ?ど、どこから見てた?」と私は、淡い希望に賭けたものの、

紫:「最初から見てたわよ?彼を連れて来たの私だし...霊夢。貴方、私と喋ったわよね?」と若干、困惑した様子で聞いてくる。確かに会話していた。後のことで記憶から飛んだが...

霊夢:「終わった......もうお終いだ...orz」と絶望する。紫がこんな事を黙っているわけがない。文にでも喋られた日には、人里中、いや、幻想郷中に熱愛報道などと書かれた新聞がばら撒かれる事だろう...

いっそのこと、今から妖怪の山の文の家を襲撃しようかしら?などと考えていると...

??:「紫さん、そこは嘘でも見てないって言ってくださいよ...( ̄∇ ̄;)」と苦笑いする。

「いや、あんたの所為でしょ!どう考えてもあんたが元凶でしょ!!」と心の中で恨み言をぼやく。

??:「あ!そういえば、自己紹介がまだでしたね」と言い出す。

霊夢:「え、今それ言う?」と私が聞くと、

??:「いや、名前で呼んでほしいので」と答えた。「いや、どういう理由よ!」と思いながらも、自己紹介をしていく。

霊夢:「もう知ってるみたいだけど、一応、自己紹介しておくわ」

霊夢:「私の名前は、博麗霊夢。この博麗神社で巫女をやっているわ」と私が自己紹介を終える。

紫:「それじゃあ、私も自己紹介しておこうかしら」と私の隣に紫が出てくる。

紫:「私は、八雲紫。この幻想郷の管理者で一応、妖怪の賢者をしているわ」と自己紹介を終える。

??:「次は、僕の番ですね」と彼がこちらに向き直る。

??:「初めまして。幻想入り?して来ました、零と言います。よろしくお願いします!」

と簡潔に自己紹介をして、こちらに挨拶をする。

霊夢&紫『よろしく(ね)。零』とお互いに今更な挨拶を終える。

色々とあったが、「半分以上が零の所為だが」無事に事態は収束した。そこであることに気付き、紫にそのことを質問する。

霊夢:「ねえ?紫」

紫:「何かしら?霊夢」と紫が聞いてきたので、聞いてみる。

霊夢:「零って、幻想入りしたのよね?」

紫:「え、えぇ...」と答える紫が怪訝そうな表情を浮かべながら答える。

霊夢:「あんた、こんな若い子を拉致ってきたの?」と紫に圧をかけながら、聞く。

紫:「ちょっと!私が子供を攫っている誘拐犯みたいに言わないでくれない!?」と心外そうに言うが、

霊夢:「いや、実際にあんたが連れて来る外来人の約半分が確認も無しで連れて来られてるのよ」と私が言うと、「うっ」という顔をして、扇子で口元を隠す。

紫:「それは、幻想郷の存在を外の世界に漏らさないためであって、決してノリや気分や手違いで連れて来た訳ではないのよ。本当よ?」と言っているが、どこまで本当の事なのか...

霊夢:「どちらにせよ!あんたが、外の世界で言う「誘拐」と「窃盗」を繰り返しているのは、事実でしょ!!」と容赦なく一喝する。正直、日頃の恨みも多少はあったかもしれない。それでもなお、悪あがきをする紫、

紫:「外の世界と幻想郷の常識は違うから~」などと言い出す始末だ。これに、

霊夢:「それ、閻魔様の映姫の前で言える?守矢の二柱の前で同じ事言える?ねえ?どうなのよ?紫...?」と止めの一撃とばかりに言い放つ。

紫:「......」反論の余地なし。自分自身の捲いた種なので可哀想とは思わない。いつも迷惑を掛けられているこちらの身としては、少しは反省してほしい。

零:「ね、ねえ?霊夢?」と後ろからおずおずと声が掛けられる。

霊夢:「何?零」と聞き返すと、何とも後ろめたそうに言った。

零:「え、えっとね。実は、僕を連れて来たのは、紫さんじゃないんだ...」と言った。

霊夢:「え、そうなの?」と思わず、聞き返す。

零:「う、うん。」と答える。

霊夢:「......」どうやら勘違いだったようだ。後ろからの抗議の視線に気まずさを多少は感じる。まあ、結局の所は日頃の行いが疑われる原因なので、仕方ないと割り切る。

霊夢:「あれ?じゃあ、どうやって、零は幻想入りしてきたのよ?」と、ふと思った疑問を口にする。

霊夢:「博麗大結界に誰かが干渉した様な感じはしなかったけど...」

そうなのだ。本来は外から幻想郷に入る場合、博麗大結界に何かしらのアクションを起こすはずなのだ。そして、アクションが起きれば、紫はもちろん、私や紫の式である藍などが気付くのだが、今回に関しては、私には何のアクションも感じられなかった。

霊夢:「まさか、博麗大結界に干渉せずに、直接、幻想郷に入ってきたとか言うんじゃないでしょうね...」

霊夢:「そこんとこどうなの?紫」と聞くと、真面目な顔になる紫。そして、

紫:「分からない...その一言に尽きるわね...」と言った。

霊夢:「......。は?え、何、言ってるの?」先程の発言の意味が理解出来ない。

霊夢:「分からない訳ないじゃない...紫の監視網を突破して、挙句に外から人一人連れて来たっていうの!?」

紫:「そう、なるわね...」と静かに肯定した。

驚愕。そうとしか言い表せない事だ。今の今まで、一度だって、紫が侵入者や外来人を見逃した事は一度もない。

紫:「私のスキマの中にいきなり入ってきたのよ。けど、一人には逃げられちゃたのよね~」

紫:「私の領域を自由自在に逃げ回って、すぐに何処かに逃げちゃったわ...」紫のスキマの中でそこまで動ける人妖なんてそれこそ限られる。でも、

霊夢:「それをする理由がないのよね...」そう。こんな事をする意味も理由もないのだ。

紫:「逃走者の追跡は藍に任せてるわ...でも、この感じだと...」と紫が何か言おうとした時だった。

??:「紫様」と紫の隣にスキマが開いて、中から知った顔の九尾の狐が出てくる。

紫:「ご苦労様、藍。悪いわね、いきなりこんな事を頼んで...」と紫が謝辞を述べると、

藍:「何をおっしゃいますか。紫様を撒く程の侵入者が幻想郷に侵入しているのです。仕方ありません」と

紫へのフォローもしっかりとしているのが、何とも藍らしい。

紫:「それで、侵入者の消息は...?」と紫が尋ねると、藍は顔を顰めながら、

藍:「すみません。取り逃がしてしまいました。申し訳ありません。」と言う。

紫に続き、藍の追跡からも逃れるとは、侵入者はそれほどの手練れだということか。

藍:「それで、紫様。その...」と藍が紫に話しかける。

紫:「何?藍」と聞くと、指を口の前で立てて、「しー」という意思を伝え、尻尾の方を指差す。

霊夢&紫:「あ!」「あららぁ~」と二人で藍が言いたい事の元凶を見る。

零:「zzz~zzz~」と気持ち良さそうに今回の騒動の原因があろうことか、藍の尻尾の中で『寝ている』のだ。

霊夢:「フフフッ❤な~にしてるの~?❤」彼は少々、無責任すぎるのではないか?と思えて仕方ない。

紫:「お、落ち着いて?霊夢。ね?」と、私を宥めようとするが、

霊夢:「藍。そいつをそこに置いて、さっさと離れなさい」と私が言うと、

藍:「嫌だ。と言ったら?」と聞き返してくる藍に、

霊夢:「あんたのその尻尾ごと、そいつをぶっ飛ばす!」とお祓い棒を構える。

藍:「な!?何、物騒なこと言ってるんですか!?」と言いつつも、いつでも戦闘態勢に入れるように構える。

何故、紫も藍も彼の味方をするのか?という思考が、私の怒りを爆発させた。

霊夢:「こっちはね!休息を邪魔されるわ!いきなり抱き着かれるわ!問題事を持ち込むわ!」

霊夢:「その問題事が誰に押し付けられるか!その問題の元凶が話の途中に寝てるって、

どうなのよーーー!!!!」と境内中に響き渡る程の声で叫ぶ。

 

 

 

 

 

数時間後...

疲れ果てた様子の紫と藍の二人は、

紫:「な、何とか...落ち着いた...わね...」と荒い息遣いで言う。それに、

藍:「そ、そう...ですね...」と、同じく乱れた呼吸を整えながら、それに答える。

結局、あの後に、霊夢VS紫の弾幕ごっこが始まり、霊夢は本気で紫を倒しに行ったが、そこは流石、妖怪の賢者と呼ばれるだけはあり、霊夢の攻撃をスキマで無効化し、更に反撃までも同時に行っている。

しかし、霊夢も伊達に博麗の巫女はやっていない。弾幕を放っている紫に向かって、飛んで行く。

全くスキの無い霊夢に、少しばかり押され始められた瞬間、

霊夢:「夢想天生!!」と叫ぶ。霊夢の切り札にして、奥の手である。紫の目にも焦りが見え始める。

紫:「藍!結界で身を守って!早く!!」と言う紫様の言葉に、

藍:「は、はい!」と答える。自分と少年の体が結界内にあることを確認する。その間に、博麗神社全体を覆う程の結界を張る紫様。

紫:「流石にキツイわね...全く、少しは手加減しなさいよ!」というと、

その紫様の背後に霊夢がいきなり現れる。亜空穴。霊夢が使うスキマに似た効果を持った技だ。

だが、霊夢は夢想天生を発動していたはず、そう思い空を見上げると、霊夢の姿はそこにはなかった。

夢想天生は既に解除されていたのだ。そして、解除とほぼ同時に亜空穴で紫様の背後を取ったのだ。

霊夢:「もらった!!」と霊夢が勝利を確信した。その瞬間、

紫:「悪いわね、霊夢。貴方の負けよ」と背後からの弾幕と共にそんな言葉が聞こえ、

私の意識は遠のいていった。

そして、今に至る。零は終始寝ており、起きる気配はない。

気絶した霊夢の治療を紫様がしている間も、寝息一つ変えずに寝ていた。

死んでいるのでは、と思わせる様な深い眠りだった。

藍:「起きてください。話し合わなければいけないことがありますので...」と呼びかける。すると、

零:「ふわぁ~。んん...あれ?僕、寝てた?」と寝ぼけ眼で周りを見渡す。

藍:「はい...おかげで酷い目に会いました...」というと、

零;「あははは...スイマセン」と謝る。溜息を零しそうになりながら、

藍:「私ではなく、紫様に言ってください」というと、少々目線を彷徨わせて、

零:「りょ、了解で~す...アヤマッテオキマス...」と少々、片言ではあるが、了承していた。

そんな時に、治療と戦闘の疲れから休んでいた紫様が襖を開けて入ってきた。そして、私達を見て、

紫:「あら?起きたのね。疲れは取れたかしら?」と聞いた紫様に、

零:「ごめんなさい。その、話の途中で寝てしまって...」と謝る零に

紫:「良いわよ、別に。そんなに謝るようなことでもないし、まあ、少しばかり疲れたけど...」と答える。

零:「僕に出来ることなら、何でもします!」というと、ニッコリと笑顔を浮かべる紫様。

紫:「フフフッ❤あら?そうー。そ~れ~な~ら~」と言う紫を怯える様な目で見る零に、

紫:「少しの間、私の抱き枕になってくれない?」と聞く紫様の言葉に、唖然とする零が、

零:「えっ?い、良いけど...そんなことで良いの?」と聞き返す零、その問いに、

紫:「あらあら?もっと凄い命令の方が良かった~?」と扇で口元を隠しながら問う。その問いに少し黙り、

零:「い、いや...今の命令で良いです」と答える零の後ろからスキマが開き、零を抱きかかえる様にしてスキマの中に引き込む紫様。そして、スキマから顔を出して、

紫:「そういうことで、少し寝て来るわね~藍。霊夢が起きたら呼んで~」と言い寝室に向かっていく。

藍:「はい。了解しました、紫様。」と答え、私は博麗神社の中に入る。

 

 

 

霊夢:「んっ...うっ...!体が、痛い...?...あ!そういえば...」徐々に意識がはっきりしてきた。

霊夢;「そうか...紫に負けたんだったわね...まったく何やってるのかしら...」と一人きりの部屋で呟く。

霊夢:「私もまだまだね。...まあ、紫に勝てると思ってやってないけど!」と言いながら起き上がる。

居間に移動すると、藍がお茶を啜っていた。

藍:「目が覚めましたか。まあ、災難でしたね...」と言ってくる藍に、

霊夢:「全くよ...で、その本人は?後、紫も」と部屋の中にいない二人の所在を聞くと、

藍:「お二人とも寝室です。まあ、零さんが寝れているかは定かではないですが...」と言っていたが、

霊夢:「?どういう意味?」と彼女に尋ねるが、

藍:「まあ、時期に分かりますよ」と意味深なことを言っている。

そして、いきなり立ち上がる藍に、

霊夢:「どこ行くの?」と問うと、わかるだろうと言いたそうな顔でこちらを見て、

藍:「紫様と零さんを起こしてくるんですよ。零さんはどうか知りませんが、紫様は寝たら起きませんから」

と言われてから、紫が寝起きが悪いことを思い出した。

霊夢:「あぁ~。行ってらっしゃい」と言うが、藍はスキマを開くと、

藍:「起きてください!朝ご飯抜きますよ!?」と呼ぶと、いきなりスキマが藍の前に開く。そして、中から、

紫:「わぁ~!ま、待って~藍!?それだけは...!!」と転がり出る様に紫と紫に抱えられた零が出てきた。

紫:「あれ?そういえば...私、朝ご飯食べたわよ?」等とまだ寝ぼけている紫に、

藍:「しっかりしてください!話し合いをなさると言ったのは、紫様でしょう?」と呆れながら言う。

紫:「そ、そうだっけ?そう!思い出したわ!そうだったわね」と苦笑しながら言った。

霊夢:「てか、そこでボロ雑巾みたいになってるそいつはどうしたのよ?」とグッタリしている零を指差す。

紫:「さあ?私の抱き枕になって、起きたらこうなっていたのよ~」と言う紫の言葉に、

零:「色んな意味で疲れた...それに恥ずかしかった...」と若干、顔が赤くなりながら言う零に、

霊夢:「何があったのよ?」と聞くと、視線を彷徨わせながら零が、

零:「えっ!えっと...その、抱き枕にされたら...そのまま覆いかぶさられて...」と言いながら赤面する。

藍:「やっぱり...紫様は、寝相が良くないですからね。大丈夫でしたか?」と聞く藍。

零:「え、ええ。大丈夫です」と答える零に「ごめんなさい」と謝る藍。それを見た紫と零が焦りながら、

紫&零:「藍は悪くないわよ」「藍さんは悪くないですよ」と言った。

藍:「ありがとうございます、零さん。紫様、そう思うのならご自身の行動にもう少し責任を持ってください」と呆れながら言う藍に「あははは......」と笑う紫。

霊夢:「あんた、主人としての威厳が全くないわよ?主従関係が逆転してるわよ?」と聞くと、

紫:「ら、藍は、そんなことしないわよね?ね!」と言いながら、藍に聞く紫。

藍:「そろそろストライキを起こそうかしら...」などと呟く藍に、

紫:「ちょっと!藍!?ジョウダンヨネ?」と仰天しながら聞く紫の声は震えていた。

藍:「零さん、私を雇いませんか?家事でも何でもやりますよ?」と零に提案する藍。それに対して、

零:「え!良いよ!よろしくね、藍さん!」と言う零。哀れなり、妖怪の賢者...

零:「あ!でも、最低限の身の回りの事は自分でやるから、朝御飯とかは自分で作るし」と言う零。だが、それは雇う意味があるのか?と思いながら聞いている霊夢と現実が受け入れられずに思考停止している紫。特に紫は、先程から一言も言葉を発していない。

藍:「そうですか?何処かの誰かさんとは大違いですね」と藍が言うと、横で「グサッ」という音が聞こえた様な気がした。

零:「後、お給料はどれぐらいほしい?出せる分は出すよ?」と言うと、霊夢がこちらを見てくるが無視する。

藍:「いいえ、お気持ちだけで結構です」と断る藍に、零はこう続ける。

零:「お金に関しては、どこぞの大国の国家予算の数十倍はあるから大丈夫だよ?」と言われ、

藍:「い、いえ。そうではなく...こちら側のメリットばかりではないですか?」と言う藍の言葉は正しい。もはや怪しいと思える程にだ。

零:「来てもらうんだから、好条件を揃えるのは当たり前でしょ?」とさも当然の様に言っているが、それが出来る職場は少ないのが現状だ。

零:「じゃあ、美味しい油揚げが報酬で良い?」と聞く零の言葉に藍が反応する。

藍:「そ、そうですね。油揚げだったら、ちょうど良いですね」などと平静を装っているが、

尻尾が全てを物語ってくれている。左右にゆらゆらと嬉しそうに揺れている。ハァ~可愛いわ~❤

さてと、後ろから憎悪の視線を向けている人...いや、妖怪だったわwww...って何笑ってんだよ!

今、それどころじゃないだろ!?と一人でボケツッコミを脳内でやりながら、弁明の言葉を考えていると、

藍:「そこまで考えてくれてるだけで十分ですよ」と優しく言ってくれる藍さん。

そこに割って入ってきた紫さんが大声で叫ぶ。

紫:「藍は私の式なんだから~~~!!誰にも譲らないし!私は藍じゃないとダメなのーーー!!」と叫ぶ紫さん。

藍:「紫様...」そんな紫さんの言葉に思いがけずに動揺している藍さん。「やっぱり、大切なんじゃん」と思いながら、藍さんに

零:「フフフッ...大切にされていますね藍さん?」と問いかけると、藍さんは嬉しそうに

藍:「そういうところがあるから、一人に出来ないんですよ...紫様」と言いながら微笑む藍さん。

零:「ということなので!良かったですね?紫さん?これからはもっと行動で示した方が良いと思いますよ?」と紫さんに言うと、若干涙目の紫さんが

紫:「分かってるわよ!これまで以上に大切にする!!」と言いているので、大丈夫そうだ。

さてと、心温まる光景が見れたのだが、僕は一つの大きな問題を忘れていた。そう、自分が住む場所がないということだ。完全に盲点だったわwwwと心の中で笑いながら考える。

零:「僕って、どこに住めば良いですか?」と隣で藍さんと紫さんの事を見ていた霊夢に聞く。

霊夢:「ここに住めば良いわよ」とあっさりと言う霊夢の方を驚きつつ見る。

霊夢:「何よ?」と聞かれたので、

零:「い、いや。嫌がられると思ってたから...」と言う。

実際に、いきなり抱き着くような奴を家に泊めようとは思わないだろう。

霊夢:「私のただの勘だけど、あんたわざと紫が本音を言う様に促したでしょ?」と言われる。どうやら霊夢には、バレていた様だ...流石の直感だ。

零:「あちゃ~( ̄∇ ̄;)...バレてたか~」

霊夢:「当たり前でしょ...あそこまで煽ればそうでしょうね」と言う霊夢。

霊夢:「あんたは少なからず、誰かの事を思いやれる奴だと判断したまでよ」

霊夢:「それに、外来人は博麗神社で面倒を見ることになってるからね」と言う霊夢。

零:「そっか...ありがとう、霊夢」と小声でお礼を口にする。恥ずかしくて、面と向かって言うのはちょっと無理だけどね?と心の中で思っている零に対して、

霊夢:「ッ!?~~~~~!!!!❤❤❤」零の小声のお礼が聞こえてしまい、無言で悶えていた。

それには気づかずに、ニコニコしている零と恥ずかしさで顔が真っ赤の霊夢の二人を見て、藍と紫は「この二人は、お似合いだな~」と思いながら見ていたとか。

 

 

 

 

 

霊夢:「ねえ、紫?零の能力って何?」と、いつもなら初めに聞く質問を今更聞く。

紫:「そういえば、私も見てなかったわね...」と言う紫。

霊夢:「いや、何やってるのよ...ちゃんと確認しなさいよ」と呆れながら言う。

紫:「はいはい。今、確認するわよ...って、あれ?」と怪訝な顔をする。そして、スキマを開けたり閉めたりし始める。いや、何やってるのよ?遂にボケッ「何?」...心の中の言葉に反応するんじゃないわよ...と思っていると、紫が困った様な顔をしながら、こう言った。

紫:「え、えっとね...分からないわ」と言った。

霊夢:「何?今度は能力を見るのを妨害されてるとか言わないわよね?」と訝しんでいると、

紫:「そうじゃなくて...スキマは開いたんだけど...能力に霧が掛かった様になってるのよ」

霊夢:「それで見えないと...」

紫:「そういうこと」と肯定する紫。

霊夢:「今日は、厄日か何かかしら?...」と周りに聞くと、

零:「そうでもないかもよ...」と言う零に

霊夢:「どういうこと?あんたが知ってるとでも言うの?」

零:「知ってるよ?逆に知らないと思ったの?」と霊夢に聞く。

霊夢:「普通、外来人は自分の能力を知らないものだからね」

零:「ふ~ん。そうなんだ...じゃあ、『普通』じゃないのかもねwww」

笑って言っているが、とんでもないことだ。

零:「えっとね、僕の能力はね...」

 




第一話どうでしたでしょうか?
面白い!(・∀・)イイネ!!と思った方は、これからもどうぞゆっくり読んでいってください!
他にも、こうした方が良いよ!ここの文字間違ってるよ!等々、コメントして頂ければ、
出来る限りは修正・改善していきたいと思います。
第二話も早めに投稿しようと思っています。不定期ですが少しばかり待っていてください!
では、次回“東方追及録”第二話「能力と弾幕ごっこ」お楽しみに!
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