幻想郷にはそれを取り巻く二つの結界、博麗大結界と幻と実体の境界がある。博麗大結界は常識と非常識を隔て、妖怪を守り、幻と実体の境界は外の世界で忘れ去られた、否定されたものを幻想郷に入りやすくし幻想郷を成り立たせる役目がある。しかし、ある日突然、この2つが原因不明の崩壊を起こした。
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~博麗神社~
時は少し遡り崩壊するおよそ5分前、霊夢はお茶を啜っていた。
霊夢「平和ねぇ。いつまでもこの平和が続くと良いけど。」
閑古鳥が鳴くこの神社は妖怪が多くたむろするせいで参拝客が少なく、妖怪もいない日には霊夢はいつも茶を啜るか飯を食うか掃除するか寝るかをしている。
霊夢「そういやもうあのアビリティカードやらはもう使ってる奴見ないわねぇ。」
そんな平和なことを思っていた矢先、その時は来た。崩壊だ。
霊夢「あら、急に景色が変わったわ!?というかこの破片は,,,博麗大結界の一部じゃないの!?」
慌てる霊夢の前に紫がスキマを開けてやってきた。
紫「霊夢!大異変よ!」
霊夢「わかってるわよ!崩壊よね!」
紫「そうよ。」
霊夢「急に冷静になっちゃって,,,こんなになったらあんたらは大丈夫かしら?」
紫「えぇ、応急処置として神には一時的に信仰を増やしてこっちでの力と同じ力が出るように、妖怪達にも認知度の境界を弄って同じようにしたわ。」
霊夢「そんなことできるならなんで最初からしないのよ。」
紫「ふふふ、これは最近修行して得たのよ。あとパワーバランスもあるし。」
霊夢「ところで被害は出てるかしら。」
紫「えぇ、沢山ね。まず、橙が行方不明、次にあんたが関わってきた能力持ちの子達がほぼ全員外の世界に散らばった、それに伴い紅魔館とか魔法の森とかの場所も結構散らばったわね。おかげでここら辺が平地になったわ。」
霊夢「ほぼということは,,,」
紫「ええ、例外もいるわ。確認されてるところだと、私と藍、霊夢に魔理沙ね。あと何故か地底と冥界、畜生界に地獄、彼岸、月で場所は無くてもあんたが関わってきた能力持ちの子達が散ったわ。まぁ月は綿月姉妹だけだし、もう豊姫の能力で帰ってるわ。」
霊夢「はぁ。」
紫「そこであなたと魔理沙には私がさっき開発した、『幻想郷直行スキマ』を使ってあの子達と場所を戻して欲しいの。」
霊夢「あんたらはなにすんの?」
紫「私たちは2つの結界を何とかして直すわ。」
霊夢「わかったわ。じゃあ、魔理沙をスキマで連れ出して。」
紫「了解。」
紫はスキマに手を突っ込み、魔理沙を取り出した。
魔理沙「うわ紫!これはどう言うことなんだぜ!?」
霊夢「私から説明するわ。」
少女説明中,,,
魔理沙「なるほど。わかったんだぜ。私も協力する。」
紫「有り難うね。それじゃあ、言ってらっしゃい。」
魔理沙「おう!」
霊夢「頑張るわ。」
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~???~
??「不味いわ。どうしようかしら,,,」
さあ次回から異変解決開始です。