二大結界崩壊による少女分散異変解決物語   作:架空柿

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のーこめ


最終回 ようやく訪れた平和

 霊夢と魔理沙は縁側でお茶を啜っていた。

霊夢「平和ねぇ。」

魔理沙「そうだな。これを見てまさか昨日1,2週間前までは土地とか住人が行方不明になってたとは思えないよな。」

 二人は解決した異変について語っていた。

霊夢「ま、そうね。そういや、あの商売の神は何してんのよ?」

魔理沙「あいつか?あいつは今異変に巻き込んだ謝罪の品としてカードを配ってる(らされてる)らしいぞ。」

霊夢「ま、そうよね。」

 二人が雑談してるとスキマが開き、天弓千亦が現れた。

千亦「先日は申し訳ございませんでした。特に御二方へは多大なる迷惑をかけました。これはその謝罪の品です。」

 千亦は二人に『不死鳥の尾』を渡した。

霊夢「このカードの流通を増やしていいの?」

千亦「ご心配なく、他の方には別のカードを渡してるので。」

 千亦はスキマに入り、何処かへと去った。

霊夢「ふーん、これをねぇ。」

魔理沙「まあ私はもう集めてるけどな。」

霊夢「ふーん、ま、私も既に一枚持ってるけどね。」

 霊夢は戸棚にカードを仕舞い、魔理沙は帽子に仕舞った。

霊夢「そういえばさ、この『スマホ』てどうするのかしら。」

魔理沙「あ、確かに、私もまだ持ってるぜ。」

 またスキマが開き、今度は紫があらわれた。

紫「あら、私としたことにそれの回収を忘れてたわ。まあ持ってても幻想郷では使えないし、そもそも使う場面が無いのよね。ま、回収しちゃうわ。」

 霊夢と魔理沙は紫にスマホを渡した。

紫「あ、そうそう。霊夢、大結界張るから手伝って頂戴。」

 紫がそう言うと、大勢の多種多様な妖怪が集まってきた。

霊夢「はあ、龍神に許しを乞うのよね?分かったわよ。やればいいんでしょ?」

 霊夢はお祓い棒を持ち、左右に振りながら呪文を唱え始めた。それと共に妖怪達は祈りを捧げた。

〜数分後〜

霊夢「よし、張れたわ。」

 博麗大結界が再展開され、妖怪達は感謝を述べ、去った。

魔理沙「……あ!」

霊夢「どうしたのよ。」

魔理沙「映姫どうする!?」

紫「大丈夫よ。もう既に帰してあるわ。」

魔理沙「はあどきどきする。」

 紫はスキマに入り、何処かへと去った。その時入れ替わるように阿求が来た。

阿求「霊夢さんた魔理沙さんこんにちは。」

霊夢「あら、どうしたのよ。まあ、あの異変のことでしょうけど。」

阿求「そうですね。今日はその異変の事について聞きに来ました。」

魔理沙「良いぜ。答えてやる。」

 こうして、『幻想郷縁起』には新たに『分散異変』の事の顛末の事について書かれた。

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 幻想郷にはそれを取り巻く二つの結界、博麗大結界と幻と実体の境界がある。博麗大結界は常識と非常識を隔て、妖怪を守り、幻と実体の境界は外の世界で忘れ去られた、否定されたものを幻想郷に入りやすくし幻想郷を成り立たせる役目がある。そして、その結界は異変を終え、新しい結界に張り替えられ、これからも幻想郷を守っていくだろう。

〜終〜




これにて、『二大結界崩壊による少女分散異変解決物語』は終了です。最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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