ぶくぶく茶釜が復活す   作:タイタンの掟

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 前回、ぶくぶく茶釜さんが、ナザリックで喪われ、色々あってナザリック玉座の間で復活するお話を書きました。シャルティアが好みなので、アインズ様がシャルティアを殺さない未来を描くことと、鈴木悟という人間の残滓が世界に及ぼす影響拡大から、この物語は始まっています。

 今回も、イチャイチャする骨格標本とピンクの粘体の二人を描きながら、原作と異なるif展開となる、アインズ君ハーレムルートを描きます。

 前回が1巻から3巻、アニメⅠ期のif展開でしたので、今回はアニメⅡ期の王都編となります。

 原作:オーバーロード
タグ:R-15 残酷な描写 アンチ・ヘイト オリジナル展開 オリジナル展開 独自設定 キャラ崩壊? 短編集 ご都合主義


ぶくぶく茶釜のラブラブライフ?

 

<ぶくぶく茶釜>

 

 

 

 ナザリックの第九階層には、劇場とかを含めて、色々とリゾート施設を仲間たちは悪乗りして造っていた。その中の一つには、スパリゾートがあり、至高の御方、私が好きな男でもある、アインズ君(悟君)と私は、ナザリックのスパリゾートで、おおきな湯船につかっていた。

 

「日本人って、お風呂が好きですよね」

 

「そうね。アインズ君(悟君)、痒いところとか無い、湯加減とか大丈夫かな」

 

 ピンク色の粘体が、粘体スライムの特性を活かすようにして、骨格を包むように洗っている。声優だった私は、病気で声を喪って、借金の返済もあって、助けてくれた人を交通事故で亡くしてしまい、生きることに絶望した私は、自殺することを選んでしまった。最期に好きな男がいるユグドラシルにログインして、大切な思い出の場所で、リアルな私は死ぬことを選んだ。

 

 

 玉座の間で、復活した私は、当初、記憶が混乱していた。

 

 

 

 好きな男アインズ君(悟君)が居る、ユグドラシルで死を選んだ、私にとって、異世界で復活できて彼アインズ君(悟君)と一緒に生きていける世界というのは、とっても愉しくて、今の生活を色々と愉しんでいた。

 

「生きてて、ん。復活できて、良かった。ありがとうね、アインズ君悟君」

 

「どういたしまして、本当に癒されます、日本人が風呂好きなのは、魂に刻まれているんですね」

 

「ほんと、ピンク色の粘体(すらいむ)が、お風呂好きって、どうよって思うけどね」

 

「可愛いと思いますよ、ぶくぶく茶釜さん」

 

「こらこら、年上を揶揄うんじゃない」

 

「そんなことないです。相変わらず、気にしてますね」

 

「仕方ないでしょ、最初に会った時、貴方はローティーンなのに、私は20代なのよ」

 

「オフ会で会ったとき、綺麗だなぁって、見惚れてたんです」

 

 ピンク色の粘体が、赤色に染まっていく。

 

「こらこら、嬉しくなるけど、動けなくなるから、手加減なさい」

 

「え、手加減って、どうすれば」

 

「今は、私が、貴方を、私の身体粘体で、洗ってるんだから、そっちが真っ赤になってよ」

 

「恥ずかしいんですか」

 

「もともと私に、露出する性癖は、無いわよ」

 

「ぶくぶく茶釜さんは、人の形もとれましたよね、りあると同じ造形にして」

 

「そうよ、本当は、普段はピンク色の粘体(すらいむ)、その実態は、って感じでロールしたかったけど、できなかったのよ」

 

 当初予定では、魔女っ娘モノとかもできるかなって、ロールしてたんだけどねぇ。そういえば、悟君オジサマバージョンも、造ったんだけどなぁ。そっちは、もっと、ダメだったしなぁ。

 

「そうですね、倫理規定にかかりましたから、ピンクの粘体から人形に転換するのは」

 

 粘体という異形種は、装備に制限があるので、全身鎧とかが装備できない、肉体そのものが凶器でもあるので、実質として粘体の状態でいることが多い。つまりは、普段から服を着けていない異形種なので、設定上は素っ裸ということになる。結果として、ユグドラシル内で人の形をとったら、倫理規定にかかってしまうことになる。転移先の世界では倫理規定は無いから、人の形をとることは可能だし、粘体(スライム)の体内に服を入れておけば、着替えることも可能というのも確認できた。

 

 スパリゾートのお湯っていうのは、癒されるというか、本当に日本人は風呂が好きなんだなぁって実感できる。困ったことに、ピンク色の肉棒である、私の姿形だと、基本形が素っ裸なのだ、アインズ君悟君に同化するように、姿形がピンク色にトッピングされた、骨格標本になるんだから、シュールな絵に見えるのも、ちょっと楽しかったりする。同化している状態で、食事すると、アインズ君(悟君)に食べさせてもらっている感じも愉しくて、味覚とかがアインズ君(悟君)にも伝わるようで、私との同化して食事を楽しんでいた。

 

「気持ち良いです、ぶくぶく茶釜さん、粘体スライム風呂って、こんなに良いんだって初めて知りました」

 

「ありがと、アインズ君悟君。この役は、誰かにあげるのは嫌だなぁ」

 

 シュールな雰囲気と姿ではあるが、粘体(すらいむ)の身体といっても、私自身の身体ではあるので、アインズ君(悟君)の身体に触れている感覚が凄くて、恥ずかしいくらいに茹っているのが、良く分かる。だけど、アインズ君(悟君)の方は気持ち良いだけなのか、かなり不公平感があるなぁ。粘体(すらいむ)は、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、を感覚代行する器官を使って、体表面全体で感じられるので、アインズ君(悟君)に触れているだけで、感覚器官が茹で上がるのだ。

 

「じゃぁ、俺が一人で風呂に入る時は、付き合ってくださいね、ぶくぶく茶釜さん」

 

「わかった、付き合うよ、アインズ君悟君」

 

 明日からは、王都への旅に出るから、今日だけなんだけどね。

 

「明日は王都に立つんでしたね」

 

「えぇ、王都での護衛はセバスにソリュシャン、ナザリックからは、シャルティアとマーレが参加、八刃アサシン達にハンゾウ達、あたしが呼び出したフウマ達も一緒で、メイド達も六人って、そんなに連れ出して大丈夫かな」

 

 フレンドリーファイアが有効になったことで、殆どの課金トラップを解除し、ナザリックの財政事情は、大きく好転していて、資金の蓄積量は、かなりの余裕が生じている。源次郎さんと音改さんには、感謝である。ナザリック商会は、今すぐに黒字とする必要はないが、資金獲得の目途はつけておく必要がある。

 

 ただ、ナザリックの防衛面が、低下しているので、アインズ君(悟君)がデスナイト等を召喚して、ナザリックおよび偽装ナザリックの警戒にあたっている。アインズ君(悟君)がボケっとマネーでハンゾウを召喚し、私がポケットマネーでフウマを召喚した、どちらもかなりの高レベルで不可視系のモンスターなので、影護衛として連れている。

 

「ぶくぶく茶釜さんは、結構というかとっても、無茶をするから心配なんです」

 

「おい。私は、前衛タンク役なんだよ、無茶するのが仕事じゃないか」

 

「お、れ、が、嫌なんです。護られてください」

 

「こっちに来てから、過保護になってない、アインズ君(悟君)」

 

「すみません、シャルティアとの手合わせを見て、本当にぶくぶく茶釜さんに甘えていたんだって、実感したんです」

 

 あれかぁ、シャルティアと摸擬戦で、開始1分でシャルティアを封殺した。死角の無い、粘体(すらいむ)の感覚器官は、長距離では鈍くというか、ほとんど認識できない。私の場合だと、最大でも10mくらいが、戦闘可能範囲ということになる。ただ、10m範囲内だと、シャルティア達なら、まだまだ封殺できるわね。前衛タンク役として、ヘイト管理や指揮戦闘をやって、戦い続けた経験は、ここでも活かせそうで良かった。ぷにっと萌さんと同じ、両盾仕様だけど、私のは小型盾を使った、ヘロヘロさんと同じモンク仕様。防御に極振りしたステータスに、パリィやカウンターを主体としたスキルで構成された、ガチ戦闘職である。

 

「そんなこと無いよ、アインズ君(悟君)の前衛は、一番戦い易かったもの」

 

「モモンで前衛をやってみて、大変だったの、アインズ君(悟君)」

 

「はい。でも、相手が弱いので、対応できていますが、相手が強くなると、前衛は難しいですね」

 

「こらこら、アインズ君(悟君)の方が、よっぽど無茶してるよ、後方支援職のアインズ君(悟君)」

 

「わかってます、ガチ戦闘では、よろしくお願いします」

 

「了解、アインズ君(悟君)」

 

「「ははは」」

 

 どちらからともなく、笑い声となって、スパに響いていった。

 

 

 

 私が提案したのは、この世界の商材を使った、ビジネス取引での金儲けである。第六階層に住まう、ドリアード達が育てている、果樹を先行してギルドに持ち込んで販売すると、一樽で金貨百枚となった。偽装ナザリックでドリアード達に薬樹を育てて貰い、貴重な商材として確保し、アインズ君(悟君)のペット(ハムスケ)に手伝って貰って、希少薬草の採取を進める。さらには、トブの大森林から調達した木材、ここらへんを交易商材として、エ・ランテルや王都で販売しようという計画である。アウラとマーレには、第六階層と偽装ナザリックで働いてもらって、木材調達については、伐採だけでなく植樹も進める形で、大森林の維持管理も担当してもらっている。

 

 エ・ランテルでは、リージー・バレアレの店を借り受けてナザリック商会を立ち上げ、リージーが研究でカルネ村に移住したので、代理としてユリを店主として、ナザリックのメイド達4人が働く薬樹商店として改装した。ナザリック商会長には、アインズ・ウール・ゴウン様に就いてもらって、世情に疎い、アインズ様は、トブの大森林の中で、魔法の研究をしているとした。トブの大森林で迷っていた、モモンとナーベを助けたことで、知己を得て、人里に出たところで、カルネ村の事件に遭遇した。

 

 セバスとソリュシャンは、囮役として王都で情報収集をしていたそうだが、囮にかかる相手が居なかったので、どうせなら商会の店を、王都にも造ろうということになったのである。商会全体の運営は、アルベドとパンドラズ・アクターに手伝って貰って、私自身は、商会代表アインズ君の愛人(正妻がアルベド)という形を取る。ソリュシャンは、正妻(アルベド)の娘ということで、私の手伝いに入ってもらうこととなった。シャルティアは、まだワールドアイテム”傾城傾国”による精神支配が完全には解除されていないため、金髪翆眼に変装して、モモンの妻という形で、エ・ランテルの店に、護衛として入ってもらった。

 

 エ・ランテルの店については、リージーの店を再開する形をとり、薬樹は素材として、カルネ村に運び込み、加工した形で出荷する。このため、カルネ村にリージーを訪ねて、生産・販売の契約を含めて、カルネ村の状況を把握する。

 

「エ・ランテルについては、商会の設置は、規模が大きくなければ、大丈夫だと思うよ、アインズ君(悟君)」

 

「リージーの店は、元々エ・ランテル随一の薬師だから、受け入れて貰えるということか」

 

「うん。モモンの恩人という形で、アインズ・ウール・ゴウンを紹介して、地盤を造れば、そんなに問題は起きないでしょ」

 

「問題は、王都ですか、ぶくぶく茶釜さん」

 

「セバスの報告書からすると、The・腐敗都市って感じだから、面倒事が起きるでしょうね」

 

「止めますか、エ・ランテルだけで、良いんじゃないですか」

 

「前衛タンク役としては、王都の腐り具合を含めて、確認したいわね」

 

「俺も、漆黒のモモンとしてナーベと一緒に、王都に行きますけど、無茶しないで下さいね」

 

「うん。だけど、破格というか、過剰戦力だと思うけど、良いのかな」

 

 ナザリック商会は、私が個人的に活動したいというか、外に出たいという思いからの行動でもあるので、護衛とか最小限で良いといったのだけど、アインズ君(悟君)やアルベドは聞いてくれなかったし、シャルティアは離れる気はありませんだし、アウラとマーレは一緒に行きたいって言ってくるので、困ってしまった。

 

 シャルティアは、ワールドアイテム“傾城傾国”による精神支配の影響が抜けず、時折、待機状態になるということで、私の管理となっている。エロ弟の娘だから、姪っ子になるか、可愛いから好きなのよね、シャルティア。私の復活には、アインズ君(悟君)が、シャルティアの精神支配解除を、<星に願いを>を使って解除しようとして、未来にPVPでアインズ君(悟君)に殺されたシャルティアと一緒に、私の魂が呼び出されたためらしいが、私にはその間の記憶は無い。

 

「ぶくぶく茶釜さんの護衛ですから、ハンゾウやシャドウ・デーモンも配置させていますし、アルベドも許可してくれましたよ」

 

 アルベドは、ナザリックの守護者統括、ナザリック商会代表(アインズ・ウール・ゴウン)の正妻として、商会の総務全般に対応してもらっている。設定テキストが、そのまま一般能力になっていることもあるが、本当にできる女だ。至高の御方が、愛人設定というのを嫌がったが、私が頼み込んだ。ナザリックの維持管理は、彼女でないと無理なので、私がお願いした。ちょっと手伝ってみたが、死んでしまうくらいに、事務処理の決済量が多いのだ、無理ったら無理っと言って頼んだ。

 

 アルベドは、私の身体をデータ化して造形した、エロ莫迦設定魔のタブラ・スマラグディナの好みであり、私(童顔)ではない容姿を含めて、エロ莫迦設定魔の好みとなっている。私としては、エロ莫迦とアインズ君(悟君)の好みが酷似していると、つくづく実感してしまう。まぁ、エロ弟とも、アインズ君(悟君)が酷似しているところは、気づかないことにしてあげよう。(笑)

 

 アインズ君(悟君)自身は、アルベドの設定を書き換えてしまったことを、最後まで気にしていた。記憶に無かった私は、エロ莫迦から救ってくれたヒーロー(モモンガ様)に惚れた御姫様(アルベド)ということで、お姫様(アルベド)を送り出してヒーロー(モモンガ様)とくっつけたそうだ。良い仕事してるよ、記憶に無い、私。

 

 復活した後で、上手くいったらしい、アルベドからの感謝と惚気には、引いてしまう部分も多かったが、しばらくアインズ君(悟君)が、私のところに夜来ることは無かった。まぁ、りあるが死んでしまった生命力で、動きの鈍いピンク色の粘体(すらいむ)な私が、枯渇寸前の生命力回復中という状況で、好きな男とはいえ、夜に来られても困るので、とっても助かったのは内緒だ。

 

 シャルティアは、色々と文句を言っていたが、肉体言語(どつきあい)で愛し合ったんだから、少しくらい許してあげなさいって諭した。これで、納得するシャルティアは、やまいこさん以上に脳筋なのかもしれない。

 

 シャルティア・ブラッドフォールン。守護者最強の女、トゥルー・ヴァンパイア(真祖)であり、ナザリックの第一階層、第二階層、第三階層守護者でもある。今は、精神支配継続中ということもあって、階層守護はマーレとコキュートスに代行してもらい、英雄モモンの妻という役と、私の専属護衛を担って貰っている。私への忠誠が凄すぎて、アウラやマーレから嫉まれたりしているが、アウラとマーレの喧嘩に仲裁として入ることで、アウラやマーレと上手く話せるようになったので、シャルティアには感謝している。

 

「えっと、向こうで、セバスと交代よね」

 

「何日かは、俺も王都に滞在しますから、一緒ですよ」

 

 ん。ちょっと興奮してないか、アインズ君(悟君)。ちょっと考え事をしながら、相手をしていたので、アインズ君悟君の機嫌が、斜めに傾いている。

 

「え、えっとさ。マーレ達も一緒だし、アインズ君(悟君)、ちょっと落ち着いてね」

 

 お湯の中で逃げようとするピンク色の粘体を、アインズ君が追いかけて抱くようにして、粘体の私を捕まえてしまう。

 

「大丈夫ですよ、子供達の前では、あんまり・・・・しませんから。素直な、ぶくぶく茶釜さんであれば、ね」

 

 脅すような言葉に、私のピンクの身体が、赤く染まるように、茹で上がりそうだ。

 

「あ、アインズ君(悟君)」

 

「王都は、あまり良い所ではなさそうですが、初めてのデートですね、ぶくぶく茶釜さん」

 

 私を弄るように、追撃をしてくる、見つめあう姿と形は、骨格標本とピンク色の肉棒なんだが、状況はきわめてシリアスな恋愛モノである。シリアス部分に、私の心が、無理無理って、悲鳴をあげている。

 

「茹で上がっちゃうよ、アインズ君(悟君)」

 

 そういって、アインズ君(悟君)に抱きついた、あんまし見られたくないという意味では、いっそのこと抱きついてしまった方が見られなくて良い。ただまぁ抱きついてしまうと、アインズ君(悟君)感触そのもので、私は茹で上がって動けなくなるので、アインズ君(悟君)の腕の中で、恥ずかしがっているピンクの肉棒という、シュールな姿になる。

 

 最近、これはこれでアリか、という感じで、私のお気に入りとなっている。

 

「ねぇ、ぶくぶく茶釜さん、俺に遠慮してたりはしてないですよね」

 

 耳元で、呟くようにアインズ君(悟君)に告げられる、私自身の奥深くがゾクゾクする感じは、私のピンクが朱に染まるのを止められなくなっていた。

 

「大丈夫。けどあんまり、愛され過ぎると、死んじゃいそうだよアインズ君悟君」

 

「ほんとですか」

 

「だって、年上の姉さん女房って、余裕な奥さん予定だったのに、アインズ君悟君ってば、ナザリックの絶対支配者ロール上手いし、カッコいいし、さっきみたいに甘えられると、私の方がわけわかんなくなるもん」

 

「可愛いですね、ブクブク茶釜さん」

 

 ペア・ワールドエネミーのドロップアイテム、ペアリングの効果は流石に絶大で、転移後の世界だと、場所に関係なく、愛し合うことが可能となっていた。アインズ君悟君が、私の首筋を舐めたいって感じで、私に触れると、そのまま舐められた感触は私自身に、首筋を舐められた形で伝わる。私自身の感覚器官そのものへの直結感覚は、刺激が強すぎて未だに慣れない。アインズ君悟君も同じみたいで、私が同化してたいりすると、無いハズの内臓器官を弄られている感触まであるらしい。一度、同化したまま、ナザリックで私が食事すると、味とかがアインズ君悟君にも伝わるみたいで、ナザリックの美味しい食事を二人で愉しむというのも面白かった。周囲的な話をメイド達に訊くと、アインズ君至高なる御方の中で、アインズ君至高なる御方に食べさせて貰っている、私の姿がキュートなのだそうだ、異世界は広い。

 

「こらこら、年上のフリしたい、お姉さんを、あんまし弄るんじゃない。

 最初に逢った時は、まだローティーンだったんだぞ、アインズ君(悟君)。

 当時のこっちは、20代に入ってたのに」

 

「ぶくぶく茶釜さんには、憧れてたから、俺は、あんまり気にしてなかったですよ」

 

「アインズ君悟君、そういう処だぞ、そういう」

 

「え、何ですか」

 

「相手が、喜んじゃって、言って欲しいって、言葉を素直に言ってくれたりするから、惚れちゃうんだ。最初の頃、結構、大変だったんだから」

 

 なんで、私の姿形が、結果的に皆から失敗って言われながら、ピンク色の肉棒になったと思ってる。色々と大変になるからなんだよ。ピンク色の肉棒だと、絵的にシュールになるし、冗談にするために、骨格標本って言って、アインズ君(悟君)の体内に飛び込んだりできたから、誤魔化せたんだぞ。

 

「えぇッ、、、それって、俺に」

 

「結果的に、男性陣には嫉妬されてたのは、愛嬌だよね。誰も、モモンガ(鈴木悟)に、教えなかったみたいだけど」

 

「えぇぇッッ、そんなことあったんですか」

 

 ローティーンで社会人だったアインズ君(悟君)は、必死で頑張っていて、ユグドラシルでプレイヤとして育っていくのを見ているのは、擦れた社会人プレイヤが多かった、アインズ・ウール・ゴウンでは、みんなが癒されている感じだった。女の子達で話すと、アインズ君(悟君)のことが多かった、ギルド長に選出された時は、女の子三人で祝杯をあげたんだった。

 

 ユグドラシルで御法度だった色恋沙汰が、ペア・ワールドエネミーのアップデートで崩壊すると運営から通知された時は、ガッツポーズだった。ペア・ワールドエネミーのドロップアイテムは、光と闇のペアリング、恋人同士の倫理規定を解除する、究極のアイテムだったのだよ。

 

「俺は、ぶくぶく茶釜玲子さんは、ウルベルトさんが好みだと思ってました」

 

「ウルベルトさんか、悪役ロールは嫌いじゃないし、タッチさんの奥さんに一途なとこは可愛いって感じだからねぇ、安心できたんだよね。それに、タッチさんと喧嘩してたけど、本質は一緒だよ、あの二人」

 

「本質は一緒って」

 

「どっちもギルドの為にって想いが強く、ギルドという組織を活性化させるのに、互いの意見を言い合う形をとってた。ギルドの発展が目的で、方向性が逆になるだけで、やってることは同じなのよ」

 

「そうですね、んー、でも」

 

「何、どうしたの」

 

 私が、ピンク色の粘体で上目?使いに、アインズ君(悟君)を見てると。

 

「俺のことばかり言ってますけど、ブクブク茶釜さんも、まったく自覚無いですよ」

 

「へッ」

 

「人形になってください、ぶくぶく茶釜さん、我慢できないのでここで愛します」

 

「え、えっと、アインズ君(悟君)」

 

 逃げ道は、、、視線が泳ぐ

 

「逃げないですよね、年上で大人な、女の人なんですから」

 

 何故に判った、こっちはピンク色の粘体だぞ。こ、降参。同化していたピンク色の粘体が、骨格標本から離れていくにつれて、アインズ君(悟君)に抱き着いたまま、私の身体を人形へと調えていく。身体的に人形は、リアルな私自身の身体にぴったり合わせて構築したから、リアル私自身だったりする。

 

「手加減は、してね、アインズ君(悟君)」

 

「大丈夫、朝までは、時間があります」

 

 

 

 朝までかぁッ。

 

 

 

 そのまま、スパリゾートで愛されて、第九階層のスパリゾートからだと、運ばれる先はアインズ君(悟君)の自室なので、本気の朝までコースとして、愛されてしまった。ちょっとは手加減してくれると良いのだが、手加減すると私の方が積極的になってしまうらしく、手加減できないと言われた。まぁ、朝まで翻弄されるように愛されて、出立は寝坊助状態でアインズ君(悟君)には、漆黒のモモンという姿で、ピンク色の粘体として運ばれて、馬車の中で眠ってしまうというシュールなコースとなる。

 

 




 ラブラブで甘々?な、ぶくぶく茶釜とアインズ様をようやく、書けました。ナザリックのスパで、スライム風呂に入るアインズ様からの転用です。このピンクの粘体が、骨格標本に絡むシーンが、書きたかったんです。
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