ぶくぶく茶釜が復活す 作:タイタンの掟
原作:オーバーロード
タグ:R-15 残酷な描写 アンチ・ヘイト オリジナル展開,独自設定,キャラ崩壊?,短編集,ご都合主義
<守護者統括アルベド>
タオルと洗面器を持って、
「看病してくれると嬉しいなだそうです、
「そうか、判った。頼む」
二人で部屋に入り、しばらく、
「アルベド、何か、不満があるのか」
「え。」
「アルベドの様子は、少し気になっていた。何も言わないし、聞いても大丈夫としか言って貰えないから、どうしていいか判らない、不甲斐ない主人だ。教えてくれないか、わたしは、どうすれば良いのか、本当にわからないんだ」
モモンガ様の言葉に、わたしは決意した。モモンガ様の前に跪いて、平身低頭でお願いを申し上げる。
「あ、あの、不敬とは思いますが、二人の時、モモンガ様とお呼びしてもよろしいですか」
「え。」
「
「えぇッ、あれは」
「
「あ、アルベド」
「後、モモンガ様。わたしは、守護者統括として、その責務を果たせているでしょうか、モモンガ様」
「アルベドよ。そなたが居なければ、このナザリックは滅びる、お前が存在し守護者統括として責務を果たしていることで、ナザリックは維持できているのだ。お前の代わりは居ない」
「ありがとうございます。本当に、ありがとうございます」
これでもう、思い残すことはない、わたしは守護者統括アルベドとして、このナザリックで生きていける。ただ、愛する方を目の前にすると、わたしの淫魔としての
「ありがとうございます、モモンガ様、これでアルベドは、守護者統括として、モモンガ様の愛するナザリックにお仕えできます」
そういって、わたしは、部屋を出ようとすると、モモンガ様に腕を捕まれて、そのまま抱き寄せてしまわれた。
「嫌だ」
え、嫌だって、
「モモンガ様???」
「わたしは、タブラさんを少しは知っている、理想の女性を求めて、最終的に自分の嫁を、自分の手で創り上げようと、アルベドを創った」
「はい」
「アルベドのスタイルは、ぶくぶく茶釜さんの人形をモデルとして、声優として公式に報告されているデータに合わせて創られているから、ぶくぶく茶釜さんより、バストが2センチ、ウェストが1センチ短いそうだ。タブラさんが最期に話していた。多分、ぶくぶく茶釜さんのデータを、りあるの世界で、実際に測ったのだと思う
「りあるの世界、ですか」
「1レベルでも無いか、弱いわたし達は、生きるだけで精一杯だったけど、タブラさんは結構レベルが高くて、普通に生きていた」
「そうだったのですか」
「俺が、アルベドを書き換えるのですか、って訊いたら」
「いや、一歩進めて、新たな女を創り上げることにした。アルベドの設定と容姿は気に入っているから、データはアルベドのデータで進めるつもりだよ。そんな風に、自慢話をして、ナザリックを去ったんだ」
「わたしは、お役に立てたのですね、タブラ様の理想の嫁として」
「そうだな、アルベド。そして、ぶくぶく茶釜さんは、ナザリックに来ても、僕と会おうとはしなくなった」
「休みをとったりして、無理に会った時は、普通に話をして、舞台ができるようになったとか、嬉しそうに話していたけど、逃げるように帰っていって、僕は追いかけられなかった」
「モモンガ様」
「知らなかった、僕には、誰も教えてくれなかった。そして判ったことがあった」
「判ったことですか」
「あぁ、僕には、ぶくぶく茶釜さんを助ける力が無い」
りある世界とは、そんなに厳しいのですか、モモンガ様。至高の御方が、何もできないほどに、辛く厳しい世界が、りある。
「モモンガ様」
わたしも無力に、モモンガ様と、お呼びすることしかできなかった。
「病気が判った頃、メンバーが減ってた頃でもあって、僕は、アインズ・ウール・ゴウンを、このナザリックを維持することに精一杯だった」
「だから、ぶくぶく茶釜様は」
「ぶくぶく茶釜さんが、どうしたの」
この数日、ナザリックの記録について、再確認していました。あの日の前、至高の御方で、ナザリックに来られた方は、三カ月間の記録では、モモンガ様とぶくぶく茶釜のお二人だけでした。ぶくぶく茶釜様は、かなり金額やアイテムを、宝物殿に入れておられます。
「そうか、」
<アインズ・ウール・ゴウン>
ユグドラシル滅びると決まった半年前、何人かの仲間が、ナザリックに訪れて、別れを告げていかれた。無力な俺には、ユグドラシルをどうこうすることもできず、ただ終わりを待つだけの日々となった。
すでに課金する必要は無く、10年以上は耐えられるよと、源次郎さんや音改さんが言ってくれた、ナザリックの財政だけならば、潤沢ではあった。
それでも、イベントをこなし、課金して、ナザリックの維持管理だけでなく、アインズ・ウール・ゴウンをかつての十大ギルドとして、ユグドラシルに君臨させた。時々、襲ってくるプレイヤーを倒し、PVPで相手を倒して、ナザリックを支えてきた。意味が無いと、俺自身が、知っていたのに。
<守護者統括アルベド>
少し落ち着かれたように、
「モモンガ様。抱かれていると、モモンガ様の心音がするようです」
「え、アンデッドなのに」
「はい、モモンガ様は、アンデッドですが、ここに生きておられます。だからきっと、モモンガ様の命が生み出す鼓動が、わたしに聞こえるのです」
「命の鼓動か」
「はい、モモンガ様」
「アルベド、お前の鼓動を、聞かせてもらってもいいか」
「こ、これ以上は、お許しくださいませ、ツゥ」
身体が、わたしの淫魔の身体が、男を求めるように蠢きだしてくる。わたしは、身体に痛みを与えるように、口から血が滴り落ちる。
「どうした、アルベド」
「どうか、どうか」
必死で逃れたいのに、力が入らず、熱く滾るような淫らな身体に、魂まで縛られていく。
「アルベド、タブラさんには悪いが、お前は、わたしが欲しいと願った女だ。気高く、美しく、気品高い、孤高の美女。わたしにとって、タブラさんの創ったアルベドは、常に高嶺の花で、触れることすらできなかった」
「モモンガ様。そんなことは、」
わたしの言葉を、
「だけど、最期のあの日、一度だけ、一度だけ、アルベドをタブラさんから奪いたいって思ったんだ」
「あぁッぁ」
嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、
「だから、タブラさんでなく、俺を愛してくれ、アルベド」
「はい、モモンガ様」
その日から、
わたしの主人は、
清楚で気品あふれる、おしとやかな女性は、ひとつの理想ですが、タブラ・スマラグディナという方は、本質に淫らで卑猥な女というギャップが好みのようです。
清楚で気品あふれる、おしとやかな女性が、モモンガという方の好みであり、淫らで卑猥なという部分は、モモンガ的には苦手であったようです。結果として、見た目からのギャップが酷くなり、自分の傍らに侍る女性として、「ちなみにビッチである」から「モモンガを愛している」と書き換えてしまったようです。
多分、書籍版では、時間経過とともに、アルベドとアインズ様は、幾度か「一期:霊廟シーン」で起きたような、愛を育んで恋人になると良いなぁと考える作者です。しかしながら、タブラ・スマラグディナのギャップ設定は、アルベドの淫魔としての
女性にとって、保留機関が長くなればなるほどに、精神の均衡がとれなくなるということから、早めにアルベドをどうにかしないと、壊れた後だと大変なんじゃないかなと考えて、アルベドにはアインズ様に愛されてもらいました。