ぶくぶく茶釜が復活す   作:タイタンの掟

5 / 8
シャルティアは、好きなキャラクターなのですが、アインズ様のハーレム入りというのは、皆様的には、どうなのでしょうか?


原作:オーバーロード
タグ:R-15 残酷な描写 アンチ・ヘイト オリジナル展開,独自設定,キャラ崩壊?,短編集,ご都合主義



守護者最強シャルティア・ブラッドフォールン01 アインズ様への想い

「ぶくぶく茶釜。復活せよ」

 

 

 

 王座の間に積み上げられた、ユグドラシル金貨は5億枚。溶けるように流れ、シーツに包まれた、シーツに包まれたぶくぶく茶釜様の遺体に集まり、黄金の渦に巻き込まれていく。黄金色の渦は、徐々に集まるように、黄金の塊となって集まり、ピンク色の肉棒を形成していく。

 

<守護者最強シャルティア・ブラッドフォールン>

 

 復活された、至高の御方、ぶくぶく茶釜様は、精神支配を受けて、階層守護者を外された妾(わらは)を、護衛として傍に置いていただいた。ヴァンパイア・ブライド達と一緒に、“王の居室”周辺の警戒担当とされた。いわば、第六階層“王の居室”の領域守護者、という地位を妾(わらは)にくだされた。

 

 妾(わらは)が記憶している、至高の御方、愛しいアインズ様へ攻撃し、傷つけ、あまつさえ殺そうとした大罪、その罪をぶくぶく茶釜様が、預かられることで、妾(わらは)は生きていることを許されている。

 

 あの日、血の狂乱に心を奪われ、妾(わらは)が暴走して、妾(わらは)はアインズ様から与えられた任務を失敗してしまった。さらには、眷属を殺され、怒りのままに攻撃を行い、ありえない精神支配を受けた。清浄投擲槍で、相手を斃したものの、即死にもできず、生かして逃げられてしまい、精神支配の結果として、動くことすらできなくなった。

 

 変な白銀鎧から攻撃を受けて、反撃したが、妾(わらは)と互角に戦い、決着がつかなくて逃げた敵を追うこともできなかった。

 

 アインズ様から、攻撃を受けて、反撃をしてしまい、さらには、アインズ様を殺そうとしてしまった。妾(わらは)の主人であるアインズ様を、アインズ様と呼びながら、妾(わらは)には、何処か遠くの世界、画面越しに見ているような感じで、妾(わらは)は暴走していった。

 

 アインズ様の強大な力を受け、徐々に死の恐怖が、妾(わらは)を包んでいくのが判った。本物の死、生きとし生けるものだけでなく、アンデッドにすら死を与える、偉大なる死の王を前に、妾(わらは)は恐怖した。

 

 怯えて、恐くて、最期の妾(わらは)は、ただ恐くて、目の前の恐怖から逃れたくて、攻撃していたのではなく、怯えるただの雑魚でしかなかった。それなのに、そんな怯える雑魚でしかない、そんな妾(わらは)が確実に死を迎える攻撃を受ける時、至高の御方は躊躇っておられた。スポイトランスの攻撃は、恐らく、躊躇ったことで、届いてしまう、そんな妾(わらは)を止めたのは、ちびすけだ。ぶくぶく茶釜様の娘、アウラ・ベラ・フィオーラ、お節介焼きで、妾(わらは)と喧嘩をするけど、大切な姉のような存在。ちびすけが止めなければ、本当に「とりかえしのつかいことになった」かも知れず、ちびすけには感謝をしている。

 

 アインズ様に殺された、妾(わらは)は、アインズ様によって召喚されて、殺される前の妾(わらは)に憑いた。結果として、アインズ様の許に、妾(わらは)は還ることができた。ただ、妾(わらは)の記憶には、アインズ様を殺そうとしたことが残り、記憶が妾(わらは)責め苛む結果となり、だから、ぶくぶく茶釜様に訊いたのだ。

 

「何故、妾(わらは)を殺して、復活してはいけないのでしょうか」

 

「え、そうねぇ。今の貴女なら、アインズ君(悟君)の剣になれるからかな」

 

「アインズ様の剣、ですか」

 

「そうよ、記憶ってね、重要なのよ、シャルティア」

 

「記憶が、重要ですか」

 

「私は、復活したから、転移した世界での記憶が無いもの、記憶が無くなというのは、その記憶を持った、私は死んでいるというのと同じなの」

 

「そうなのですか」

 

「貴女、シャルティア・ブラッドフォールンの魂は、召喚されて、今のシャルティア・ブラッドフォールンの身体に宿っているのでしょ」

 

「はい」

 

「死んで、復活するということは、貴女達の今の記憶が失われる、それでも良いの」

 

「それは」

 

 アインズ様に愛された、その想いを、愛する思いが生まれた、すべての記憶が、喪われる、それだけは嫌。

 

「記憶が融合し、二人が一人になれば、貴女は本当の意味で、最強の守護者となれる。見たかったのよ、最強の守護者となった、シャルティア・ブラッドフォールンという貴女をね」

 

「なれるのでしょうか」

 

「あら、自信ないの」

 

「はい」

 

 妾(わらは)は、ぶくぶく茶釜様が徐々に回復される療養中、第六階層の闘技場で、ご自身の動きをアウラやマーレ相手に確認されていた。両腕?に盾を装備し、ピンク色の粘体が、アウラやマーレの攻撃を、悉く躱し受け止めておられた。ぶくぶく茶釜様の動きを細かく追うと、攻撃を受けることで、相手の動きを支配しているような、わざとぶくぶく茶釜様の思い通りに攻撃しているように見えた。

 

 日が経って、回復されると、アウラやマーレの攻撃は、ぶくぶく茶釜様の盾に阻まれ、まったく攻撃が当たらなくなった。2時間ほど、アウラとマーレの攻撃を受けた後、アウラとマーレに休憩を入れて、妾(わらは)に向かって言われた。

 

「そろそろ、やってみる、シャルティア」

 

「え。」

 

「貴女が、ワールドアイテムとは言っても、ただの老婆からの呪を受けた理由、知りたくは無い」

 

 確かに、ただの老婆だった、ワールドアイテムだから仕方ないと思ったが、避けられたのか。

 

「知りたいです」

 

「なら、来なさい、シャルティア・ブラッドフォールン」

 

「ならば、行きますッ」

 

 武装を調え、一気に詰めるように、ぶくぶく茶釜様に突撃する。攻撃が当たる瞬間、妾(わらは)は、天地を返されるように、地面に背中から叩きつけられ、そのまま腕を取られて固められてしまった。

 

「見えた、自分がされたこと」

 

「いえ、まったく」

 

 本当に何が起きた。疑問だけが、妾(わらは)の中を駆け巡り、渦巻いていく。

 

「じゃぁ、もう一度ね」

 

 再び、今度はテレポーテーションを使い、体を捌き、ぶくぶく茶釜様の周囲を駆け巡り、飛び込んでいったけれど、結果は同じになった。

 

「私が居たら、私が貴女を、抑えていたわね、シャルティア」

 

「は、はい。至高の御方が持つ力、そのすごさを教えていただきました」

 

 そうだ、妾(わらは)は守護者最強なのであって、至高の御方は、遥か高みにおられる。残念で、哀しい想いが、妾(わらは)の中に溢れていた。

 

「あら、私に至高の力があるから、貴女に勝てたんじゃないわよ」

 

「え」

 

「貴女の動きは、素直だから、動きが予測できる。どんなに素早く動いても、予測できる動きなら、対応できるでしょ」

 

 アウラとマーレを相手に、動きを読み切っていて、妾(わらは)の動きすらも読み切っていた。

 

「貴方達の力は、与えられた力でしかない、戦いというのは与えられた力だけでは、勝ち抜くことはできない。武人建御雷さんの言葉よ。

 ほぼ全員が同じレベルであり、レベルで相手に勝てることが無ければ、自分の力を使いこなし、相手の動きをも把握して初めて、相手を超えることができ、相手を倒すことができる。

 ワールドチャンピオンとして、最強の称号を持つ、タッチ・ミーさんの言葉」

 

「妾(わらは)にもできるのでしょうか」

 

「大丈夫、私の姪っ子なんだから」

 

「はい。もう一度、お願いできますか」

 

「いいわよ」

 

 そこに、至高の御方、アインズ様の声が響いた。

 

「そこまでだ、シャルティア。ぶくぶく茶釜さん、ダメですよ、無理をしちゃ」

 

「え、もう一度くらい」

 

「ダメです。最後のところで、少し動きが鈍りましたよね、だからシャルティアの捕捉が、少し甘くなった」

 

 少し甘くなっていた、あれで鈍っているの、妾(わらは)には、何をされたかすら、漠然としてしか理解できていないのに。

 

「え、修正して対応した、よ」

 

「だから、もう駄目ですよ、次は怪我します」

 

 アインズ様は、ぶくぶく茶釜様の身体を抱え上げると、キスを交わした。あぁ、いいなぁ。

 

「アルベドから、許可は貰ったの、アインズ君(悟君)」

 

 アインズ様の後ろから、満ち足りた女の顔をした、大口ゴリラが現れた。ギリギリと、愛しい方への想いが、激情になってしまいそうだ。

 

「どうか、ぶくぶく茶釜様、アインズ様(モモンガ様)を、そろそろお許しくださいませ」

 

「アルベド。幸せかな」

 

「はい。お裾分けします、ぶくぶく茶釜様」

 

「お裾分けかぁ、なら、アインズ君(悟君)、スパが好いな」

 

「わかった」

 

 アインズ様とぶくぶく茶釜様は、第九階層にある、スパリゾートへと転移で移動された。

 

「羨ましい」

 

「は、ビッチには、似合わないわよ」

 

「大口ゴリラ、ちょっと愛されたからって、調子にのってんじゃないよ」

 

「あらあら、オマケ風情が、吼えるじゃない」

 

 オマケ、オマケ、そりゃ、確かに妾(わらは)は、ぶくぶく茶釜様と一緒に愛されたけど、本当にアインズ様は優しく、逞しく、激しく、あぁ、アインズ様。それをッ。

 

「このぉッ」

 

「やめな、シャルティアっ。それから、アルベド、幸せ気分は良いけど、あんまりシャルティアを弄らないでよね」

 

 アウラの声音が低くなる。今の妾(わらは)は、一人でアインズ様に会うことが、許されていない。誰かと一緒でなければならない。そんな妾(わらは)を、アウラは気遣ってくれる。

 

「アウラ、マーレ。ごめんなさい。調子に乗ったのは、わたしのようね、シャルティア」

 

「なによ」

 

「少しづつだけど、色が戻っているわよ、貴女の精神支配は解けかかっているわ」

 

 世界を変える力すら持つという、ワールドアイテムすら、跳ねのけることができるッ。

 

「ほ、ほんとに」

 

「嘘じゃないわ、精進なさい」

 

 アルベドは、言うだけ言って、去っていった。

 

 嬉しいよぉ、本当に、本当に、シャルティア・ブラッドフォールンとして、アインズ様に仕えることができる。この思いのすべてをかけて、至高なる御方に、愛しい御方に、妾(わらは)の総べてを捧げられる。

 

 




シャルティア・ブラッドフォールン
 筆者としては、アルベドが好みですが、素直で、純粋に武を極める女戦士というのが、シャルティア・ブラッドフォールンの魅力であろうと思います。戦闘シーンは苦手なので、書くのは難しいですが、ちょっとづつ頑張ってみます。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。