ようこそホワイトルームが無くなった世界へ 作:好きjaなくないない無い
「Aクラス、集合!!」
真島先生の掛け声により坂柳を除くAクラス39名が集合した。
「全員いるな。今日で無人島試験は終了だ。まずはお疲れ様と言っておこう。これから2時間後に全クラスで合流する。それまではこの周辺の片付けを行なってくれ。」
真島先生の言葉に従いそれぞれの生徒が片付けを始めた。
「葛城。」
「はい。」
「お前はこれを記入してくれ。」
そう言って渡されたのは他クラスリーダーを記入するプリントだった。
「分かりました。」
プリントとペンをもらった葛城はスラスラと書いていく。
他クラスリーダー指名
Bクラス なし
Cクラス 龍園翔
Dクラス 綾小路清隆
Bクラスとはこの試験中接点がないため誰がリーダーなのか分からない。一之瀬である可能性が高いが、我々Aクラスのようにクラスの中心人物を囮にするかもしれない。
Aクラスのリーダーは戸塚弥彦だ。
流石に予想がつかないだろう。彼らも慎重に行動していたし今のところ見られたという報告は受けていない。どのクラスも一か八かでリーダーの名前を書くこともないだろう。つまり、我々のクラスはリーダーを当てられることはないだろう。CクラスとDクラスのリーダーに関しては情報がある。まず、Dクラスは例の契約によりリーダーのキーカードを見せなくてはならなかった。この時にDクラスのリーダーは綾小路だと判明。Dクラスは今回1ポイントも獲得できないが、これからの学校生活で綾小路は月120万ポイントもゲットできる。試験一つでこの結果は上々だろう。次にCクラスはクラスメイトである町田がスポット占有に回るCクラスのペアを確認した。そしてどのペアの時でも片方は龍園だったそうだ。
「Bクラスは相変わらずガードが硬かったな。」
「でも葛城さん、この試験では合計400ポイントほどの成果をあげることができました。これで坂柳派の者達に葛城さんの凄さが伝わりますね。」
「そうだな。」
葛城は呟いた。今回の試験では周りを圧倒するような結果になっているだろうと。そしてその波動は少なからず坂柳に届くということも。Aクラスの二大巨頭なんて呼ばれてはいるが実際にはAクラスのリーダー争いをしているだけに過ぎない。坂柳派は攻撃思想を持っているが、この試験で他クラスとクラスポイントで差をひらけばその気持ちも弱まると期待している。
この時の葛城はAクラスのリーダーの実権を握ったと確信していた。
Aクラス
残Sポイント 270
獲得ボーナスポイント 100
他クラスリーダー指名
Bクラス なし
Cクラス 龍園翔
Dクラス 綾小路清隆
葛城くんですが、『葛木』と書いていました。できる限り修正したのですが、見つけ次第報告してくれるとありがたいです。